医学講座
第28回日本眼瞼義眼床手術学会(沼津)①
第28回日本眼瞼義眼床手術学会に参加するため、
昨日、沼津に来ました。
沼津ははじめてです。
羽田まで飛行機できて、
JRの在来線(快速)で来ました。
新幹線という手もありましたが、
時間があったので在来線にしました。
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Suicaで乗ってきたのですが、
沼津駅で降りると、
なんと、
Suicaでは改札を通過できませんでした。
有人窓口に行って、
駅員さんに処理をしてもらいました。
そういえば、
熱海で快速を降りて乗り換えました。
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沼津駅の改札機には、
見慣れたSuicaのマークではなく、
見慣れないTOICAのマークがついてました。
そうだ、
JR東海だったんだ!
…とはじめて気づきました。
北海道から来た田舎者には、
JR東日本とJR東海の境がわかりませんでした。
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駅員さんにSuicaの処理をしていただき、
無事に沼津駅で降りました。
学会会場は沼津コンベンションセンター
新しい立派な施設です。
学会長は柏木広哉先生(県立静岡がんセンター眼科)
眼科と形成外科が毎年交替で会長をしています。
今年は眼科の柏木先生が会長です。
形成外科だけでは見ることがない、
たくさんの疾患を勉強しました。
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午前中は眼瞼悪性腫瘍や、
手術後の再建について勉強をしました。
北大形成外科の時にも、
眼瞼の脂腺癌を治療しました。
開業してからは、
眼瞼の癌を見ることはまれです。
眼瞼下垂症手術はたくさんしていますが、
悪性腫瘍ができた患者さんはいません。
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まぶたにできた癌を見落としたら大変です。
今日の学会では、
まぶたにできる悪性腫瘍をたくさん見ました。
小さなできものでも、
もしガンだったら大変です。
見落とすと、
患者さんの命にかかわります。
ちょっと診ただけだと、
癌を見落とす可能性もあります。
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学会に参加して勉強するのは、
自分の知識を常に最新のものに、
バージョンパップするためです。
特にこの学会は、
半分以上は眼科の先生です。
がんセンターや、
大学病院で、
最先端の治療をしている先生たちです。
活発な討論が自由にできます。
偉い先生と友だちになることもできます。
眼瞼の手術が好きな先生が集まっています。
とても勉強になりました。
続きは明日書きます。