昔の記憶
三谷正信先生ご逝去
私の札幌医大の同級生、
三谷正信先生が、
2017年10月11日にお亡くなりになりました。
64歳でした。
とても残念で悲しいです。
嫌な思い出が多い札幌医大形成外科講師の4年間で、
三谷先生との思い出は楽しいものばかりです。
私にAppleを教えてくれたのも、
iPhoneを教えてくれたのも三谷正信先生でした。
■ ■
三谷先生は内科医です。
専門は超音波機器診断です。
エコーという痛くない診断機器です。
今でこそエコーと言ってもふつうにわかる時代になりました。
私たちが学生の頃は、
白黒画像で、
昔のテレビ画面のように、
とても不鮮明な画像でした。
■ ■
ここに胆石が写っていますといわれても、
どれが胆石なのかなぁ~?という時代でした。
札幌医大は田舎の公立大学でしたが、
超音波機器のスペシャリストがいました。
私たちが学生だった頃は、
がん研内科と呼ばれた、
第4内科の福田守道先生です。
福田守道先生は超音波機器診断の先駆者です。
■ ■
三谷先生は、
福田先生がいらした札幌医大第四内科に入局され、
その後、札幌医大機器診断部講師に昇進されました。
私が札幌医大に在籍していた頃には、
保健医療学部助教授でした。
私は三谷先生から、
最先端の超音波機器のことを教えてもらいました。
形成外科領域で臨床応用もして英文論文も書きました。
■ ■
三谷先生のもう一つの顔が、
コンピューターです。
先生の研究室には、
大画面のモニターがいくつもあり、
私が使えこなせないようパソコンがたくさんありました。
三谷先生はカナダの研究者と共同研究をして、
有用なアプリを開発しました。
医学用の画像アプリなどたくさんのソフトがあります。
■ ■
下の写真は札幌医科大学HPから引用したものです。
札幌のアップルストアで、
学生が発表するのを指導している三谷正信先生です。
e-learningいーらーにんぐという言葉を教えてくれたのも、
三谷正信先生でした。
ほんとうに惜しい先生を亡くしました。
心からご冥福をお祈りしています。
三谷先生ありがとうございました。
■ ■
札幌医科大学写真ニュースです
札幌アップルストアにて、保健医療学部の学生がiPhoneアプリを活用したモバイルeラーニングの活用事例を学生自ら報告しました
平成22年4月11日(日)午後2時より、札幌アップルストアにて札幌医科大学を中心に行われているiPhoneアプリ「Handbook」を利用したモバイルeラーニングの活動を札幌医科大学保健医療学部看護学科 基礎・臨床医学講座准教授の三谷正信先生の司会により、本学保健医療学部の学生と千歳科学技術大学の学生たちがみずからコンテンツを作成し、活用している事例を、学生自身がご報告しました。
当日は、活気あふれる店内で、活発な質問のやりとりがありました。
経営企画課広報
発行日:2010年04月12日