医学講座

新生銀行ATM手数料110円

 今日は2021年1月28日(木)です。
 札幌美容形成外科は休診日です。
 新生銀行ATM手数料108円
 2018年に改定された、
 新生銀行のATM手数料が、
 2021年1月25日(月)から変わりました。
      ■         ■
 新生銀行に月平均で100万円以上の残高がある人は、
・セブン銀行ATM
・イーネットATM
・ローソン銀行ATM
・イオン銀行ATM
・PatSat(パッとサッと)
・VIEW ALTTE(ビューアルッテ)
 …のATMは2021年1月25日以降も引き続き出金手数料が無料です。

      ■         ■
・ゆうちょ銀行ATM(ファミリーマートに設置のATMも含む)
・全都市銀行ATM
・三菱UFJ信託銀行ATM
・三井住友信託銀行ATM
・商工中金ATM
…の提携ATMは、
 100万円以上の残高があっても、
 2021年1月25日より1回110円(税込)の出金手数料がかかります。

      ■         ■
 残念なことですが、
 各金融機関の経営が厳しいのだと思います。
 銀行によっては、
 口座維持手数料がかかるところもあります。
 今まで無料で使わせていただき、
 ありがとうございました。
 これからはセブン銀行やイオン銀行を使います。
 新生パワーダイレクトでの他行宛振込は月1回無料
 (新生ステップアッププログラムのステージによっては月5回または月10回)

 …はまだ続いています。
      ■         ■
 預金残高が少ない人でも、
 ネットからは月一回の振込手数料が無料です。
 スマホからも振込ができます。
 ちょっと面倒ですが、
 新生銀行から、
 今のところATM手数料が無料の、
 ゆうちょ銀行などの自分の口座に振込み、
 そこからおろすと無料です。

“新生銀行ATM手数料110円”へのコメントを見る

医学講座

コロナ禍_やけどにも注意

 今日は2021年1月27日(水)です。
 今朝の北海道新聞に、
 先日の第27回日本熱傷学会北海道地方会を取り上げていただきました。
 さすが北海道新聞社です。
 やけどについて道民に注意喚起をしていただき、
 感謝しています。
      ■         ■
 コロナ禍やけどにも注意
 札医大・山下講師が学会報告
 感染対策手術に支障
 危険性高い冬予防を
 新型コロナウイルスの感染拡大で、集中治療や何度も手術が必要な重症の熱傷(やけど)患者の治療が難しくなっている実態が23日、第27回日本熱傷学会北海道地方会(オンライン開催)で報告された。専門医は「冬はやけどをする危険性が高い季節。やけどをしないよう注意していただきたい」と道民に呼びがける。
 ミニシンポジウム「コロナ禍の熱傷患者への対応」で、合わせて4人の救急医と形成外科医が発表した。
 その1人、札医大形成外科の山下建講師=写真=は、コロナ感染者が熱傷で入院した場合に想定される処置や手術の対策を検討し、「本来ならば救命できる患者さんも助からなくなる可能性がある」と指摘した。
 発表によると、重症熱傷は早期に手術しないと命の危険がある。だがコロナ感染者の手術は病状が悪くなる可能性が高いという指摘もあり早期に組めない状況にある。壊死組織除去や植皮など複数回の手術が計画通りできないと救命が困難になることも考えられる。
 また、熱傷手術は通常、患者の体温低下を防ぐため30度近い高温の手術室で、広範囲の傷に対応するため大人数がつ短時間で終わらせる必要がある。だがコロナ感染者の場合、従来の感染対策に加えてコロナ感染防止のため、N95マスクやゴーグルなど個人防護具のフル着用をはじめより多くの対策が必要。そのためスタッフは体力を著しく消耗し、さらに壊死組織除去に使う水圧式ナイフで大量発生する飛沫による感染のリスクなども背負うという。
 一方、札医大病院高度救命救急センターが受け入れた重症熱傷患者は、2020年15人。19年の18人を下回った。コロナ感染患者への対応でコロナ以外の患者の受け入れを制限せざるを得ない状況が続いている。
 山下講師は「これまで当院に入院した熱傷患者でコロナ感染者はいないが今後は十分に考えられる。熱傷は予防できる疾患だ。医療者側の対策とともに、やけどする危険性を市民に啓発し熱傷予防に努めてもらうことも大切」と訴えた。
 (編集委員 岩本進)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 北海道新聞に書いてあるように、
 重症熱傷の治療は大変です。
 重労働です。
 コロナ対策のN95マスクは、
 正直なところ息苦しいです。
 N95マスクをつけて熱傷処置や手術は、
 若くて元気な先生や看護師さんでも苦しいです。
      ■         ■
 学会では、
 座長の奈良理先生(手稲渓仁会病院救急救命センター)から、
 N95マスク以外で、
 酸素を吸いやすい高機能マスクがあるので、
 コロナ予算で購入してもらうといいのでは?
 …というアドバイスをいただきました。
 奈良先生も札医大病院高度救命救急センターで活躍されていた、
 救急医療の大ベテランです。
      ■         ■
 実際にPCR陽性の熱傷患者さんのことが、
 他の病院の先生から報告されました。
 PCR陽性で重症熱傷になると、
 処置をするのはレッドゾーンの中です。
 治療にあったった先生や看護師さんは、
 通常の何倍も大変だったようです。
 やけどは予防できます。
 やけどをしないように気をつけましょう。
 記事を書いてくださった、
 北海道新聞社の岩本進編集委員に感謝いたします。

“コロナ禍_やけどにも注意”へのコメントを見る

医学講座

全日空、国際線の運航規模を半減

 今日は2021年1月26日(火)です。
 北海道新聞朝刊の記事です。
 全日空、国際線の運航規模を半減 21年夏ダイヤ、16路線縮小
 全日本空輸が国際線の2021年夏ダイヤ(3月下旬~10月下旬)で、運航規模を20年の当初計画に比べ半減させる方針を固めたことが25日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大による需要激減を受け、成田―サンフランシスコや羽田―モスクワなど16路線を運休や開設延期とする。ほかに3路線で運航便数を減らす。
 実際の運航便数は需要に応じて頻繁に調整しているが、昨年まで拡大してきた全日空の国際線が縮小に向かうことになる。
 サンフランシスコ行きは成田発着を運休し、羽田発着に集約。20年に開設予定だった羽田空港とモスクワやストックホルムなどを結ぶ路線は引き続き延期する。運休などの16路線や減便する3路線以外でも、需要動向を見ながら運休や減便を進める。
 使用機材も小型機への置き換えで対応し、運航便の座席数と飛行距離を掛けた数値で旅客輸送力の規模を示す「有効座席キロ」が、20年の当初計画から半減する。
 全日空は25日、国際線の当面の運航予定として、4月18日までの便数調整を発表。当初計画に比べ80%以上の便数を減らすとしている。

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 ANAの国内線も便数が減っています。
 下は明日(2021年1月27日水曜日)の、
 札幌→東京の便です。
 11:30-13:10のANA58便の後は、
 12:30 62便→欠航
 13:30 64便→欠航
 14:30-16:10のANA66便まで、
 3時間も便がありません。
 夕方から夜にかけての便も欠航が目立ちます。
      ■         ■
 ANAファンの私は、
 航空業界を心配しています
 昨日の感染者数は少し減ったようですが、
 まだまだ油断はできません。
 ANAやJALなどの、
 航空業界を心配しています。
 国に支援をお願いしたいです。

“全日空、国際線の運航規模を半減”へのコメントを見る

医学講座

非難経路と防火扉

 今日は2021年1月25日(月)です。
 昨日の院長日記、
 第27回日本熱傷学会北海道地方会でご紹介した発表で、
 私が一番ためになったのが、
 札幌市西区で発生した共同住宅火災における傷病者対応について
 ○伊藤幹1,佐藤和明2
 札幌市消防局警防部救急課1,札幌市西消防署警防課八軒出張所2

 この発表です。
      ■         ■
 日本熱傷学会北海道地方会には、
 毎年たくさんの消防関係者がいらしてくださいます。
 熱傷を治す立場の医師や看護師の他、
 火災現場から傷病者を救出し、
 病院へ搬送してくださる、
 消防隊員や救急隊員のご発表が、
 とても参考になります。
      ■         ■
 札幌市には優秀な消防局があります。
 札幌市の札幌市消防学校もあります。
 札幌市以外の北海道内の消防隊員は、
 江別市にある、 
 北海道消防学校で訓練を受けます。
 北海道消防学校と、
 札幌市消防局からは、
 日本熱傷学会北海道地方会の運営委員会にも出席していただいています。
      ■         ■
 熱傷を受傷した患者さんを治すのが私たちの役割ですが、
 消防の方たちは、
 熱傷を受傷しないように、
 火災を起こさないようという、
 予防にも力を入れています。
 そのために消防の検査があり、
 防火訓練があります。
      ■         ■
 共同住宅火災には、
 札幌市内各地から、
 消防車、
 救急車がかけつけて、
 救出作業をして、
 消火活動もしてくださいました。
 混乱した現場で適切に救助活動を行うのは、
 助ける側も命がけです。
      ■         ■
 この火災現場では、
 窓からたくさんの人が助けを求めていました。
 市内各地から集まった消防部隊が、
 命がけで救出活動をしてくださいました。
 助けを求める住人の救出と、
 火勢の制圧を同時に行う必要があります。
 窓から助けを求めた人たちは救出されました。
      ■         ■
 火災現場で役立つのが防火扉です。
 (随時閉鎖式防火戸)
 消防のご発表を聞くたびに、
 日頃から非難経路を確認して、
 防火戸の前に物を置かないことの大切さを痛感します。
 炎や煙が入ってくるのを防ぐのが、
 金属でできた重い扉の防火戸です。
 明日はわが身と思って避難経路を確認しましょう。

“非難経路と防火扉”へのコメントを見る

医学講座

第27回日本熱傷学会北海道地方会

 今日は2021年1月24日(日)です。
 昨日(2021年1月23日土曜日)、
 zoomによるWeb開催で、
 第第27回日本熱傷学会北海道地方会が開催されました。
 日本熱傷学会北海道地方会としては、
 はじめてのオンライン開催です。
 札幌医大形成外科の山下建先生がご尽力くださいました。
      ■         ■
 zoomによる開催でしたが、
 実によく見えました。
 音声もよく聞こえました。
 札幌医大形成外科の先生たちは、
 zoomに慣れていらっしゃると感じました。
 内容が充実した地方会でした。
      ■         ■
 私が感じたのは、
 救急医療がコロナ患者さんへの対応で、
 ほんとうに大変なことになっているということです。
 声を大きくして言いたいのは、
 今は大やけどをしないでください
 救命できる命も、
 救命できなくなる可能性があります。
      ■         ■
 地方会プログラムです。
 第27回日本熱傷学会北海道地方会
日時:2021年1月23日(土)13:00~15:20
会場:ZoomによるWeb開催
会長:札幌医科大学形成外科教授 四ッ柳高敏
I(13:06~13:46)座長 村尾尚規(斗南病院形成外科)
1.薬剤徐放性を有す名人工真皮(ペルナックプラス®とbFGF(フィブラスト®スプレー)を併用した熱傷創治療の経験
○宮林亜沙子,四ッ柳高敏,原田二郎,北田文華,北愛里紗,濱本有祐(札幌医科大学形成外科)
2.当院における重症熱傷患者の予後予測因子の検討:
○高橋正樹,吉田知由,方波見謙一,和田剛志,前川邦彦,早川峰司(北海道大学病院救急科)
3.一般病棟に入院する熱傷患者の退院支援,退院調整における課題
○阿部晴日,菊池和美(札幌医科大学附属病院北9階病棟)
4.札幌市西区で発生した共同住宅火災における傷病者対応について
○伊藤幹1,佐藤和明2(札幌市消防局警防部救急課1,札幌市西消防署警防課八軒出張所2)
II(13:48~14:28)座長 濱本有祐(札幌医科大学形成外科)
5.同時に受傷した雷撃症の2例
○曽根良子,木村 中,本田 進,崔 悠意(函館中央病院形成外科)
6.下顎骨再建後の上半身熱傷の治療経験
○石川耕資,伊藤梨里,草島英梨香,三浦隆洋,北條正洋,星野善允,石井 陸,佐々木雄輝,竹田朋弘,山本有平(北海道大学大学院医学研究院形成外科学教室)
7.遊離広背筋弁による再建を要した頭部Ⅲ度熱傷の1例
○竹田朋弘,石川耕資,林利彦,前田拓,伊藤梨里,北條正洋,石井 陸,佐々木雄輝,山本有平(北海道大学大学院医学研究院形成外科学教室)
8.手指熱傷後の指切断と瘢痕拘縮に対し,手掌に及ぶ指間形成を行った1例
○丹代 功,堀越久子,田中あかね(旭川赤十字病院形成外科)
ミニシンポジウム(14:40~15:20)司会 奈良 理(手稲渓仁会病院救急救命センター)
「コロナ禍における熱傷患者への対応」
1.新型コロナウイルス感染症が流行した2020年とそれ以前に当院に搬送された熱傷患者数の変化
○前川邦彦,早川峰司 (北海道大学病院救急科)
2.重症新型コロナウイルス感染症の診療体制と感染対策および熱傷受け入れへの影響
○井上弘行,沢本圭悟,文屋尚史,葛西毅彦,片山洋一,柿崎隆一郎,成松英智
(札幌医科大学附属病院 高度救命救急センター)
○山下 建,四ッ柳高敏,上遠野なほ,大沼眞廣,権田綾子,加藤慎二
(札幌医科大学形成外科)
3.コロナ禍における市立札幌病院での熱傷治療の現状
○堀内勝己1,石井 陸1,川嶋邦裕1,吉田哲憲1,櫻井圭祐2,堤嶋久子2
(市立札幌病院形成外科1,市立札幌病院救命救急センター2)

“第27回日本熱傷学会北海道地方会”へのコメントを見る

医学講座

心配な航空業界

 今日は2021年1月23日(土)です。
 今朝の札幌は雪です。
 道路に積もっていました。
 新型コロナの死者数が増えています。
 私はワクチンに期待しています
 ワクチンが普及して、
 免疫ができれば収束すると思います。
      ■         ■
 国会で感染症の法律について論議されています。
 新型コロナによる死者数が増えています。
 自殺者も出ました。
 とても残念なことです。
 飲食店の営業時間が短縮されています。
 みんな困っています。
 一日も早く収束してほしいです。
      ■         ■
 私が心配しているのが、
 航空業界です。
 ANAの苦境2020
 2020年10月には、
 2021年3月期の赤字が5100億円と予測されていました。
 ANAファンの私としては
 …もっと赤字が増えているのでは?
 …と心配しています。
      ■         ■
 航空業界はなくてはならない業種です。
 安全運航には、
 お金も時間もかかります。
 コロナ禍でANAの便数が減っています。
 飛行機を安全に飛ばすためには、
 点検や整備の費用もかかります。
 国として航空業界を守っていただきたいです。

“心配な航空業界”へのコメントを見る

医学講座

新聞配達員さんに伝えたかったこと

 今日は2021年1月22日(金)です。
 新型コロナの感染者数が増えて、
 重症者数も増えています。
 楽観的に見る人もいるようですが、
 私はICUに入院している重症者を思うと、
 とても楽観できないと考えています。
 あまりいいニュースがありません。
      ■         ■
 今日も北海道新聞朝刊のいずみに、
 とてもさわやかな投稿がありました。
 新聞配達員さんに伝えたかったこと
 大みそか、たらふく食べて飲んで、遅めの元日の朝を迎えてぶ厚い新聞の束を取りに行く。今年はいつもの元旦より気持ちが少し軽い。
 実は昨年「新聞配達に関するエッセーコンテスト」に応募して、その中で宣言したのです。毎年、私が布団の中で眠りこけている夜明けに、ある時はいてつく闇を、降り積もった雪をこいで、この重い新聞を届けてくれるる配達員さんに感謝の言葉を伝ええます、と。
 勇気を出して厚紙にマジックで「新聞、ありがとうございます。良い正月をお迎えください」と書いて、そこにどら焼きを1個を立てかけました。
 翌々日の3日に配達された新聞にきれいなポストカードが添えてありました。そこには氷点下9度の中、心が温まったことなど優しい言葉が連なり「裏面は庭に咲いた花たちです」と結ばれていました。
 私のほうこそ心が温まります。このホンワカした気持ちをどうしましょう。わが家の玄関ドアの前には椅子が1脚おいてあり、そこは飾りスペースとして使っています。さっそく写真たてにポストカードの押し花をいれて飾りました。
 玄関フードの周りは白一色の雪景色ですが、この小さな花々は春が来ることの約束のようです。エッセーコンテストは言うまでもなく選に漏れれましたが、貴重ななきっかけをくれました。氷点下9度、どら焼きは凍っていなかったかなあ。
尾坂恵美子おざかえみこ(63歳・パート)=渡島管内木古内町

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 私が審査員だったら、
 新聞配達に関するエッセーコンテストに入賞です。
 とてもいいお話しです。
 道南の木古内町で氷点下9度は驚きでした。
 私が住んでいた大夕張は
 氷点下20度、
 帯広も氷点下20度以上で、
 -8℃とかだと、
 今日はまだあたたかいと思った記憶があります。
 新聞配達員さんに感謝して、
 毎朝北海道新聞を読んでいます。
 ありがとうございました。

“新聞配達員さんに伝えたかったこと”へのコメントを見る

医学講座

ワクチン接種の費用一回2070円

 今日は2021年1月21日(木)です。
 新型コロナの感染者数が増えています。
 私はワクチンに期待しています
 感染症の歴史を見ると、
 見えない敵の細菌やウイルスに勝ったのは、
 人間の免疫めんえきのおかげです。
      ■         ■
 抗原と抗体
 銀杏によるかぶれ
 私はとても幸運なことに、
 免疫学が得意です。
 理由は札幌医大の学生だった時に、
 菊地浩吉先生という、
 免疫学の大家から、
 直接、講義を受けたからです。
 菊地先生は当時、札幌医大第一病理の教授で、
 のちに札幌医大学長に就任された先生です
      ■         ■
 私が学生だった頃、
 菊地先生が医科免疫学という本を出版されました。
 表紙が赤だったので、
 赤本あかほんと呼ばれました。
 この本が、
 医学書としてはベストセラーになりました。
 菊地先生の講義はおもしろく、
 居眠りをする学生もいませんでした
      ■         ■
 私は新型コロナのワクチンができたら、
 必ず接種してもらいます。
 実験台になってもいいです。
 知らなかったのが、
 ワクチン接種の費用です。
 ネットで調べてみると、
 厚生労働省から通達が出ていました。
      ■         ■
                    事務連絡
                    令和2年12月17日
 公益社団法人日本医師会 御中
                    厚生労働省健康局健康課予防接種室

新型コロナウイルスワクチンの接種費用について

 標記について、下記の考え方により第3 次補正予算案における積算を行っております。なお、都道府県及び市町村に対しては、別添の資料で考え方を伝達するとともに、追って、交付要綱等を発出する予定です。

 新型コロナワクチンの接種については、厚生労働大臣の指示に基づき国の負担により実施することを踏まえ、接種委託費用についても、全国統一の単価とし、接種1回目、接種2回目とも共通の2,070 円とする。(ワクチン代については、国が確保供給するため接種費用に含めない。)
 6歳未満の小児に接種が行われる場合には、660 円を加算するものとする。

      ■         ■
 正直に言って、
 一回2070円でワクチンを接種してくれる医療機関が、
 何軒あるだろうか?
 ちょっと心配になりました。
 2070円には、
 診療録を作成する費用も、
 人件費も、
 予約などにかかる費用も含まれています。
 赤字覚悟の、
 公的医療機関でないと無理だと、
 一人の開業医として思います。

“ワクチン接種の費用一回2070円”へのコメントを見る

医学講座

ワクチン一般接種、5月を想定

 今日は2021年1月20日(水)です。
 昨日のYahoo!ニュースにワクチンのことが出ていました。
 共同通信のニュースです
 ワクチン一般接種、5月を想定 医療・高齢者の終了後
 政府が新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、医療従事者や高齢者、基礎疾患がある人への優先接種に続く一般の人への接種開始を5月ごろと想定していることが分かった。政府関係者が19日、明らかにした。河野太郎行政改革担当相は厚生労働省から聞き取りを開始し、政府が掲げる2月下旬までの接種開始へ作業を加速させた。
 政府は2月下旬から同意を得た医療従事者約1万人に接種して安全性を確認し、3月中旬にはコロナの診療などに当たる医師や看護師らに接種。重症化のリスクが高い65歳以上や基礎疾患のある人には4月末をめどに終えたい考えだ。

【ワクチン工程表】12月発表の優先順位と接種時期
(以上、Yahoo!ニュース、共同通信より引用)

      ■         ■
 今朝の北海道新聞にも載っていました。
 ワクチンを3週間の間に2回接種します。
 私はワクチンを打ってもらいます。
 副作用のことが報道されていますが、
 どんな薬にも副作用があります
 ワクチンが普及して、
 コロナ禍が収束することを祈ります。

“ワクチン一般接種、5月を想定”へのコメントを見る

医学講座

ススキノ取引業者ピンチ

 今日は2021年1月19日(火)です。
 札幌は雪です。
 朝はかなり降っていました。
 山形も吹雪だそうです。
 世の中も吹雪です。
 新型コロナにやられています。
 2021年4月の第65回日本形成外科学会は、
 ハイブリッド開催になりました。
      ■         ■
 2021年1月19日、北海道新聞朝刊の記事です。
 ススキノ取引業者ピンチ 水産卸や酒屋は支援金対象外 「裾野産業にも広げて」
 新型コロナウイルス感染対策の長期化を受け、札幌・ススキノ地区の飲食店の経営が厳しさを増す中、水産卸業者や酒屋などの取引業者も苦境に立たされている。道は昨年11月からススキノ地区に営業時間短縮を求めてきたが、要請に応じた場合に支給される支援金の対象は飲食店のみ。人件費や配送コストなどを削減し、何とか営業している関連業種も多く、「飲食店の後ろにいる取引業者にも支援の手を差し伸べてほしい」と訴えている。
ボーナス2万円
 「冬のボーナスはたったの2万円。この先、家族を養えるのだろうか」。札幌市西区の水産卸会社で働く小林裕範さん(24)は、不安そうに話した。会社は飲食店に刺し身用のマグロやエビなどを販売しており、ススキノの居酒屋などが取引の7割を占めてきた。
 ところが昨春のコロナ禍以降、ススキノ地区の飲食店は客足が大きく減り、注文は7、8割減少。残業が減って手当がなくなり、小林さんの昨年の年収は前年より3割近く減った。「すぐに景気が回復するとは思えない。夫婦の間で、子どもをつくろうという話題は出なくなった」と嘆く。
 道は新型コロナ対策の集中対策期間を2月15日まで1カ月延長し、今月16日からはススキノの全ての飲食店に午後10時までの営業時間短縮を要請した。飲食店には1日最大2万円が支給されるが、取引業者に支援金は出ない。
注文量3分の1
 札幌市内約2500店舗と取引する酒卸販売「リカーズかめはた」(札幌市豊平区)は、ススキノ地区の飲食店約500店に酒類を販売してきたが、道の時短要請が出た昨年11月以降、注文量は前年の3分の1に激減。昨年の売上額も前年の半分に落ち込んだ。
 ただ急な注文に応じるため、約4万種類の酒の在庫は維持せざるを得ない。配送車のルートを集約して燃料代を削減するなどの努力を続けるが、経営は厳しさを増す。営業部長の国安信清さん(64)は「取引先の居酒屋で廃業した店もある。自分たちもいつまで我慢できるか」と危機感を強める。
 飲食店などで使われる貸しおしぼりの道内大手すずらん商事(同白石区)は昨年12月、例年の師走なら無休で稼働させるおしぼり製造工場を2日間休業し、平日の稼働も半分以上を時短操業とした。理由は出荷の6割を占めるススキノの飲食店の時短に伴い、1日30万本だった出荷量が半減したためだ。コロナ禍で使い捨ての紙おしぼりに切り替える飲食店もあり、専務の舩場卓司さん(60)は「飲食店が支援金を受け取って持ちこたえても、客足が元に戻らないかぎり取引先には恩恵はない」と話す。
 酒類を扱う小売業者でつくる北海道小売酒販組合連合会の矢藤文也会長(69)は「行政の支援は居酒屋やバーなど、消費者の目に見える部分に偏っている。飲食店を支える裾野産業にも目を向け、早急に支援の対象を広げてほしい」と話している。(金子文太郎、石垣総静)

すずらん商事の貸しおしぼり製造工場。例年は出荷するためのコンテナがぎっしりと並ぶが、今年はがらんとしたままだ=札幌市白石区(金田翔撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 大変なことです
 ネットを見ても、
 高級食材が売れないので、
 安くしてネットで販売というのが出ています。
 航空業界や、
 ホテル業界も大変です。
 札幌⇔東京の便も減便されています。
 早くワクチンが普及してほしいと、
 私は願っています。

“ススキノ取引業者ピンチ”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ