医学講座
男の子が生まれたら
昔、釧路労災病院に勤務していた時です。
E棟(いーとう)一階という病棟でした。
泌尿器科との混合病棟でした。
労災病院の宿舎が、
病院に隣接してありました。
立派な宿舎で、
5軒続きの長屋でした。
■ ■
泌尿器科の若い先生の奥様が…
元泌尿器科の看護婦さんでした。
その先生から伺ったお話しです。
あかちゃんのちんちんは…
おむつを替えるたびに…
少しずつ引っ張って…
皮を剥いてあげる
そうすると…立派になる
■ ■
男の子も、
幼稚園に入るようになると、
恥ずかしがります。
ちんちんにさわれるのは、
赤ちゃんのうちだけです。
小さなちいさなちんちんです。
皮も透けるほど薄いです。
■ ■
赤ちゃんのちんちんは包茎です。
大人になって…
粗ちんにならないように…
泌尿器科の先生の秘密を教えていただきました。
やってみると…
意外と難しかったです。
泌尿器科の先生の奥様は、
さすが元泌尿器科の看護婦さんです。
上手でした。
■ ■
人間の皮膚は伸びます。
最初は難しくても…
少しずつ引っ張っていると、
伸びてくるのが皮膚です。
ティッシューエクスパンダーという方法があるほどです。
赤ちゃんのちんちんを引っ張るのは、
おむつ交換の時です。
■ ■
男の子が生まれたら…
このことをを覚えていてください。
重度の真性包茎で…
皮がかぶったままだと…
成長に影響するようです。
(エビデンスはありません、経験です)
赤ちゃんのチンの皮を引っ張って、
亀頭が見えるようにしてあげてください。
引っ張り過ぎに注意してください
少しずつ優しくです
医学講座
北海道マラソン2011
今日は北海道マラソンの日です。
今日の札幌は快晴です。
マラソンのある日曜日は、
診療があるので…
見に行ったことはありません。
クリニックのすぐ近くを走ります。
■ ■
私はマラソンが大の苦手です。
小学校から高校まで、
マラソン大会の日は、
定期試験の日より嫌でした。
病気になって…
休みたい…と思ってました。
(休んだことはないと記憶しています)
■ ■
走り出すと…
必ず…
お腹が痛くなりました。
ネットで調べると…
いろいろな原因が書かれています。
腸管の血流のため…?
腸のガスのため…?
なるほど…
■ ■
マラソンでお腹が痛くなる理由は…
医学部でも習った覚えはないし…
医師国家試験にも出ないと思います。
小学校の時に知っていれば…
もう少し…
マラソンが好きになっていたかも…
お腹が痛くならないようにするには…
腹筋を鍛えて、
消化のよいものを食べるのだそうです。
■ ■
私は、
マラソンを走るのはダメです。
もっぱら夜のTVニュースで見る方です。
北海道マラソンのコースは、
北大構内を走ります。
私が好きなところです。
医学部の横も走ります。
■ ■
40km地点が、
北大構内です。
イチョウ並木があるところです。
ふだんは、
学生さんの自転車や、
構内循環バスが走っていて、
一般車両は走ることができません。
TVでマラソンを見たら、
北大も見てください。
北大構内です(仕事帰りに行きました)
医学講座
弁護士さんへの相談
小さなクリニックでも、
困ることはあります。
島田紳助さんのように…
毎日、多くの番組に出演して、
たくさんのことを話していると、
予期せぬことで、
予期せぬ人から責められることもあります。
■ ■
これから開業を考えている先生、
開業し困ったことに遭遇した、
先生へのアドバイスです。
○○医師会顧問弁護士、
○○大病院顧問弁護士、
…という肩書だけで、
弁護士さんを選ぶのは危険です。
■ ■
医師会の医師賠償責任保険も、
意外と使いづらい保険です。
小さなトラブルに、
こまめに対応してくれるか疑問です。
実際に困っている先生もいます。
肩書だけで選んではいけないのは、
医師も弁護士も同じです。
■ ■
TVで宣伝している弁護士さんも疑問です。
TV-CMには、
莫大な費用がかかります。
CM代分は高いと思います。
弁護士さん選びは…
お医者さん選び以上に難しいです。。
■ ■
私は、
高橋智先生をおすすめします。
たかはし_さとる先生です。
先生のおかげで、
私の人生が変わりました。
北海道新聞の記事で知った先生です。
5人目で、
ようやくめぐりあえた先生です。
■ ■
知り合いの医師にも紹介しています。
高橋先生は、
患者さん側の弁護士だから…
医者側にはついてくれないのでは?
…と心配する医師もいました。
いいえ…
高橋智先生は正義の味方です。
■ ■
医療訴訟に詳しい先生です。
患者側だけではなく、
医療者側にも強い味方です。
交通事故にも、
離婚訴訟にも強い先生です。
島田紳助さんのようにならないために、
早くから弁護士さんへ相談することをおすすめします。
医療問題
暴力団関係者と医療
タレントの島田紳助さんが
暴力団関係者とのつきあいを理由に
芸能界を引退されました。
私は紳助さんのファンです。
関西の言葉が好きですし、
彼の発言にも共感することが多いです。
■ ■
私は、今回の引退を、
とても残念に思っています。
朝日新聞の記事によると、
大阪府の橋下徹知事は会見で、
島田さんに「お疲れさまでした」とメールを送り、
「ありがとう」と返信があったことを明かした。
「紳助さんの番組がなければ、
どう考えたって知事になれるわけない。
今の僕の状態は紳助さんのおかげ。
非常に残念でもあり、つらい」と語った。
■ ■
暴力団との関係については、
「僕は府の暴力団排除の旗振り役。
暴力団との付き合いに
『あれくらいいいじゃない』
と僕の立場では言えない」と話した。
私も同じです。
暴力団と付き合うのはよくありません。
■ ■
暴力団の方が、
患者さんとして来院されたらどうでしょうか?
私は、
何人も暴力団の方を治療しました。
手術もしたことがあります。
トラブルになったことは一度もありません。
■ ■
医師は法律で、
暴力団だからという理由で
治療を断れないことになっています。
けがをして血を流している人は、
たとえ暴力団でも患者さんです。
治療に差別はできません。
■ ■
銃創という、
2007年4月18日の院長日記に書いてあります。
私は市立札幌病院で一回、
札幌医大で一回、
合計2回銃創を診たことがあります。
救命救急センターの先生から依頼されて診察しました。
市立札幌病院では暴力団、
札幌医大ではロシアのマフィアによる事件でした。
■ ■
病気になった暴力団員や、
けがをした暴力団員の治療もしました。
他の患者さんと同じように、
説明をして、
手術をしただけです。
暴力団だからといって…
特別なことはありません。
■ ■
受刑者の手術という、
2008年3月26日の日記に書いてあります。
受刑者だからといって、
差別はできないのが医療です。
刺青が入った暴力団員の受刑者は、
治療に協力的で、
傷もきれいに治りました。
■ ■
紳助さんが困っていた理由もわかります。
いろいろな人に相談なさっても、
なかなか解決できなかったので、
頼ってはいけない人に、
相談してしまったのだと思います。
橋下弁護士に、
相談していたら…
解決できていただろうか…?
…と考えています。
とにかく引退を残念に思っています。
院長の休日
ごみ収集日
今日は私が住んでいる地域の、
ごみの収集日です。
正確に言うと…
有料の燃やせるごみの日です。
英語ではBurnablesと表記するようです。
休診日は、
私がごみ出し係りをしています。
■ ■
マンションの階段を使って、
ごみを出しに行きます。
帰りも階段で帰ります。
ふだんはエレベーターですが、
休診日は階段を使って、
ゆっくりと上り下りします。
■ ■
私はごみ当番は嫌いではありません。
以前、戸建てに住んでいた時は、
家の前に、
ごみステーションがありました。
私はよく掃除をしていました。
曜日を間違って出す人や、
指定袋以外を使う人もいました。
■ ■
私はきれい好きなので…
ごみステーションが汚れていると、
とても気になります。
せっせと掃除していました。
今住んでいるマンションは、
ごみは管理人さんがしっかり管理してくださり、
とても清潔なごみステーションです。
■ ■
家やマンションを借りる時、
ごみステーションを見るようにすすめています。
しっかりと管理されたマンションは、
ごみステーションがきれいです。
ゴミの出し方を見ると…
住んでいる人がわかります。
マンションの管理状況もわかります。
■ ■
ごみは臭くて…
ごみは汚い…
…という人もいますが、
臭くて汚いものでも、
誰かが始末する必要があります。
医師とか看護師は、
臭くて汚いのが嫌いならできません。
■ ■
消化器外科の先生は、
うんこをつくる腸の手術をします。
看護師さんは、
便の始末もします。
臭いとか、
汚いと言っていては、
仕事になりません。
ごみ収集をしてくださる方に感謝しています。
北の国からで、
純くんが富良野のごみ収集をしていたのを思い出します。
院長の休日
ラベンダーの剪定2011
私はラベンダー好きのおじさんです。
ホームページもラベンダー。
クリニックに飾ってあるのも、
自分が育てたラベンダーです。
香りも…
花も好きです。
■ ■
以前は、
札幌市西区の戸建に住んでいました。
家の周りに、
花を植えて、
楽しんでいました。
近所の人にも好評でした。
■ ■
私の休日の楽しみは、
草取り、
花の水やり、
種まき、
肥料、
花畑をいじるのが趣味で、
園芸店にもよく行きました。
■ ■
高校生の時から、
NHKの趣味の園芸を見ていました。
ところが…
通勤に便利なように…
2007年春に…
歩いて通勤できるマンションに引越しました。
それからも時々は、
花畑に行っていました。
■ ■
マンション暮らしも4年になり、
次第に花畑から遠ざかりました。
今年は、
久しぶりにラベンダーを収穫し、
院内に飾ってある、
ラベンダーを交換しました。
■ ■
花畑の手入れが少なくなり、
今年のラベンダーは細くなっていました。
そこで、
今日はラベンダーの剪定をしました。
札幌市シルバー人材センターにお願いして、
75歳のベテランの方にいらしていただきました。
■ ■
朝9:30に作業開始。
ベテランの男性と
私と家内の3人です。
ベテランの方は、
手つきが上手です。
私たちは枝を袋に詰める作業です。
30袋以上ありました。
■ ■
作業終了が午後1時でした。
3時間半の作業後、
75歳の男性はさわやかな笑顔。
56歳の私は、
正直、ぐったりでした。
3時間半の手術なら大丈夫ですが、
使わないと体力が落ちました。
■ ■
毎年、広大なラベンダー畑を耕される、
ファーム富田はすごいです。
毎日、
果樹園で作業される、
さくらんぼさんもすごいです。
私には、
果物が入ったコンテナは持てません。
■ ■
ラベンダーは、
毎年刈り取らなければ、
枝が密集してしまって枯れます。
ファーム富田では、
昨年秋の長雨で枯れたそうです。
これからは、
体力に合わせて、
無理のない範囲で趣味を楽しみます。
2006年の頃の私です
院長の休日
よい一生だった
最高の人生とは?という、
2009年1月23日の院長日記に、
さくらんぼさんから、
私のよい最高の人生というのは
亡くなるとき
私なら、だんなと一緒になれてありがとう。
幸せだった。
と言えた時だと思います。
私には言ってくれるかなあ〜。
先生は言えますか?
奥様は本間先生と一緒に過ごせて
よい一生だった。ありがとう。
と言えますか。
…とコメントをいただきました。
■ ■
私は結婚して30年が過ぎ、
何度も離婚の危機がありました。
これからも…
ひょっとすると…
離婚の危機があるかも?です。
人生いつ何があるかわかりません。
■ ■
30年前は若かった奥さんも、
いろいろお手入れが必要な年齢となり、
私がお直しすることもあり、
私の友人の先生にも…
お世話になっています。
私自身も、
眼瞼下垂症の手術をしていただきました。
■ ■
私が竹脇無我さんのように…
急に病気になって意識があれば、
奥さんに、
いろいろあったけど…
ありがとう
よい人生だった
…と言うと思います。
■ ■
奥さんは、
どうでしょうか?
あなたといっしょになって…
いろいろあって…
大変だった
とは言うと思いますが…
ありがとうは言うかなぁ~?
■ ■
私が素晴らしいご夫婦だったと思うのは、
麻酔科の劔物持(けんもつ)修先生と、
奥様の故_弘子さまです。
ガン治療推進チャリティーコンサート。
出会って63年、
結婚して45年。
こんなに長い間付き合えたのは、
僕たちの誇り
…という先生のお言葉はすばらしいです。
■ ■
毎日、
次々といろいろなことがあります。
自分の力だけでは、
どうにもできないこともあります。
癌はこわいです。
人生、いつ何があるかわかりません。
死ぬ時に、
よい一生だった
…と言えるように生きているつもりです。
医学講座
困った時の相談2011
困った時の相談相手という日記を、
2009年11月13日に書いています。
人生の中で、
困ったな
どうしよう
という時期が必ずあります。
そういう時に、
誰に相談して、
どう対処するか…で、
その人のその後の人生が変わります。
■ ■
病気になった時に、
信頼できる先生を見つけて…
よい治療を受けるのと同じです。
簡単に書いてありますが、
病気になった時に、
信頼できる
腕の良い先生を見つけるのは難しいです。
■ ■
私でしたら…
形成外科や美容外科の先生を見つけるのは…
比較的容易です。
30年も同じことをしていると、
日本全国津々浦々に知り合いの先生がいます。
問題なのは…
自分の専門外の病気です。
■ ■
医師でも…
良い先生を見つけるのは、
難しいです。
どうやって見つけるか…?
良い先生を知っている、
自分の親しい先生に聞きます。
学会などを通じて、
良い先生ネットワークがあります。
■ ■
自分ひとりでできることは限られていますが、
困った時に相談できる先生が、
何人かいると…
きっと良い先生に会えます。
困った時は神頼みではなく…
自分の力で調べます。
諦めないことです。
私でできることでしたら、
力になりたいと思っています。
医学講座
神様は不公平
こんなことを書くと…
罰(ばち)があたるかもしれません。
でも…
神様は不公平です。
努力して勉強すれば、
難関の国立大学でも合格できます。
がんばって働いて…
社長になることもできます。
でも自分の努力だけでは…
どうにもできないことがあります。
■ ■
天は二物を与えず
(てんはにぶつをあたえず)
…という言葉があります。
現実には、
現役で国立大学に合格できる学力があり、
しかも…
ミス○○になるような美人がいます。
最近は、
国立大学医学部にも、
美人女子学生が増えました。
■ ■
どう考えても…
神様は不公平だなぁ~と思うことがあります。
生まれつき、
重いまぶたで…
半分しか開いていない目。
親からの遺伝で、
わきの汗が多くて…
いつもべとべとしている。
夏には臭いも気になります。
■ ■
整形しちゃえばいいじゃん!
…と考える人もいます。
ところが…
真面目な人ほど悩みます。
整形がバレたら…?①
整形がバレたら…?②
…という2010年7月6日と7日の日記に書いてあります。
■ ■
もし整形がバレそうになったら…
最後までしらをきることです。
私、整形したの…
…なんて言う必要はありません。
子どもが私と同じ目だったら…
というのは杞憂(きゆう)です。
子どもも治せばいいのです。
親子2代で受診してくださる方は…
たくさんいらっしゃいます。
親子3代のご家庭もあります。
■ ■
最近はTVやネットのおかげで、
たくさんの情報が手に入ります。
たくさんありすぎて、
どの情報が正しいのかわからなくなります。
神様が不公平だったところは、
自分で調べて…
良い先生に治してもらうことです。
治してもらったことを言わなくても、
罰はあたりません。
♡しあわせ♡になれば…
神さまもよろこんでくれます。
院長の休日
にせ医師と結婚詐欺
米田きよしと名乗っていた、
42歳の米田吉誉(よねた・よしたか)容疑者は、
札幌で逮捕されました。
札幌市民として、
残念に思います。
■ ■
昔は、
パイロットだと言って、
結婚詐欺もしていたようです。
医師とか、
パイロットは、
女性に人気がある職業なのでしょうか?
■ ■
私は、
医師の奥さんも、
パイロットの奥さんも知っています。
医師には当直があり、
パイロットにはステイがあります。
どちらも家にいないことが多い職種です。
■ ■
医師もパイロットも神経を使う仕事です。
家で奥さんが話しかけても…
疲れて居眠りしているかも?です。
医師は家でも勉強します。
奥さんと…
ゆっくりテレビを見る先生は、
少ないと思います。
■ ■
私と同年代のパイロットは、
JALの経営破綻(はたん)にあったり、
他の会社でも…
昔の好待遇は、
夢物語と言う人もいます。
航空会社の経営も大変です。
■ ■
医師も、
過労死する先生もいれば、
疲弊して辞める先生もいます。
医師になって30年になりますが、
楽な職種ではありません。
お医者さんの奥さん2010という、
2010年10月22日の院長日記に書いてあります。
■ ■
パイロットの奥さんも、
医師の奥さんも楽ではありません。
孤独に強く
忍耐強く
一人で家事も育児もできて
淋しがらない人でなければ、
なかなか務まらないと思います。
結婚詐欺にだまされないでください。
理想と現実も違います。