院長の休日

にせ医師逮捕

 平成23年8月19日、朝日新聞の記事です。
 医師を装った疑い_被災地で活動の男を逮捕
 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で医師として活動していた男が日本の医師資格を持っていなかった問題で、宮城県警は19日未明、住所不定、米田吉誉(よねた・よしたか)容疑者(42)を医師法違反(医師名称使用)の疑いで逮捕し、発表した。調べに対し「自分は医師だ」と容疑を否認しているという。
 県警によると、米田容疑者は6月下旬、石巻市社会福祉協議会の職員から医師資格があることの証明を求められた際、「医師国家資格認定証」などと記載されたカードの写しを渡すなどし、医師でないのに医師の名称を用いた疑いがある。
 米田容疑者は「米田きよし」と名乗り、震災後、遅くとも4月から同市内で、けがをしたり体調を崩したりしたボランティアを対象に傷の手当てや投薬をしていた。
 県警は18日、米田容疑者が活動に使っていたキャンピングカーを捜索し、キャンピングカーとともに薬品や書類、パソコンなど80点以上を押収。医師法違反の容疑が強まったとして、19日未明、札幌市内の知人宅にいた米田容疑者を逮捕した。米田容疑者は「逮捕事実は分かったけれど、否認する」と話しているという。
 県警は、資格を持たずに医療行為をする医師法違反(無資格医業)の容疑でも捜査を進めるとしている。また、米田容疑者が代表を務める団体が、被災地支援のためにNPO法人やボランティア団体などに支給される日本財団の助成金100万円を6月末に受け取っていることから、その経緯についても調べる方針という。
       ■         ■
 米田容疑者は19日午前、捜査員とともに北海道・新千歳空港から定期便に乗り、同日正午ごろ仙台空港に到着した。
       ■         ■
 〈医師法違反の罰則〉医師法では、医師ではないのに医師を名乗ったり紛らわしい名称を使ったりした場合には「50万円以下の罰金」、無資格で医療行為をした場合には「3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金」と定めている。
      ■         ■
 この男性、
 8月10日の朝日新聞朝刊の『ひと』の欄で、
 被災地で、
 ボランティア活動をしている、
 医師として紹介されていました。
 私もその記事を読みました。
      ■         ■
 立派な先生もいるもんだ…
 …というのが印象でした。
 昨夜のTVに、
 逮捕される前の姿が出ていました。
 医師国家資格認定証は、
 韓国で5万円で作ってもらった。
 …と話していました。
      ■         ■
 悪いことをしているという認識はあったようで、
 TVでは、
 信号無視をしている
 いゃ、黄色信号無視をしている
 というようなことを話していました。
 にせ医師と信号無視は、
 比較にならないと思います。
      ■         ■
 単なる目立ちたがり屋なのか…
 医師になりたかったけれど…
 なれなかった男なのか…
 何を考えているかわかりません。
 海外で医師免許を取得したのに、
 英語が話せないのはお粗末です。
      ■         ■
 傷の手当だって、
 破傷風になる危険性もあります。
 被災地で、
 先生を頼って来た人を、
 だますなんて許せません。
 血圧を測って、
 その時に病気を見逃す危険性もあります。
 にせ医師の罰則が、
 100万円以下の罰金では甘いと思います。

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院長の休日

私の夏休み2011

 札幌美容形成外科は昨日から夏休みです。
 私の休みは3日間です。
 今年は、
 支笏湖へ行ってきました。
 札幌から車で一時間の湖です。
 キャンプ場もあります。
      ■         ■
 医者になって一年目の夏に、
 北大病院の病棟の看護師さんと
 看護師さんのご主人に先導されて、
 支笏湖へキャンプへ行きました。
 形成外科と皮膚科の、
 若手医師が参加しました。
      ■         ■
 朝方、
 湖から、
 大きなトンボのヤゴが上がってきて、
 成虫になった、
 劇的な瞬間を見た記憶があります。
 自分の子供が小さい頃に、
 出かけた記憶があります。
      ■         ■
 今年は、
 奥さんと温泉に行きました。
 新しくできた立派なホテルではなく、
 以前からある、
 お料理が美味しいところです。
 5室しかないホテルですが、
 とてものんびりできました。
      ■         ■
 お天気は雨の予報でしたが、
 直前になって曇りになり、
 実際に行ってみると…
 晴れていました。
 今年はいいことがないので、
 お天気が回復してくれてよかったです。
 さくらんぼさんも、
 蔵王温泉に行かれたと伺いました。
 元気を取り戻してまた働きましょう。

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昔の記憶

釧路労災病院手術室

 私が釧路労災病院に勤務したのは、
 医師になって2年目の秋と、
 形成外科認定医(現在の専門医)を取得した直後の、
 昭和61年(1986年)の2回でした。
 2回目は私が31歳の頃です。
 当時は、
 卒後6年目で、
 釧路労災病院形成外科のトップでした。
      ■         ■
 認定医を取得しても、
 正直なところ…
 不安がいっぱいでした。
 頼りにしていたのは、
 北大から応援に来てくださる先輩でした。
 吉田哲憲先生、
 杉原平樹先生に、
 何でも相談していました。
      ■         ■
 私が赴任した当時の、
 釧路労災病院は、
 全国の労災病院でトップの、
 黒字病院でした。
 設備も、日本でトップクラスでした。
 院長が新田一雄先生でした。
 すばらしい院長先生でした。
      ■         ■
 釧路労災病院手術室は立派でした。
 清水婦長さんという、
 とても優しい婦長さんが、
 手術室の看護婦長でした。
 手術室の看護師さんは、
 とても優秀でした。
 事故もありませんでした。
      ■         ■
 私が勤務した病院の中で、
 釧路労災病院手術室は、
 看護師の平均年齢が一番若く、
 一番早く一人前になっていました。
 とにかく急患が次々とやって来ました。
 もたもたしていると…
 患者さんは死んでしまいます。
      ■         ■
 夜間でも、
 休日でも、
 当番の看護師は必死でした。
 卒業して半年もすると、
 もう一人前に器械出し(きかいだし)ができました。
 形成外科だけではなく、
 脳神経外科も、
 整形外科もこなしていました。
      ■         ■
 若いからできた…?
 必死で…
 身体で覚えたのだと思います。
 北海道の外科系医師で、
 釧路労災病院で鍛えられた先生は、
 たくさんいらっしゃいます。
 私が信頼して、
 今でもお願いする先生も多いです。
      ■         ■
 私は、
 30代前半の時期に、
 釧路労災病院に勤務できたことを、
 今でもよかったと感謝しています。
 私が25年前に治療した、
 1歳のお嬢さんも、
 きっと優秀な看護師さんだと思います。
 いつかお会いしてみたいです。

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昔の記憶

嬉しいこと

 私の院長日記は、
 札幌美容形成外科HPの他、
 美容の杜(もり)というHP
 Amebroにも掲載しています。
 ネット検索では、
 美容の杜がヒットすることが多いです。
      ■         ■
 先日、
 美容の杜に、
 次のようなコメントをいただきました。
 25年前、釧路で先生には大変お世話になりました。
 私は1歳だったので覚えていませんが、
 父と母はいまでも先生に大変感謝しています。
 ブログやられているんですね♪
 お元気そうで何よりです。
 大人になり、
 看護師になり、
 労災病院の手術室で4年間働き、
 今は札幌にいます。
      ■         ■
 25年前のことです。
 目が大きくて、
 かわいい女の子でした。
 よく覚えています。
 自分の子どもと同じ年齢でした。
 なんとか…
 傷を残さないようにと…
 悩んで治療しました。
 今でも傷が目立っていないか心配です。
      ■         ■
 お嬢さんも…
 お母さんに似て…
 さぞ、美人に成長されていると思います。
 看護師さんになって…
 釧路労災病院の手術室に…
 4年間も勤務して…
 立派な看護師さんですね。
 釧路労災病院手術室で鍛えられたら…
 どこの病院でも働けます。
      ■         ■
 私の患者さんには、
 看護師さんになって、
 立派に働いている人が…
 他にも何人かいらっしゃいます。
 同じ医療人になられて、
 とても嬉しく思います
 医者冥利(みょうり)につきます
      ■         ■
 院長日記を毎日書くことは大変です。
 それでも続けているのは、
 私が死んだ後も残ること。
 思いもかけず…
 嬉しいことがあるからです。
 山形のさくらんぼさんにも、
 応援していただきました。
 手術をがんばっていただきたいと、
 札幌から応援しています。

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医学講座

私の傷です

 大竹先生のおかげで、
 すっかり快適になった私の目。
 傷が無いように見えますが…
 傷はあります。
 どんな名医が手術をしても…
 傷は残ります
      ■         ■
 患者さんへ説明する時…
 傷が落ち着くまで
 半年くらいかかります
 …と説明しています。
 えぇ~っ?
 半年もかかるんですかぁ~?
 必ず驚かれます。
      ■         ■
 この、
 傷が落ち着くまで半年
 身をもって体験しました。
 私はおっさんなので…
 おしぼりで顔を拭くのが好きです。
 特に今日のように暑い日に…
 冷たいおしぼりは気持ちがいいです。
      ■         ■
 目の手術を受けた後は、
 このおしぼりで顔を拭くことができませんでした。
 せいぜい…
 おしぼりで顔をおさえる程度でした。
 シャンプーの後も、
 手で目をぬぐえませんでした
 触ると違和感もありました。
      ■         ■
 せっかく大竹先生に作っていただいた目を、
 壊しては大変です
 手術後に一番大切なのは、
 傷に力を加えないことです。
 女性でしたら…
 お化粧、
 マスカラ、
 付まつげがよくありません。
      ■         ■
 私の傷は…
 一見、無いように見えますが…
 お酒を飲むと…
 傷の部分だけ赤くなります。
 奥さんが不思議そうに…
 『無いように見えても…』
 『傷のところは赤くなるのね』
 …と言います。
      ■         ■
 今でも、
 おしぼりで顔を拭く時は、
 以前より優しく拭いています。
 せっかくよくなった目を、
 大事にしたいからです。

手術前です
8ヵ月後です

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医学講座

同業者の手術

 私は2010年12月1日に、
 聖路加国際病院形成外科で、
 眼瞼下垂症の手術をしていただきました。
 私の主治医は、
 大竹尚之先生です。
 北里大学名誉教授の
 塩谷信幸先生
 美容外科の真実という本の194ページに
 次のように書かれています。
 大竹助教授は生まれついての美容外科医である。
 学生時代から形成外科を志望し、
 入局してまもなくほとんどの手術を安心してまかせられるようになった。
 すばらしい先生です。
      ■         ■
 私が手術を受けたことを知った、
 ある先生が言ってました…
 (本間)先生の手術をするのは…
 大変だったろうなぁ…
 僕だったら…
 緊張してできないですょ
      ■         ■
 ベテランの大竹先生は、
 笑顔で手術をしてくださいました。
 手術結果も大満足です。
 とても快適になりました。
 大竹先生クラスになると、
 偉い方の手術もたくさんなさっていると思います。
 同業の先生患者になることも、
 少なくないと思います。
      ■         ■
 私が一泊入院させていただいた、
 聖路加国際病院。
 とても立派な病院でした。
 入院当日(手術日)に、
 私の担当になっていただいた看護師さんは、
 ベテランの看護師さんでした。
 すばらしいの一言でした。
      ■         ■
 私のように…
 同じ形成外科医で、
 神経質そうなおじさんの受持ちナースには、
 正直、だれもなりたくないと思います。
 手術のオリエンテーションと言ったって…
 相手は手術をしている医師です。
 やりにくそうです。
      ■         ■
 私は担当看護師さんと
 楽しくお話ししました
 聖路加の看護師さんが、
 形成外科看護の教科書を執筆していること。
 形成外科関係の、
 看護の教科書が少ないことなどを、
 お話ししました。
 手術の後も、
 とても快適でした。
      ■         ■
 私はいつも札幌美容形成外科の職員に話しています。
 同業者から見られても、
 恥ずかしくないように…
 しっかりと整理整頓をして…
 同業者の目線で見て…
 安心していただけるようにしよう。
 同業者の手術は大変そうですが、
 とても名誉なことです。
      ■         ■
 飛行機でも、
 鉄道でも、
 飲食でも、
 同業者から、
 あそこは大丈夫だ、
 …と言われるところは安心です。
 同業者から選ばれ続けるように…
 これからも努力していきます。
 私の術後経過です。

手術前です
デザインです
24時間後です
48時間後です
7日後です
4週間後です
8ヵ月後(今日)です
私を治していただきありがとうございました。

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医学講座

医療関係のお客様

 昨日の院長日記、
 ゴールド医師免許に、
 函館の看護師さんからコメントをいただきました。
 ナースだったといえば、
 説明もおろそか、
 省略などなど難しいです…
 そうですね、
 言わなくてもわかっている…
 先生が思い込んでしまうこともありますね。
      ■         ■
 札幌美容形成外科を開業して7年になります。
 当院のお客様には、
 医療関係者が多いです。
 看護師さんは、
 職業欄に会社員と書かれる人もいます。
 でも…
 話しているとわかります。
      ■         ■
 看護師さんの他、医師、歯科医師、獣医師、薬剤師、保健師、助産師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士 、臨床工学技士 、言語聴覚士 、管理栄養士 、歯科衛生士、介護福祉士、精神保健福祉士、あん摩マッサージ指圧師、救急救命士など、
 書き出してみて、
 私自身が驚くほど…
 たくさんの医療関係者に受診していただいています。
 (ここに書かなかった職種の医療関係者がいらしたらごめんなさい)。
      ■         ■
 私は、
 同業の方に選んでいただけるのは…
 とても名誉なことと喜んでいます。
 総合病院の形成外科に勤務していた時より、
 医療関係者の比率が高いと思います。
 HPをよく読んでくださり、
 治療内容についての理解も深いです。
      ■         ■
 私は、
 同業のお客様には、
 できるだけ丁寧に説明しています。
 時には専門用語を交えて、
 論文のコピー(英文)を差し上げることもあります。
 私たちの結果は目に見えます
 結果を評価してくださるのは、
 お客様ご自身です。
 たくさんの医療関係者にいらしていただき、
 とても嬉しく思っています。

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医学講座

ゴールド医師免許

 医師免許証には、
 更新はありません。
 教習もありません。
 もちろん…
 視力検査もありません。
 一度取得すると…
 死ぬまで有効です。
      ■         ■
 車の運転が…
 人によって違うように…
 医師免許を取得した先生にも…
 いろいろな人がいます。
 一般道を…
 120kmで飛ばすような…
 無謀な手術をする人もいます。
      ■         ■
 医学教育と運転教習という…
 2008年9月8日の院長日記に書いています。
 医師免許取得は、
 仮免許で、
 ようやく運転ができるようになったところ。
 教官席に座って、
 教習生と運命をともにして、
 いつも非常ブレーキを踏めるように…
 踏ん張っているのが、
 指導医です。
      ■         ■
 はっきり言って…
 指導医は疲れます
 自分で運転すれば、
 5分で行ける道を、
 助手席に座って…
 免許取り立ての人に運転させ、
 事故を起こさないように…
 車をぶつけないように注意しています。
      ■         ■
 指導医は、
 30台~40台の中堅医師がなることが多いです。
 私のように…
 50台後半の医師は、
 中堅医師のアドバイザー的役割をします。
 ベテランで慎重な人もいれば、
 歳だけとっていて雑な人もいます。
      ■         ■
 ゴールド医師免許なんて制度はありません。
 一般の人が医師を見分けるのは…
 難しいことです。
 経歴でもわかりません。
 私たちですら、
 自分の専門以外で
 ゴールド免許の先生を見つけるのに苦労します。
 信じてはいけないクリニックもあります。
 私は自分の医師免許をゴールドに保つため、
 毎日、常に気をつけて診療をしています。


私の医師免許証【白黒】です

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医学講座

ゴールド免許

 私の運転免許証はゴールドです。
 私の運転は慎重です。
 他の人に割り込まれても
 怒ったりしません。
 車間距離をあけて…
 衝突しないようにします。
      ■         ■
 奥さんから、
 あなたはすぐに怒るのに…
 不思議と運転中は怒らないわねぇ~
 …と言われることがあります。
 怒っても…
 しょうがなぃっしょ!
 北海道弁で仕方がないでしょ
      ■         ■
 奥さんが不思議がります。
 確かに私はいろいろなことに怒ります!
 正義感が強いと言えば聞こえはいいですが、
 ただの怒りんぼのところもあります。
 ばか正直で損をすることもあります。
 でも運転中はまず怒りません。
      ■         ■
 いつから慎重だったかわかりませんが、
 もともと臆病なところがありました。
 悲惨な事故をたくさん見たので、
 自分では事故を起こさないようにしよう!
 事故に巻き込まれないようにしよう!
 …という気持ちが強いのだと思います。
      ■         ■
 医療事故を防ぐには①
 という2010年9月3日の院長日記に書きました。
 医療は車の運転と同じです
 どんなに慎重に運転しても…
 事故を起こす危険性はあります。
 事故に巻き込まれることもあります。
      ■         ■
 私は、
 自分はゴールド免許だから、
 事故は起こさないとは、
 一度も考えたことはありません
 医療でも、
 車の運転でも、
 常に安全確認を最優先しています。

ゴールド免許です

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医学講座

出血確認

 私が札幌美容形成外科を開業してから、
 はじめた決まりです。
 手術が終わったら…
 すぐに帰宅していただくのではなく…
 必ず休んでいただきます。
 出血がない、
 痛みはおさまっている、
 確認してから、
 帰宅していただいています。
      ■         ■
 チェーン店の美容外科
 手術が終わったら…
 速攻で帰された…
 …という話しを聞くことがあります。
 全身麻酔の手術後は、
 さすがに醒めるまでは病院ですが、
 局所麻酔の手術ではすぐに帰るところが多いです。
      ■         ■
 大きな病院の形成外科で行う、
 通院の手術を、
 業界では…
 外来手術(がいらいしゅじゅつ)と言います。
 外来OP(がいらいおぺ)とも言います。
 私も長い間、
 大きな病院で外来OPをしていました。
      ■         ■
 患者さんは、
 外来で受付をして、
 外来の看護師さんが、
 中央手術室まで連れてきてくれます。
 手術室では、
 手術室の看護師さんが引き継ぎます。
 先生は手術室で待っています。
      ■         ■
 手術が終了すると…
 外来の看護師さんが迎えに来てくれて…
 簡単な指示を聞いて…
 処方箋と会計伝票をもらって…
 お金を払って…
 お薬をもらったらおしまいです。
 先生は次の外来日まで診ません。
      ■         ■
 この院長日記を読んでくださっている、
 形成外科の先生への助言です。
 陥没乳頭の手術や
 腋臭症手術のように…
 術後出血が問題になる手術では、
 術後に患者さんに休んでいただき…
 術者自身が確認することをおすすめします。
      ■         ■
 その時に確認するのは、
 もちろん出血の有無も大切ですが、
 一番のポイントは…
 Flapのです。
 一般の方にわかりやすく言うと…
 術後の血流が良いか?
 手術は問題ないかを診ていただくことです。
      ■         ■
 美容外科を開業してからは、
 小陰唇縮小手術、
 包茎手術でも…
 必ず出血確認をしています。
 逆に言うと…
 手術が終わって…
 速攻で帰される病院危険です。
 気をつけてください。
 安全な手術には確認が必要です。

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