院長の休日

iPodとiPad…

 昨日の院長日記、
 携帯からスマホの時代にに…
 函館の元看護師さんから、
 コメントをいただきました。
 私は音楽プレーヤーが主ですが、
 iPodを使っています。
 自宅では無線ランなので、
 パソコンを開けない時は、
 ネットを観たり、
 メールチェックもできて、
 音楽も聞けるし、
 アプリなど便利なので使っています。
      ■         ■
 先生は普段パソコンでのメールチェックが多いようなので、
 スマホも便利ですが、
 大きいサイズのipadもすごく便利ですよ。
 外でも使えるし、
 パソコンと同じようにキーボードもつけられるので、
 慣れるとすごい便利です♪
       ■         ■
 適切なアドバイスをありがとうございます。
 57歳のおっさんにとって…
 画面が大きいのは魅力です。
 もっと言うと…
 指で字が大きくできる機能は…
 とても魅力的です。
      ■         ■
 将来は新聞の宅配もなくなり、
 iPadなどで新聞を読む時代が来ると思います。
 私は眼鏡なしで新聞を読んでいますが…
 細かい字は眼鏡を使っています。
 仕事中は…
 もちろん眼鏡を使いますし…
 高性能の手術用顕微鏡に助けられています。
      ■         ■
 私の友人に、
 医学用アプリを作っている先生がいます。
 羽田空港で偶然会った時に、
 iPadを見せていただき…
 薄さと画面の美しさに見とれた記憶があります。
 TVでiPadを宣伝しているのを見て…
 これがあれば便利だろうなぁ…
 …と思っています。
      ■         ■
 音楽は聴く時間もなく…
 一番よく聴いているのが…
 クリニックのBGMです。
 通勤途中は
 実践ビジネス英語を聴いています。
 英語会話も…
 スマホで聴く時代になると思います。
 スティーブ・ジョブズ社長は亡くなってしまいましたが、
 残した遺産は大きいと思います。

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院長の休日

携帯からスマホの時代に

 私は自宅と職場の往復だけなので、
 携帯電話はいつも鞄の中に放置されています。
 病院に勤務していた時は、
 携帯電話は切っていました。
 携帯にメールをいただいていも…
 気づいたのが翌日のことは…
 よくあります(申し訳ありません)。
      ■         ■
 職場のPCは一日何度もチェックします。
 自宅でもチェックしています。
 深夜にも返信を書いています。
 ところが、自分の携帯メールは、
 一日一回チェックすればいいほうです。
 一番利用しているのは、
 奥さんへの【これから帰ります】というメールです。
 時代に遅れています。
      ■         ■
 同業の美容外科医には…
 iPhoneの利用者が多いです。
 PCはすべてMacという先生もいます。
 私のPCは…
 Windowsです。
 Macは昔使っていましたが…
 やめてしまいました。
      ■         ■
 時代は明らかにスマホになっています。
 ドコモは否定していますが、
 私は来年には…
 ドコモからiPhoneが発売されると思います。
 先日、
 札幌の地下歩道空間で、
 LTE(Long Term Evolution)という技術を使った…
 Xi(クロッシィ)とう新機種を見ました。
      ■         ■
 とても素晴らしい速さでした。
 これとiPhoneがいっしょになれば…
 来年の今頃は、
 docomoのiPhoneが…
 たくさん使われていると思います。
 私はおっさんですが、
 これからスマホにチャレンジしてみようと思っています。
 私の携帯メールが一時不通になっています
 申し訳ございません

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昔の記憶

鬼(おに)と仏(ほとけ)

 いつの時代にも…
 鬼と呼ばれる先生もいれば…
 仏(ほとけ)といわれる先生もいます。
 私が教員の時には、
 学生から… 
 撃墜王(げきついおう)と恐れられていた先生がいました。
 私が札幌西高校の生徒だった40年前は、
 は英語の福原俊明先生でした
      ■         ■
 自分が教える立場になってみると…
 教育にかける情熱があるからこそ…
 鬼(おに)とか…
 撃墜王(げきついおう)と…
 呼ばれることがわかりました。
 試験で落とされる学生も大変ですが、
 追試験をする教員も大変です。
      ■         ■
 自分の学生時代を振り返ってみても…
 試験がなければ勉強はしませんでした
 それも… 
 切羽詰ってこなければ…
 なかなか勉強に集中できませんでした
 ふだんは勉強していないのに…
 不思議と試験に通る人がいます。
 よく観察していると…
 短期決戦型で集中力がすごいです。
      ■         ■
 私のような凡人が、
 医師免許を取得して、 
 医師になれたのは…
 のような先生が、
 一生懸命指導してくださったからです。
 英語の福原俊明先生は、
 とても熱心な先生でした。
 札幌西高校の後で札幌大学の教授に就任されました。
      ■         ■
 昔の…私と同年代の…
 西高生の多くが福原俊明先生に感謝しています。
 福原先生には、
 偶然にも…
 新婚旅行へ行く飛行機でお会いしました。
 私のような者でも覚えていてくださり…
 家内を紹介した記憶があります。
      ■         ■
 まみ子師長さんは…
 43人中21人が60点以下の赤点でした
 …と凹んでいらっしゃいましたが…
 きっと学生さんたちは…
 将来…
 ♡天使のまみ子♡と…
 覚えていてくださると思います。

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医学講座

マイナー科の定期試験問題

 まずは今日のお題の説明からです。
 医科では、
 内科や外科などをメジャー、
 皮膚科、
 眼科、
 形成外科などを
 マイナーと呼びます。
 大きな科と小さな科の違い。
 メジャーリーグとマイナーリーグの違いのようなものです。
      ■         ■
 皮膚科の…
 まみ子師長さんから…
 次のコメントをいただきました。
 関係なくて申し訳ありませんが、
 看護学校の皮膚科試験の解答が終わり凹みました。
 43人中21人が60点以下の赤点でした。
 でも100点の生徒さんが一人いました。
 過去問に頼らずに、
 新しい問題を考えて、
 サービス問題も取り入れて・・・
 頑張ったんですが。
 やっぱ教え方に問題あったんでしょうか?
 ここ出ますよ。
 ここも出ますよ。
 と教えてあげた所以外は全滅の生徒さん、
 もう少し幅を広げましょう。
      ■         ■
 私はまみ子師長さんの…
 教え方に問題があったとは思いません。
 正直に申し上げて…
 私は皮膚科は苦手でした。
 病名の難しい漢字が読めませんした。
 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)⇒いぼのことです。
 足白癬(あしはくせん)⇒足の水虫です。
 伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)⇒みずいぼです。
      ■         ■
 今の学生さんは、
 私たちの頃とは勉強法も違います。
 スマートホンとPCを駆使して、
 ネットで情報を見つけます。
 過去問も昔はコピーして持っていましたが、
 今はネット上にPDFファイルでUPしてあったりします。
 とにかくインターネットは…
 学生の勉強法も変えました。
      ■         ■
 自分自身もそうですが…
 試験勉強で覚えた知識は…
 たとえ徹夜で勉強しても…
 試験が済んだら悲しいほど忘れてしまいます。
 逆に…
 授業中に先生が何気なく言ったひとことを…
 ずっと忘れずに覚えていることもあります。
      ■         ■
 私は、
 講義の目標を…
 国家試験に通る最低限の知識は忘れない。
 忘れても…
 後で勉強した時に思い出せる程度の知識は講義で教える。
 …ということにしています。
 後は…
 将来、医療現場で働いた時に困らないように…
 院内の各種委員会で困らないように…
 働いて困った時にどう対処するか…?
 …ということを体験をもとに話しています。
      ■         ■
 試験問題は、
 過去の国家試験問題、
 自分の過去問などを少しずつ変えて出しています。
 毎年、落ちる人はいません。
 内科や小児科などと違って…
 マイナーな科はこれでいいと思います。
 将来、困った時に…
 看護学校で習ったまみ子師長さんの顔が浮かべば…
 講義は成功だと思います。
      ■         ■
 私も苦労して問題を作りました。
 試験問題作成の難しさ
 試験問題作成
 試験問題
 …と過去の日記にも書いてあります。
 ご批判もあると思いますが…
 マイナー科の定期試験問題は、
 国家試験に通る最低限の知識…
 …で良いのではないでしょうか?

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医学講座

ドライアイと眼瞼下垂症手術

 ドライアイという病気は、
 ドライ=かわく
 アイ=目
 …の通り、目がかわく病気です。
 形成外科ではなく、
 眼科で治療します。
      ■         ■
 ひとくちにドライアイといっても、
 さまざまな原因があります。
 ドライアイの程度も、
 さまざまです。
 ちょっと目が乾く程度から…
 涙腺分泌の機能がほぼゼロの人もいます。
      ■         ■
 ドライアイの人が…
 眼瞼下垂症手術をすると…
 悪化する恐れがあります。
 眼瞼下垂症手術の前には、
 眼科専門医とよく検討をします。
 軽度のドライアイでしたら…
 手術をすることもあります。
      ■         ■
 私自身はドライアイではありません。
 一年前に手術をしていただき、
 一週間、
 仕事を休んで自宅で目を閉じていました。
 一週間後に仕事を再開した時…
 困ったのが鼻水でした。
      ■         ■
 風邪を引いたのかなぁ~?
 …と思ったほど…
 一日中、ティッシュが離せませんでした。
 後から考えると…
 目が大きくなったので、
 目を保護するために…
 知らない間に…
 自分で涙を多く出していたのです。
      ■         ■
 眼瞼下垂症手術で…
 ドライアイがよくなった患者さんがいる…
 …と他の先生から聞いたことがあります。
 ドライアイがある方は、
 慎重に手術適応を決めて、
 控えめに目を開くことで、
 悪化させない方法もあります。
 困っていらっしゃる方は、
 相談にいらしてください。

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医学講座

眼瞼下垂症手術後の視力変化

 私は57歳のおっさんですが、
 新聞は眼鏡なしで読みます。
 運転免許証も眼鏡使用ではありません。
 目はいい方だと思います。
 それでも…
 眼鏡はたくさん持っています。
 40歳台から……
 おそらく10個以上は眼鏡を作りました。
      ■         ■
 私がお世話になっているのは、
 富士メガネです。
 細かい作業をするので、
 仕事中は2つのメガネを使い分けています。
 車の運転も…
 昼用…
 夜用…
 …と2つあります。
      ■         ■
 40台は徐々に視力が変化するので、
 その度に作り変えました。
 メガネ屋さんが驚くほど…
 細かい字を見る用…
 仕事用…
 パソコン用…
 見え方は人によって違うので…
 ほんとうに微妙です。
      ■         ■
 強度近視で、
 長い間ハードコンタクトを使っていらした、
 40歳以降の方に手術をすると…
 ほぼ例外なく…
 手術後に見えにくくなったと言われます。
 眼瞼下垂症手術の後は、
 原則として眼鏡です。
 コンタクトはしばらくできません。
      ■         ■
 強度近視の方など、
 眼科的な問題がありそうな患者さんは、
 眼瞼下垂症手術の前に、
 道庁前眼科の、
 吉田篤先生に診ていただいています。
 私も診ていただいている、
 優しい先生です。
      ■         ■
 眼瞼下垂症手術は、
 まぶたを調節する手術です。
 眼球そのものには手術操作は加わりません。
 それでは…
 なぜ視力が変化するのでしょうか?
 手術後に眼鏡が合わなくなったと言った人を、
 何人か眼科の先生に診ていただきました。
      ■         ■
 複数の眼科専門医の意見は、
 強度近視+眼瞼下垂症で…
 もともと目を細めてものを見ていた。
 下垂を治して…
 目が大きくなったので、
 絞りを開いたカメラのように…
 ピントが合わなくなった。
 …という結論でした。
      ■         ■
 若い人は…
 目に調節力があるので、
 症状がでなくても…
 40歳以降の方は、
 調節力が低下しているので、
 見えなくなったと訴えられるようです。
 数ヶ月で少しずつ戻ることが多いですが、
 どうしても不自由な方には、
 高くない眼鏡を作るようにお話ししています。
      ■         ■
 私自身は、
 もともと視力がそれほど悪くないせいか…?
 視力変化については、
 まったく感じませんでした。
 運転免許証と…
 パスポートの写真とは…
 かなり変わった感じがしますが…

免許証は手術前の目です
1年後の目です

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医学講座

手術後に困ったこと

 私が手術後に一番困ったのは…
 自分のまつ毛が目に入ることでした。
 手術で目が大きくなったので、
 知らないうちに入るのだと思います。
 鏡で見ても…
 自分ではなかなか取れません。
      ■         ■
 クリニックに着いてから、
 何度も看護師さんに取ってもらいました。
 気付くのは…
 だいたい朝です。
 右目のこともあれば…
 左目のこともありました。
 違和感があります。
      ■         ■
 生理的食塩水で…
 目を洗ってみたこともありますが…
 取ってもらうのが一番楽でした。
 自分で取る時は、
 拡大鏡になった鏡が便利です。
 下まぶたに入るので…
 下まぶたを引っぱって…
 よく見るとまつ毛がいました。
      ■         ■
 まつ毛が入るのは、
 半年くらい続いたと思います。
 最初の3ヶ月くらいが…
 一番多く…
 感覚としては…
 3日に一度くらいの割合で…
 どちらかの目に入っていた気がします。
      ■         ■
 私が手術をさせていただいた患者さんでも、
 同じようにまつ毛が入っていた方が、
 何人かいらっしゃいました。
 私が一番多かったように思います。
 手術後一年の今は、
 まつ毛が入って困ることもなくなりました。
 目が大きくなって見やすくなると…
 一時的に困ることもあります。

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医学講座

手術後一年の経過

 自分で体験してみて…
 やはり…
 傷が治るには…
 時間がかかるなぁ…
 …とつくづく思います。
 医師は経過はわかっても…
 感覚まではわかりせん。
 患者さんになってみて…
 はじめて感覚がわかりました。
      ■         ■
 手術したなぁ~
 …という感覚は、
 手術から半年は続きます。
 見た目も違いますし…
 瞼を触ると…
 自分の瞼が…
 手術したんだから…
 そっと触って…と言っています。
      ■         ■
 私は典型的なおっさんなので…
 女の人が嫌う…
 おしぼりで顔を拭くのが好きです。
 顔を洗うのも好きですし…
 お風呂上りには…
 タオルでよく顔を拭きます。
 タオルでごしごしが好きでした。
      ■         ■
 このタオルで顔を拭くのが…
 なかなかできません。
 まぶた以外は大丈夫ですが…
 傷に触るとまずいので…
 手術から半年は…
 そっと洗うだけでした。
 今でも前のようにごしごしはしていません。
      ■         ■
 手術から2ヵ月は…
 寝ている時に目に触らないように、
 アイマスクをしてい寝ていました。
 アイマスクをすると…
 真っ暗でよく眠れました。
 途中で取れていたこともありましたが…
 アイマスクは効果的でした。
      ■         ■
 今は近くで傷を見ても…
 よくわからないほどきれいです。
 手術をしてくださった、
 聖路加国際病院形成外科の、
 大竹尚之先生のおかげです。
 ある程度の年齢になって、
 まぶたが下がってきたら…
 手術で治すと快適になれます。
 自分の体験からもおすすめします。

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医学講座

手術一年後です

 今日で私が手術をしていただいてから…
 ちょうど一年です。
 お風呂上りの赤味もなくなり、
 顔もふつうに洗えます。
 今日の院長日記には、
 手術後の写真を並べてみました。
 手術後に目を閉じて…
 PCもTVも新聞も見ないで
 安静にしていると…
 腫れが早く取れます。

手術前です
デザインです
24時間後です
48時間後です
7日後です
4週間後です
8週間後(2011年1月24日)
8ヵ月後です
1年後です

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院長の休日

手術前日から一年

 私が目の手術をしていただいて、
 明日でちょうど一年になります。
 とても快適になりました。
 手術をしてくださった、
 聖路加国際病院形成外科の、
 大竹尚之先生に感謝しています。
      ■         ■
 自分では患者さんに、
 最低、一週間のお休みが必要です
 …なんて偉そうなことを言っているのに…
 いざ自分が手術を受けることになると、
 なかなか一週間の休みが取れません。
 こまったなぁ…
 患者さんに何かあったら…
 どうしようかなぁ…
      ■         ■
 そんな風に悩んでいた私の背中を…
 ぽんと押してくださったのは…
 私が手術をさせていただいた、
 看護師さんでした。
 先生、休みなんて…
 取ろうと思って…
 えぃって取らないと…
 取れないですょ!
 …と助言をいただきました。
      ■         ■
 あのひとことがなかったら…
 私はずっと手術を受けなかったと思います。
 背中を押していただき、
 ほんとうに感謝しています。
 人間、いつ誰にお世話になるかわかりません。
      ■         ■
 手術の前日に、
 東京に着きました。
 築地市場をぶらぶらして、
 病院の近くのホテルに宿泊しました。
 前の晩は、
 次の日の手術に備えて…
 早めに寝ました。
      ■         ■
 手術日の朝は早起きして、
 風呂に入って、
 髪も洗って、
 準備を整えました。
 聖路加国際病院は、
 朝ごはんを食べないで受診でしたので、
 チェックアウトをして病院へ行きました。
      ■         ■
 患者として受診してみると、
 聖路加国際病院は、
 職員の方も、
 ボランティアの方も、 
 とても優しくて素敵な方ばかりでした。
 さすがキリスト教の病院は、
 雰囲気が違うと感じました。
      ■         ■
 私は不思議と緊張もせず、
 手術前日もよく眠れました。
 安心して手術を受けられました。
 東京へ行ったのが、
 一年前だったなんて信じられません。
 おかげさまで楽になりました
 大竹先生、ありがとうございました。

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