医学講座
冬の地震と停電に備える2024
今日は2024年1月12日(金)です。
TVで能登半島地震のニュースを見るたびに胸が痛みます。
何とかして差し上げたいけど、
何もできない。。。
私たち北海道の住民も2018年に地震にあいました。
困ったのは電気と水でした
冬の停電に備える2022
冬の地震に備える2023
■ ■
札幌市のHPには、
避難所に持ち運び可能な発電機の配備、
民間施設への非常用発電設備の設置
…と書いてあります。
札幌市役所本庁舎を含めて、
どのくらいの非常用電源があるかわかりません。
困るのが非常用電源の燃料です。
2018年には燃料不足で発電できなくなった施設がありました。
■ ■
能登半島の被災地を見ると、
電気さえあれば、
暖房ができるのになぁ~と思うことがあります。
文明が発達しすぎたので、
電気なしで使える暖房器具が減りました。
昔の石炭ストーブやまきストーブだったら、
電気がなくても暖房ができますが、
そんなのがある家はまれです。
どうしたらいいものか?悩みます。
医学講座
Windows11へ変更して困ったこと
今日は2024年1月11日(木)です。
札幌は雪が少ないです。
同じ北海道でも大雪の地域があります。
大雪の地方の方には申し訳ないと思いながら、
雪が少なくてありがたいです。
2024年は大変な年になっています。
■ ■
札幌美容形成外科は2023年12月に
電子カルテバージョンUPをしていただきました。
おかげ様で大きなトラブルもなく使っています。
電子カルテバージョンUPは、
Windows10のサポート終了が2025年10月にあるためです。
PCもWindows10からWindows11にしました。
慎重にしたつもりが、
とんでもないところに落とし穴がありました。
■ ■
銀行口座にアクセスするための電子証明書が、
Windows10のPCに入っていたものの、
新しいPCには簡単に入りませんでした。
マニュアルを見てもわからなかったので、
これから新しいPCに入れ替える方へ注意喚起の呼びかけです。
Windows10の電子証明書を失効させないと、
新しいPCにはインストールできないそうです。
親切に教えてくださった、
SBI新生銀行の佐藤さんに感謝いたします。
医学講座
厳しい寒さ備え不足 関連死増の恐れも
今日は2024年1月10日(水)です。
札幌は寒いです。
朝の最低気温が-7℃でした。
これから一年で一番寒い季節を迎えます。
この時期に地震で停電になると大変です。
電気がないと暖房ができません。
能登半島の被災地が心配です。
■ ■
2024年1月10日(水)、北海道新聞の記事です。
厳しい寒さ備え不足 関連死増の恐れも 政府、ストーブ供給急ぐ
能登半島地震の被災地は2月にかけ過酷な寒さが予想される。政府は、毛布や石油ストーブなどの供給を加速する構えだ。しかし物資不足は深刻。石川県は9日、避難生活などを原因とする関連死弓人を確認したと初めて発表した。低体温症などで今後、増える恐れもある。
石川県志賀町の会社員山本政人さん(66)宅では瓦が剥がれ、雪が住宅の屋根に染み込み雨漏りするようになった。
「ブルーシートをかけられた家はまだまし。みんな諦めの境地」と話す。同町の給水所を訪れた80代男性は「窓も割れて寒く、せめてお風呂に入って温まりたい。そんな日はいつ来るのが」と嘆いた。
真冬の被災者は、寒さと闘わなければならない。被害が大きかった石川県輪島市の1月の平均気温は3.3度。積雪も多く、最低気温が氷点下を記録する日もある。これから2月半ばにかけては、さらに気温が下がる。
2011年の東日本大震災では、津波で助かったのに、寒さで命を落とした人もいた。
政府は、23年度の予俑費から被災者支援のため約47億4千万円の支出を閣議決定。寒さ対策として、石川県の被災市町向けに、石油ストーブ約100台や毛布約3万枚、冬用の衣類約3千着、使い捨てカイロ約25万個を、金沢市の物資集積拠点まで送る。
松村祥史防災担当相は9日の記者会見で「全力を挙げ、現場のニーズを柔軟に捉えながら対応をしている」と強調。被災者を環境の悪い避難所からホテルや旅館に移す「2次避難」にも力を入れるとした。
自治体の備蓄にも課題が残った。石川県七尾市の指定避難所の体育館には、多い時で約400人が避難していたが、食料や毛布の備蓄はなかった。避難所の担当者は「市はこれだけ大規模な災害を想定していなかったのかもしれない」と振り返る。
市内の別の避難所で過ごした女性(73)は「着の身着のまま逃げたが、雪が降る地域の避難所には毛布ぐらいあると思っていた」と困惑する。
日本赤十字北海道看護大の根本昌宏教授(寒冷地防災学)は「寒冷対策を考慮した避難所の備蓄ができている自治体は少ない」と指摘する。

(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
道新がいい記事を書いてくれました。
冬に停電になると病院の暖房も止まります。
北海道の病院で大規模停電に対応できるのは、
私の記憶が正しければ市立札幌病院だけです。
高度救命救急センターがある札幌医大病院にも、
大規模停電に対応できる蓄電設備や自家発電はありません。
自家発電があっても燃料の備蓄は多くないです。
■ ■
市立札幌病院には駐車場の近くに非常用電源があります。
今の市立札幌病院を建築する時にはありませんでした。
市立札幌病院の耐震性能は札幌市役所より強いはずです。
建築前に札幌市建築局から病院に何人もいらして、
災害に強い病院を建築しました。
それから30年近く経過しています。
北海道の避難所で寒さ対策ができているところは、
あってもほんの一部です。
冬に大地震が来ても困らないようにするべきです。
医学講座
入院患者4割を被災地外へ転院措置
今日は2024年1月9日(火)です。
何が心配かというと、
北陸の地震で家を失った人、
家族を失った人、
災害の救助に向かった人たちです。
現場の医療機関も限界だと想像します。
■ ■
冬の地震に備える2023
2023年2月27日の院長日記です。
もし冬に地震が起きて、
停電すると大変です。
2018年に準備した非常用ストーブや、
ラジオなどを確認したいと思います。
携帯のバッテリーも、
いつも充電しておきます。
地震と停電が一番困ります。
能登半島で困っているのが寒さとトイレです。
■ ■
昨日のYahoo!ニュースです。
地震で負傷者殺到の珠洲市総合病院、入院患者4割を被災地外へ転院措置…「不休の医師ら限界」
震度6強の揺れに見舞われた石川県珠洲(すず)市の市総合病院が、入院患者の約4割を別の医療機関に転院させる方針を決め、ヘリなどを使った搬送を進めている。不休で治療にあたる医師らの疲労がピークに達し、水や食料も不足して「医療体制がもたない」と判断。今後、避難所などで体調を崩す被災者を受け入れるケースが増えると想定され、医療現場はぎりぎりの局面となっている。
災害拠点病院となっている珠洲市総合病院(163床)には、地震直後からけが人が次々と運び込まれ、待合スペースも被災者であふれた。
一時断水となり、自衛隊などの協力で復旧したものの、十分な治療・検査やトイレなどに必要な水量には届かず、栄養のある食事の提供も困難に。病院スタッフも自宅が損壊するなどの状況を抱えながら、院内や避難所に寝泊まりして働き続け、逼迫(ひっぱく)した状況だという。同病院の石井和公(かずきみ)事務局長は「職員の疲労が限界に来ている。このままでは病院が維持できない」と明かす。
このため入院患者約100人のうち、早期退院が見込めない内臓疾患などの患者を中心に、40人程度を被災地以外の医療機関に転院させる方針を決め、6日からドクターヘリなどでの搬送を始めた。
市内では8日午後2時現在、計6617人が避難所で生活しており、長引く避難生活で感染症や低体温症などのリスクが高まっている。同病院の患者搬送をチームで支援している滋賀県草津市の淡海医療センターの藤井応理(まさのり)医師は「災害関連死を防ぐためにも、『最後の砦(とりで)』であるこの病院の機能をなんとしてでも継続することが求められる」と話した。

入院患者の転院搬送を進める珠洲市総合病院(8日、石川県珠洲市で)=金沢修撮影(読売新聞)
(以上、Yahoo!ニュース、読売新聞より引用)
■ ■
私は珠洲すず市の読み方すら知りませんでした。
163床の病院で地震の救急患者を診るのは大変です。
患者さんやご家族はつらいと思いますが、
入院患者の約4割を別の医療機関に転院は正しいと思います。
もし北海道で同じ規模の地震が起きたら、
寒さはもっと強く大変です。
北海道知事に今から、
冬の地震対策をお願いしたいです。
昔の記憶
成人の日2024
今日は2024年1月8日(月)成人の日です。
札幌は雪が降っています。
小樽やニセコではすごい雪です。
札幌も雪が積もり除雪車が入りました。
今も降っているので、
これ以上降らないでほしいです。
■ ■
2024年1月8日、北海道新聞の記事です。
道内の新成人は何望む? 「タイパ」重視で飲み会参加に消極的 「家も車も結婚も」でも生活は不安
大半は結婚や家の購入を望み、理想の上司は尊敬できる人―。北海道新聞が8日の「成人の日」に合わせ、道内の18~20歳を対象に行った意識調査で、そんな傾向が浮かび上がった。「Z世代」と呼ばれる10~20代は、費やした時間に対する満足度「タイパ」(タイムパフォーマンス)を重視するとされるが、職場でどう接していいか悩む年長者も多い。成人や成人式の時期を迎えたZ世代は何を望み、どんなことを重視しているのか。
7日、道内の138市町村で20歳を対象に成人式が行われた。
雪の中、804人が集まった江別市の会場には「久しぶり」と旧友との再会を喜ぶ声が響いた。大学2年生の谷口なつみさん(20)=同市在住=も振り袖姿で友人とたくさんの写真を撮った。7日夜には地元中学の同窓会も開かれたが、谷口さんは参加せず、友人数人で食事した。「大勢の飲み会よりも、親しい人だけで飲む方が楽しいから」
意識調査はウェブ上で昨年12月下旬に呼びかけ、道内22市町の175人が回答を寄せた。谷口さんもその一人だ。
調査では、20歳になったらお酒を飲みたいかとの質問に「飲みたい」との回答が8割近くに上った。ただ、職場の飲み会に参加したいかを尋ねると「時々」が5割弱、「あまり参加したくない」が2割強。回答理由を尋ねた自由記述欄には「目的なく飲むのは時間の無駄」など、酒席での時間が自分にとって有意義なのかを考える答えが目立った。飲み会の出欠も「タイパ」重視ということか。
家や車を持つことや結婚観も聞いた。「家も車も購入したい」との回答が6割に上り、結婚したいかとの質問でも「したい」が7割を超えた。調査に答えた札幌市中央区の専門学校1年久保歩夢さん(18)=根室市出身=も「ずっと部屋を借りて暮らすより、家を買って財産にする方が生産的だと思う」と語った。
将来の不安はあるのだろうか。最も多かったのは「就職や進学」(4割)で、次に「経済的に自分の生活が維持できるかどうか」(同)だった。今後、就職活動が控える久保さんも「この先、日本経済が良くなるイメージがない」。未来への不安が大きい分、堅実なのかもしれない。
何を求めて働くかという質問には「家族を養ったり子どもを育てたりするため」が最多の4割だった一方、「社会に貢献するため」(2割弱)が2番目に多かったことも目を引いた。
「仕事を通じて世の中の役に立ちたい」。札幌市手稲区の大学2年田代麻衣さん(20)は、調査とその後の取材にそう語った。大学で野生動物学を学ぶ田代さんの夢は、公務員として鳥獣対策に携わることだ。高校3年の時、同市東区の住宅街でヒグマに人が襲われた事故に衝撃を受けたことがきっかけという。
では、この世代が描く「理想の上司」とはどんな人なんだろう。調査では「人として尊敬できる」との回答が8割近くに達した。田代さんはこう強調する。「同僚や部下への気遣いができない人は尊敬できない」
世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(56)によると、若者世代は多感な時期に東日本大震災や新型コロナウイルスの感染拡大があり、不安やリスクは避けられないものと認識し、社会貢献への思いも強いという。
牛窪さんは「Z世代は成長意欲が高く、意味のないものに時間やお金を使うのを嫌う」と指摘。職場でZ世代と接する年長者に向けて「目の前の仕事が社会に役立つことをしっかり伝えなければ、転職も視野に入れ始めるだろう。職場の飲み会も、開催する意義を明確にする必要がある」とアドバイスした。(尹順平、武藤里美、佐々木遼)


成人式会場で、友人たちと談笑する谷口なつみさん=7日、江別市(村本典之撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
晴れ着姿のお嬢さんが美しいです。
道新の記事を読んで、
しっかりしていると思いました。
高校3年の時、
同市東区の住宅街でヒグマに人が襲われた事故に衝撃を受けたことがきっかけで、
公務員として鳥獣対策に携わるには感激しました。
20歳の若い人に期待します。
新成人おめでとうございます。
医学講座
北海道と北陸は大雪に警戒
今日は2024年1月7日(日)です。
2024年1月1日に起きた令和6年能登半島地震で、
被災地が大変なことになっています。
心からお見舞いを申し上げます。
トイレだけでも何とかなればと思います。
これから寒気や雪が心配です。
■ ■
2024年1月7日、Yahoo!天気です。
北海道と北陸は大雪に警戒 北風強まり厳しい寒さに(7日7時更新)
7日(日)から8日(月)にかけては北海道の日本海側や北陸で大雪となるおそれがあります。北陸は夕方以降、平地でも雪になるでしょう。また、全国的に北風が強まり、厳しい寒さになりそうです。
7日(日)から8日(月・祝)成人の日にかけて、日本付近は冬型の気圧配置となり寒気が流れ込む見込みです。7日(日)は北海道から山陰の日本海側で雪や雨が降る予想で、夕方以降は北陸の平野部でも雪が主体になりそうです。
低気圧がゆっくりと通過する北海道の日本海側では、局地的に雪が強まる所がありそうです。北陸の平野部は、日中は雨の所が多い予想です。ただ、夕方以降は次第に雪に変わって積もる所も出てきそうです。土砂災害に加えて、大雪にも警戒が必要です。北陸の山沿いや長野県、関東北部の山沿いでは7日(日)夜から8日(月)にかけて積雪が急増するおそれがあります。路面の状況がさらに悪化するため、車の立ち往生にもお気をつけ下さい。
太平洋側は晴れ間の出る所が多いですが、東北では朝晩、その他も夕方以降、にわか雨やにわか雪がありそうです。
日中の最高気温は全国的に前日より低くなる見込みです。福岡と広島は9℃、金沢は6℃、札幌は1℃の予想です。北風が強まり、凍えるような寒さになるでしょう。東京は13℃と平年より高いですが、こちらも北風が吹くため数字よりは寒く感じられそうです。難しい状況の方もいらっしゃると思いますが、できる限り暖かくしてお過ごし下さい。
(気象予報士・岡田沙也加)

(以上、Yahoo!天気、ウェザーマップより引用)
■ ■
雪が少なくていい年だと思っていたら、
現実は甘くないようです。
被災地に大雪が降るのが心配です。
道新によると、
8日午前6時までに予想される24時間降雪量は
後志で最大60センチ、
石狩北部で同50センチ、
石狩南部で同40センチ、
空知で同30センチだそうです。
■ ■
札幌で40㎝も降ったら大変です。
長靴でも雪が靴に入ってきます。
私が子供の頃は、
雪をこいで学校に行ったこともありました。
雪をこぐという感覚は、
体験してみないとわからないと思います。
新雪でもかなり疲れます。
大雪が来ないことを願っています。
医学講座
避難所トイレ「もう限界」
今日は2024年1月6日(土)です。
札幌は雪が少ない日が続いています。
このままドカ雪が来ないことを祈っています。
令和6年能登半島地震の死者が増えています。
震度7なので大変なことになっていると思っていましたが、
想像以上に悲惨な状況です。
■ ■
2024年1月6日、北海道新聞の記事です。
避難所トイレ「もう限界」 道路寸断、仮設配備遅れ
石川県能登地方の地震被災地で、避難所トイレの衛生環境が悪化している。住宅の倒壊や火災で多くが避難所生活を余儀なくされている中、流す水が不足し、道路寸断で仮設トイレの配備も遅れているためで、「もう限界」との声も上がる。感染症のリスクや、トイレを我慢し水分を取らずに脱水症状を引き起こす危険性も懸念される。
「誰も排せつできない状況だ」。被害の大きい県北部にある珠洲市の泉谷満寿裕市長ら被災地の首長は、オンライン出席する県の対策会議で連日、避難所のトイレを巡り悲痛な叫びを発する。輪島市の坂口茂市長は会議で「ごみ袋の中に用を足し、1カ所に捨てている」と現状を報告、衛生環境悪化を懸念した。
珠洲市内の小学校に避難中の60代男性は「一番欲しいのは水」と訴える。仮設トイレはなく、トイレの数も不足。学校のトイレ前には悪臭が立ちこめ、避難者らが順番待ちの列に並ぶ。断水のため、バケツでプールなどの水をくみ、活用している。学校でのトイレ利用を避け、用を足す時だけ損壊した自宅に戻る人もいた。
県によると、4トントラックで仮設トイレ4基しか運べず、大量輸送が難しい。その上、能登半島は道路が広域で寸断され、被災地に届きにくい状況が続く。3日午後から仮設トイレの県内各地への配送が始まったが、北部を中心に満足に行き渡るめどは立っていない。
内閣府や防災トイレアドバイザー市川ゆかりさんによると、被災者50人に1基を目安に、長期化する場合は20人に1基の配置が望ましいという。市川さんは、断水で手を水で洗えないことも多いので、除菌用アルコールも一緒に準備するべきだとしている。


避難所になっている小学校のトイレ=3日、石川県珠洲市
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
2018年9月6日の北海道地震
トイレが困りました。
私の家はマンションなのでエレベーターが止まり、
電気も水も使えなくなりました。
階段を使って水を運びました。
トイレの水までは無理でした。
困ったのが大です。
さいわいマンションの一階は水が出ました。
ペット用トイレを使わせていただきました。
■ ■
札幌市内のマンションでは、
停電でも水が出たところがありました。
震源地から離れていたので、
上水道も下水道も無事でした。
道新の写真を見ると、
避難所には水もなくトイレが限界なのがわかります。
北海道で開発されたバイオトイレを届けられたら、、、
…と思っています。
医学講座
日航機18分で全379人脱出 欧米メディアは「奇跡」
今日は2024年1月5日(金)です。
札幌は雪が少なく穏やかな1月の仕事はじめです。
今日は雨が降る予報です。
1月2日の羽田でJAL機炎上について、
朝のTVで放送されていました。
着陸後に窓から火が見えて、
機内に煙が入ってくる中でよく無事に避難できたと思います。
■ ■
今日の道新に記事が出ていました。
2024年1月5日、北海道新聞の記事です。
日航機18分で全379人脱出 欧米メディアは「奇跡」 専門家の見方は
新千歳空港発の日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した2日の事故は、衝突から18分間で、全379人(乗客367人、乗員12人)が炎上する機体からの避難を完了した。欧米メディアが「奇跡」とも評した18分間の脱出劇を、専門家はどう見るのか。
日本航空516便は羽田空港C滑走路に降りた午後5時47分ごろ、海保機と衝突、炎を上げて約1キロ滑走して停止した。機内に煙が立ちこめる中、9人の客室乗務員は8カ所ある非常口のうち、前方と後方の計3カ所に乗客を誘導した。全員が避難し終えたのは午後6時5分。機体全体はほどなく炎に包まれた。
■ハイヒールの人少なく
約30年間、日航に勤務した元客室乗務員の江上いずみ筑波大客員教授は「18分間が長いとは思わない」と評価。さらに「北海道発の便だったことから、ハイヒールの人が少なかった」と分析した。脱出用シューターを使った避難の際、客室乗務員はシューターを傷つけ、空気が抜ける恐れがあるハイヒールは脱ぐよう指示する。スニーカーやブーツなどを履いた人が多かったことが「スムーズな避難につながった」とみる。
日航によると、同機は8カ所に非常口があったが、そのうち5カ所から炎が見えたため、客室乗務員は使用を断念。機内放送やインターホンが使用不能になり、最後尾の客室乗務員は機長らの指示を受け取れず、自身で状況を判断して脱出用シューターを展開した。江上客員教授は「前のドアしか開けていなかったら(避難の)時間が足りなかったかもしれない」と話す。
■厳しい避難訓練
同社の客室乗務員は年に1回、緊急避難訓練を受ける。座学と実習があり「試験は、合格するまで乗務停止になるほど厳しい」(江上客員教授)という。機体はメーカーや機種によってドアの開け方や消火器の場所が異なるため、乗務員は四つの異なる機種に対応できるように訓練を受ける。
関係者によると、事故当時に機内にいた客室乗務員9人のうち、4人は2023年入社の新人だった。
日航の客室乗務員訓練部長を務めた大阪観光大の中村真典教授によると、航空各社は機体に備えられた非常口の半分しか使用できなくても満席の乗客を90秒以内に脱出させる訓練を行っている。「どの非常口を使うかも客室乗務員が冷静に判断したのだろう。訓練通りにしっかり行ったということに尽きる」と語る。
滑走路での停止後、「早く非常口を開けて」との乗客の叫び声も機内に響いた。客室乗務員の経験がある明星大の児玉桜代里(さより)特任教授は「乗客の声を受けて『早く開けなきゃ』と焦って行動すると、安全確認の手順が狂ってしまう」と指摘。「対応が遅いとの声もあるが、状況が分からないのにドアは開けられない」と話した。
一方、航空評論家の中村浩美さん(77)=札幌市出身=は避難誘導を評価した上で「今回の事故を受け、安心せず、さらなる改善点はないのか、しっかり検証してほしい」と注文した。(竹田菜七、岩崎志帆、川浪伸介)

(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
CAさんは訓練を受けた保安要員です。
機種ごとに試験があります。
道新に書いてあるように、
年に1回、緊急避難訓練と試験があります。
TVで流れた機内の動画を見ると、
適切に判断して脱出口を開けたようです。
乗客同士が荷物を持たないと声をかけていました。
もし緊急事態になったら、
今回の事故を教訓に避難します。
医学講座
事故を起こさないように事故にあわないように
今日は2024年1月4日(木)です。
2024年は大変な年になりました。
令和6年能登半島地震
羽田でJAL機炎上
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
69歳の私が考えることです。
災害は忘れた頃にやってくる
自分も事故を起こす可能性がある
■ ■
羽田で炎上した日本航空の機体を見て、
世界中で言われているように奇跡だと思います。
JAL機で緊急脱出の訓練が行われていて、
機長さんが全員の脱出を確認して、
飛行機を離れたと書かれていました。
今回の事故原因は調査中です。
医療事故と航空機事故は共通することがあります。
■ ■
英国人パイロットの奥様の死
2022年3月24日の院長日記です。
医療事故も航空機事故も、
ちょっとしたヒューマンエラーから起こります。
どんなにベテランのパイロットも、
どんなにベテランの医師も、
事故を起こす可能性があります。
■ ■
2024年新年からの地震や航空機事故を見て、
事故を起こさないように
事故にあわないように
気を引き締めて仕事をしようと思いました。
札幌美容形成外科は明日1月5日(金)から仕事はじめです。
今日はクリニックでメール整理と、
明日のために暖房のタイマーをセットしました。
医学講座
羽田でJAL機炎上
今日は2024年1月3日(水)です。
昨夜、羽田空港で札幌発のJAL516便が炎上しました。
私は何も知らなかったのに、
さくらんぼさんから、
日本航空に乗ってませんか?と心配していただきました。
後からTVを見て驚きました。
■ ■
北海道新聞に詳しく出ていました。
さすが道新は違います。
2023年1月3日、北海道新聞WEB版の記事です。
機内に煙「早く出して」 羽田で日航機炎上 着陸直後に衝撃 緊迫の脱出
年末年始を道内で過ごした人々を乗せた航空機が日没後の暗い滑走路で突如、激しく炎上した。2日午後、羽田空港で起きた新千歳発羽田行き日本航空516便(乗客367人、乗員12人)の火災。着陸後の機内には煙や熱気が広がり、「早く出して」と叫び声が上がった。炎に包まれた日航機から脱出した乗客らが事故当時の緊迫した機内の様子を振り返った。
事故があったのは午後5時47分ごろ。機体後部の客室内は激しく燃え、火の手はみるみる広がった。30分もたたないうちに機体全体を覆い、窓やドアからは爆発するように炎が噴き出した。
「窓側に座っていた息子が『熱い』と言ったので窓の外を見たら、すぐそばの翼が燃え始めている感じだった」。夫と中学3年の息子と3人で後志管内ニセコ町にスキーに訪れ、帰宅するため日航機に乗った東京都大田区の会社員栗原直子さん(47)は、羽田空港内で衝突直後の状況をそう振り返った。
37列目の窓側の座席に3人で並んで座っていた。炎上しながら滑走路を走っていた日航機内は、乗客の悲鳴が上がり、客室乗務員が「大丈夫です、大丈夫です、落ち着いてください」と呼びかけていた。機内は徐々に煙が充満し、客室乗務員から「鼻と口を押さえて姿勢を低くして」と指示があったが、避難誘導の声は聞こえなかった。
機体が停止すると、後ろの非常口近くにいた客室乗務員が「扉が開きません、開きません」と叫んでいたという。他の乗客が前方に移動する様子を見てついていくと、脱出シューターで機内から出ることができた。栗原さんは「脱出後、どんどん燃えていく機体を見て怖くなった」と話した。
日航によると、炎上した機体はエアバスA350。乗客乗員は脱出シューターを使って全員機外に避難した。機体から上がった炎は後部から徐々に前方に移った。機体には乗客の脱出に使ったシューターが残されていた。
札幌市に帰省後、日航機に搭乗した東京都三鷹市の会社役員今井康人さん(63)は「着陸直後にドンという音がし、直後に大きな衝撃があった。乗客は最初落ち着いていたが、火が出たと分かってから急いで逃げた」と説明。別の乗客は「着陸時にぼんと何かにぶつかったように突き上げる感じがした。窓から火花が見え、機内にガスや煙が充満した」と話した。
北海道旅行から帰る途中だった東京都の会社員沢田翼さん(28)は「機内が熱くなり、サウナみたいだった。息をすると、のどが痛くなるぐらい煙が充満し、マスクをしていても意味がないぐらいだった」と窮状を語った。脱出前の機内は視界が1メートルほどしかなく、酸素マスクも降りてこなかったといい、「早く非常口を開けて」と叫ぶ乗客や、泣き叫ぶ子供でパニック状態だったという。
エンジン付近の席にいた東京都の会社員田村憲一さん(53)は「前方から脱出してくださいとアナウンスがあり、逃げた。その時点で機内に炎は来ていなかった。数年ぶりに札幌市内の実家に帰省して戻るところだったが、こんなことになるなんて」と疲れた表情で話した。
10列目の窓側から2席目に座っていた川崎市の大学教授金子洋之さん(67)は「着陸後、機体が前に傾いて、右側にそれた。機体が止まった後、窓から見るとエンジンから火が出ていた。停止してから3分後ぐらいで機内で人が動きだし、外に出られた」と話した。
火が上がった後の滑走路には、赤色灯をつけた車がすぐに集まり、サイレンが響く中で消火活動にあたった。機体は焼け落ちて骨組みが露出し、つぶれるように燃え落ちた。
避難した乗客の多くは煙のにおいが漂う空港の第1ターミナル内で待機した。警察官や、日航のロゴが入ったヘルメットを着けた空港関係者から水やカイロ、毛布を受け取り、身を寄せ合っていた。(光嶋るい、権藤泉、本郷由美子)

羽田空港の滑走路で炎上する日航516便
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
お正月から2日も続けて悲惨事故です。
この事故のため欠航になった便があり、
JR北海道が北海道新幹線の臨時運行したという記事も出ていました。
私も東京⇔札幌便はよく利用します。
私はANAを利用していますが、
他人事ではないです。
一日も早く原因が究明され、
二度とこんな事故が起きないようにしてほしいです。
亡くなった海上保安庁職員のご冥福をお祈りいたします。