医学講座

美容外科への思い2023

 今日は2023年9月11日(月)です。
 札幌は秋らしい気候になりました。
 今朝は曇りでした。
 今日の最高気温は26℃、
 山形のさくらんぼさんのところは、
 最高気温が33℃です。
 今年は異常に暑くて雨が少ないです。
 果樹園を心配しています。
      ■         ■
 今週は第46回日本美容外科学会が横浜で開催されます。
 日本には2つの日本美容外科学会があります
 今週開催されるのは、
 形成外科医が多い日本美容外科学会JSAPSじぇいさぷすです。
 正式には一般社団法人日本美容外科学会と言います。
 もう一つの日本美容外科学会JSASじぇいさすも、
 同じ⼀般社団法⼈⽇本美容外科学会です。
      ■         ■
 私たちは、
 JSAPSじぇいさぷす
 JSASじぇいさす
 …と呼んで使い分けています。
 日本で行われている美容外科手術や治療は、
 形成外科医ではない、
 チェーン店の〇〇美容外科というところが多いです。
 残念なことですがよくない美容外科もあります。
      ■         ■
 今週の木曜日と金曜日に横浜で開催される、
 第46回日本美容外科学会の会長が、
 北里大学医学部形成外科の武田啓たけだあきら教授です。
 日本美容外科学会JSAPSじぇいさぷすの理事長も武田啓たけだあきら先生です。
 武田先生の会長挨拶です。
 患者さんが幸せになるということは、
 同時にそれを提供する我々医療者が幸せになるということでもあり、
 さらに言えば美容医療にかかわるすべての人の幸せに繫がります。
 安全で効果的な治療法
 そしてより身近な美容医療について議論し追求していく学会になればと思っております。

 今週の第46回日本美容外科学会を楽しみにしています。

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医学講座

タンポン使用で命の危機

 今日は2023年9月10日(日)です。
 札幌は晴れのいいお天気です。
 ようやく9月の北海道という気候になりました。
 最高気温は28℃です。
 山形のさくらんぼさんのところは、
 最高気温が32℃、
 まだまだ雨が少ないようです。
 お天気が回復してほしいです。
      ■         ■
 昨日のYahoo!ニュースです。
 2007年5月16日の院長日記に書いた、
 タンポンショックです。
 救命救急をやっている医師にとっては常識です。
 医学部の講義でも必ず教えます。
 残念なことに、
 中学校や高校の保健体育では教えません。
 女の人が使うタンポンで命を落とすことがあります。
 男性にも知っていただきたいです。
      ■         ■
 2023年9月9日、Yahoo!ニュースです。
 タンポンを6週間入れっぱなしにした女性、命拾いも「干からびたミイラのようだった」(豪)
 「まさか、タンポンの使用で命の危機に晒されるなんて! 学校では教えてくれなかったことよ。」
 そのように語るのは豪ニューサウスウェールズ州ニューカッスルに住む1児の母、ケルシー・フォスターさん(Kelsey Foster、29)だ。
 ケルシーさんがタンポンの使用を始めたのは10代の頃で、自分が「トキシックショック症候群(TSS)」を発症するまで「タンポンは安全で便利な生理用品」と信じて疑わなかったという。ところが30歳を目前にして経験した“ある出来事”が、それまでの考えを一蹴するきっかけになったそうだ。
 ケルシーさんはその出来事について、このように話している。
 「実はここ2か月ほど、下腹部の痙攣と痛みがひどく、5度ほど入退院を繰り返していたの。胆石が見つかった後、胆のうが破裂してしまってね。とにかくいつも疲れていて、肝臓の機能が低下して、検査をしながら手術を待っていたところだったわ。ただ子宮内膜症だったこともあって、痛みには慣れっこになっていてね。激痛や痙攣があっても、『またいつものこと』と放っておいたのよ。」
 「でも8月30日のこと、トイレに行くと、何かがポロリと落ちるのを感じたの。」
 ケルシーさんは当時、「血の塊だろう」と思ったそうだが、よく見ると古いタンポンであることに気付いて驚愕した。
 「血の塊が出てくることはよくあったの。でもタンポンだと分かった時は衝撃だった。信じられない思いでいっぱいだったわ。」
 「正直なところ、タンポンをどのくらい入れっぱなしにしていたかは思い出せないの。ただ最後に生理がきたのは6週間前だから、きっとその頃でしょうね。」
 「なぜタンポンを取り出し忘れたのかは分からないけど、入院で生活のリズムが狂ってしまったことと、ストレスが原因だと思う。入院中にタンポンを入れ、薬の影響や睡眠不足などが重なって忘れてしまったのよ。」
 月経周期が不規則だというケルシーさんは、「少なくとも6週間から2か月はタンポンが体内に残されていたのではないか」とも述べており、テックインサイトのインタビューでは、こんな衝撃的な事実を明かしてくれた。
 「出てきたタンポンを見た時は驚いたわ。だってそれはまるで、“古代エジプトの干からびたミイラ”のようだったの。血だらけの塊のようなものを想像していたから、衝撃は大きかったわ。」
 ケルシーさんはそのタンポンをチャック付ビニール袋に入れ、医師に手渡したそうだ。そして血液検査の結果、TSSの感染が判明した。
 なお、タンポンの長期使用時や取り出し忘れなどにより発症するTSSは、黄色ブドウ球菌が増殖し、毒素が産生されて起きるもので、突然の高熱、発疹、倦怠感、嘔吐、下痢、腹痛、錯乱などの症状が現れるという。また症状は急速に進行し、肝臓、腎臓、消化管、中枢神経系などの臓器に障がいがみられるようになり、最悪の場合は死亡する。
 病院で検査を受けたケルシーさんは、医師に「胆のうが破裂し、抗生物質を長く使用していたことで命を救われた」と命拾いしたことを明かし、TSSについてこう語った。
 「TSSは発症から24~48時間以内に様々な症状が現れ、命を危険に晒すの。これは冗談なんかじゃないわ。だからあのタイミングでタンポンを発見できて本当に良かったと思っているの。医師には『命が助かったのは幸運だった』と言われたわ。」
 現在は一日に3錠の薬を服用し、順調に回復しているとのことだが、ケルシーさんは「TSSへの感染は精神的にも身体的にもつらかった」と明かしており、最後にこのように述べた。
 「細菌感染で人の命を奪ってしまう可能性があるタンポンが法的に認められているなんて、今更ながら驚いているの。友人でタンポンの出し忘れを経験をした人が意外に多いことも分かったし、『生理やタンポンについて語ることは決して恥ずかしいことではない』という認識をみんなが持つべき。特にTSSについてはもっと多くの人に知ってもらい、注意喚起できたら嬉しいわ!」
 ちなみに過去には、タンポンを2年間も入れっぱなしだった女性や、学校の旅行中にタンポンの長時間使用で16歳少女が死亡したケース報告されており、専門家は1回のタンポンの使用は8時間を超えないように注意を呼びかけている。
 画像は『Kelsey Foster 2023年8月24日付Instagram「Eat pray slay.」、2023年8月29日付Instagram「She got the smile she got the eyes」、2023年7月24日付Instagram「Better than your ex」』『news.com.au 2023年9月6日付「Woman ’lucky to be alive’ after leaving tampon in for too long」(Picture: Instagram / @kelseylfoster)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

タンポンを少なくとも6週間入れっぱなしで、細菌感染による急性疾患「トキシックショック症候群(TSS)」を発症したケルシーさん(29)。それまでタンポンは安全で便利だと思っていたという(画像は『Kelsey Foster 2023年8月24日付Instagram「Eat, pray, slay.」』のスクリーンショット)
タンポンを長期間入れっぱなしにし、細菌感染による急性疾患「トキシックショック症候群(TSS)」を発症した女性が、自身の経験をシェアし「命を脅かす可能性があるTSSについて、より多くの人に知って欲しい」と訴えた。豪ウェブメディア『news.com.au』などで伝えられたニュースだが、テックインサイトでは女性にインタビューを依頼したところ、快く応じてくれた。
(以上、Yahoo!ニュースより引用)

      ■         ■
 トキシックショック症候群(TSS)は、
 タンポンだけではなく、
 熱傷や局所感染でも起きることがあります。
 私はタンポンショックは診たことはありませんが、
 TSSの治療はしたことがあります。
 生命の危険を伴う大変な病気です。
 ふつうの女の人が知識として持っていてほしい病気です。
 救命救急センターでも救命できないことがあります。
      ■         ■
 ネットで検索すると、
 近年使われるようになった、
 月経カップでTSSを発症し、
 両足と手の指関節を18個切断した女性がいると、
 2020年1月20日「ル・パリジャン」紙に出ています。
 女性にとって面倒な月経で、
 まさか足と手の指を切断なんて、、、
 とても信じられないことです。
 日本衛生材料工業連合会HPに詳しく書いてあります。
 気をつけていただきたいです。

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医学講座

札幌再開発_相次ぐ計画見直し

 今日は2023年9月9日(土)です。
 北海道新聞朝刊の記事です。
 札幌再開発 相次ぐ計画見直し 建設費高騰し人手不足も 新幹線延伸、ラピダス進出で工期集中フォーカス
 札幌中心部の再開発で、当初計画を修正する動きが顕在化してきた。札幌西武跡地の複合ビルではホテル誘致を断念。JR札幌駅南口の複合高層ビルは規模縮小などを視野に検討され、ホテル新築の無期限延期に踏み切る動きもある。背景にあるのは、資材価格や人手不足による人件費の高騰だ。2030年度末予定の北海道新幹線延伸と相次ぐ大規模再開発、ラピダス(東京)の半導体工場建設という過去に例のない大型工事の集中で、開発が見直しを迫られる想定外の事態に陥っている。
 「建設コストは新型コロナウイルス禍前から3~4割上がっており、大規模な工事ほど当初想定していた金額との隔たりが大きい。これから着工する計画はどこも必死で費用圧縮の協議を進めている」。札幌の不動産関係者は、コストが急上昇する前に立てられた各種建設計画の現状をこう説明する。
 建設物価調査会(東京)によると、札幌の8月の建設資材物価指数(2015年=100)は過去最高の134.2。4月に札幌の組合が過去最大の約3割の値上げに踏み切った生コンクリートを始め、円安などの影響で鋼材や設備機器なども高騰しており、直近3年で30ポイント近く押し上げられた。
 人手不足も深刻だ。北海道労働局によると、7月時点の札幌圏の建設・土木作業員の有効求人倍率は7.33倍で、全職業平均の0.93倍を大きく上回る。鉄筋工事を請け負う丸正誠伸興業(札幌)の熊谷誠一社長は「請負単価は人材確保に必要な賃上げ幅に追いついておらず、担い手がいないので工期を延ばすしかない」と漏らす。
 大型案件の計画修正が相次いでいる。札幌西武跡地(中央区北4西3)では、家電量販大手のヨドバシホールディングス(HD、東京)などでつくる再開発準備組合が当初、低層階を商業施設、中層階をオフィス、上層階をホテルとする地上35階地下6階のビルを計画したが、ホテル誘致を断念した。当初約1千億円と見込んだ建設費が、3~4割程度の超過は避けられない状況となったためだ。計画の見直しでホテルより建設費を抑えられ、安定した収益を見込めるオフィスの割合を増やし、上昇したコストの回収を早める狙いがあるとみられる。
 北海道新幹線の新駅と接続するJR札幌駅南口の地上43階地下4階の複合ビル(北5西1、2)でも、当初約2500億円を見込んでいた事業費が1千億円単位で膨らむ可能性が浮上。事業主体のJR北海道が設計と施工を担う清水建設(東京)と工期延長や規模縮小も視野に計画見直しの協議に入っている。
大型計画が続々
 ホテルオークラ札幌跡地(南1西5)でホテル新築を計画していた不動産大手の三菱地所(東京)も「事業性が見通せなくなった」(関係者)として、昨年11月の着工を延期しており、再開時期は未定だ。
 ほかにも2030年に向け、札幌中心部では大型計画がめじろ押しだ。大通西4街区では、地上34階地下3階の複合ビルが2028年完成予定。昨年閉館した北海道ビルヂング跡地(北2西4)では、三菱地所が複合ビルの2025年度の完成を目指しているほか、4丁目プラザ跡地(南1西4)やピヴォ(南2西4)など、大型商業施設跡の再開発も控えている。
ラピダスも着工
 一方、今月1日にはラピダスが1棟目の次世代半導体工場の建設を千歳市で開始し、急ピッチで進める工事には、最大で1日4千人の作業員を投入する見通しとなっている。
 大手ゼネコン幹部は「(ラピダスの工事に)札幌の人材が奪われることは間違いなく、人手不足はさらに加速する」と指摘した上で、「まだ表面化していないが、既に複数のプロジェクトで計画修正や凍結が話題に上っている」と明かす。
 不動産市場に詳しいニッセイ基礎研究所(東京)の吉田資主任研究員は「人手不足や資材高騰の影響は隣接都府県から人材を集めにくく、工期の集中が顕著な札幌でいち早く顕在化した」と述べ、今後全国にも波及すると指摘。2024年4月から建設業でも時間外労働に上限規制が適用される「2024年問題」を受け、工期延長などの動きはさらに加速すると予想している。(高橋祐二)


(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 建設費が3~4割も上がるのは大変なことです。
 道新の記事にある計画変更は当然のことです。
 私は札幌市民が泊まらない超高級ホテルより、
 オフィスビルにしてもらって、
 コールセンターでも、
 企業でも進出してもらうのが、
 札幌市民の雇用が増えていいと思っています。
 ラピダスができるのでIT企業に来てもらい、
 たくさんもうけてもらって、
 法人税を払っていただきたいです。

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昔の記憶

69歳になりました

 今日は2023年9月8日(金)です。
 1954年9月8日生まれの本間賢一は69歳になりました。
 60台最後の一年間です。
 還暦を迎えてから、
 あっという間に9年間が過ぎました。
 62歳から63歳までが裁判でした。
 おじいさんなのに、
 いらしてくださる患者さんに感謝です。
 毎日コメントとくださる方に感謝です。
 いっしょに働いてくれる若い方に感謝です。
 奥さんに感謝です。
      ■         ■ 
 還暦を迎えました
 61歳になりました
 62歳になりました
 63歳になりました
 64歳になりました
 65歳になりました
 66歳になりました
 67歳になりました
 68歳になりました
      ■         ■
 上の院長日記を読み返してみると、
 感慨深いものがあります。
 61歳になりましたには、
 誕生日にちょっと太ったサンマを食べたいと書いてあります。
 サンマは高級魚になり、
 やせたサンマしか売ってません。
 温暖化のため獲れなくなりました。
      ■         ■
 10年前と同じことをするのは無理なので、
 作付面積を減らしています
 さくらんぼさんに教えていただきました。
 さいわい、目も見えるし、
 手も震えません。
 へんくつがんこですが、
 認知症でもありません。
 少しでも長く手術を続けられるように、
 健康に気をつけて働きます。
 ご声援に感謝しています。

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医学講座

札幌西武跡地_ホテル誘致を断念

 今日は2023年9月7日(木)です。
 札幌は晴れのいいお天気です。
 私は猛暑でできなかった、
 お墓の草取りに行きました
 毎年、ラベンダーが終わったら刈り取っていたのに、
 今年は種になっていました。
 枯れているか心配でしたが、
 ラベンダーは元気でした。
      ■         ■
 2023年9月7日、北海道新聞朝刊の記事です。
 札幌西武跡地再開発、高級ホテル誘致を断念 ヨドバシHDなど準備組合、建設費高騰で
 JR札幌駅南口の札幌西武跡地を含む札幌市中央区の北4西3街区再開発で建設予定の複合ビルを巡り、家電量販大手のヨドバシホールディングス(HD、東京)などでつくる再開発準備組合が、上層階の高級ホテル誘致を断念したことが6日、分かった。建設コストの上昇が影響したとみられる。
 複合ビルは、計画では高さ約200メートルで地上35階地下6階、延べ床面積約21万200平方メートル。低層階を商業施設、中層階をオフィス、上層階を高級ホテルとする想定で準備組合が詳細な事業計画を検討していた。
 関係者によると、当初約1千億円を見込んでいた建設費は、円安などによる資材高騰や人手不足による人件費の上昇で、3~4割程度上昇。ホテルと比べて建設費を抑えられ、安定した収益を見込めるオフィスの割合を増やすことで、上昇したコストの回収を早める狙いがあるとみられる。
 札幌の再開発を巡っては、札幌駅南口に整備される複合高層ビル(北5西1、西2)でも、JR北海道などが当初計画の見直しを進めている。

JR札幌駅南口の北4西3街区(手前)=2019年5月
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 JR札幌駅南口の再開発でもホテルが見直しです。
 最上級ホテル_米マリオットのリッツ・カールトンは、
 できたとしても私は泊まることはないホテルです。
 三菱地所はオークラ札幌跡のビル新築を延期しました
 大型ダンプが来て地下部分を埋め戻しています。
 私はヨドバシHDの判断が賢明だと思います。
 2009年9月30日に札幌西武が閉店してから14年になります。

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医学講座

陥没乳頭再手術と禁煙

 今日は2023年9月6日(水)です。
 札幌の最高気温は26℃です。
 山形のさくらんぼさんのところは、
 最高気温29℃、曇時々雨であまり降ってないそうです。
 明日からもそんなに降りそうもなく、
 もっと多くの雨が降ってほしいです。
 お天気はコントロールできないので大変です。
      ■         ■
 陥没乳頭の手術は、
 形成外科や美容外科の手術の中でも、
 難易度が高い手術です
 私が手術をしても、
 再発することがあります。
 手術後に、
 しっかりとケアーをする必要があります
      ■         ■
 陥没乳首とは、
 下の絵のように、
 乳首が出ない人です。
 保険適応になるのは、
 授乳障害がある陥没乳首です。
 実際に授乳経験がなくても、
 将来、授乳障害になるほど陥没している人は、
 未婚のうちに手術をすすめます。
 高校生でも手術は可能です
      ■         ■
 出産して、
 実際に授乳中には、
 陥没乳首の手術はできません
 他院で手術をして、
 残念なことに、
 乳首が出ない人もいます。
 再手術が必要になることがあります。
      ■         ■
 一度も手術をしたことがない人と、
 再手術をくらべると、
 再手術の方がずっと難しいです
 前の先生がどんな手術をしたかもわかりません。
 瘢痕はんこんという硬い組織があって、
 手術がやりにくいことがあります。
 血流が悪くなっていて、
 再手術で壊死になるリスクもあります。
      ■         ■
 再手術ができるかどうかは、
 実際にキズを診察してみなければわかりません。
 困るのがタバコです。
 喫煙率は下がっていますが、
 女性でもタバコ好きな人がいます
 再手術で難易度が高いのに
 タバコで壊死になると最悪です。
 禁煙外来で禁煙してから手術をおすすめすることもあります。
 少しでもいい結果を出したいからです。
 こうるさいじじで申し訳ありません。


手術前

手術後3ヵ月

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医学講座

大雨で快速エアポートなど150本運休

 今日は2023年9月5日(火)です。
 札幌は夜に雨が降りましたが、
 朝は曇りです。
 ニュースを見て驚きました。
 札幌は降っていないのに、
 千歳市に土砂災害警戒情報が出ていました。
 JRは快速エアポートなど150本が運休です。
      ■         ■
 新千歳空港からの飛行機は飛んでいます。
 快速エアポートが止まると大変なことになります。
 2023年9月5日、Yahoo!天気です。
 北海道で非常に激しい雨 雨が弱まっても土砂災害などに注意
 北日本では、けさ(5日)にかけて「激しい雨」や「非常に激しい雨」が降り、大雨になっている所があります。雨や弱まったり、やんだりしても土砂災害に注意してください。
 局地的に「非常に激しい雨」
 北海道ではけさ(5日)にかけて、暖かく湿った空気の影響で、断続的に発達した雨雲がかかり、大雨になっている所があります。
 1時間降水量は、北海道渡島地方の知内町で66.5ミリ(午前0時15分まで)の「非常に激しい雨、釧路空港で44.0ミリ(午前6時40分まで)の「激しい雨」が降りました。いずれも、観測史上1位となる降水量でした。
 また、釧路地方の鶴居村では42.0ミリ(午前0時51分まで)、根室地方の羅臼町で41.0ミリ(午前1時58分まで)を観測し、9月としては統計開始以来、最多を更新しています。
 きょう(5日)は、北海道の東部では昼頃まで雨が降り、雷を伴って雨脚が強まる所もありそうです。南西部や北部も所々で雨や雷雨となるでしょう。
 東部の大雨もピークを越えつつありますが、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があります。雨の降り方が弱まっても、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に、注意してください。
 日本気象協会 本社 日直主任

(以上、Yahoo!天気、tenki.jpより引用)

      ■         ■
 知内町しりうちちょう66.5ミリ
 釧路空港で44.0ミリ
 鶴居村つるいむら42.0ミリ
 羅臼町らうすちょう41.0ミリ
 札幌は晴れているのに、
 大変なことになっています。
 さくらんぼさんの果樹園は高温で被害がでています。
 異常気象は勘弁してほしいです。

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医学講座

停電にそなえる2023

 今日は2023年9月4日(月)です。
 天気予報では、
 さくらんぼさんの果樹園に雨が降るはずです。
 恵みの雨になって、
 少しでも果樹園が回復してほしいです。
 北海道新聞に5年前の地震のことが出ています。
 ちょうど5年前に台風21号が来て、
 タンカーが関西国際空港の橋に衝突しました。
      ■         ■
 その台風21号が北海道に来て、
 強風で停電になりました。
 その翌日に地震が来て
 北海道全体が停電でブラックアウトになりました。
 マンションのエレベーターが止まり、
 水が出ないのでトイレも使えませんでした。
 停電が困りました。
      ■         ■
 また同じような災害が起きて、
 停電になることが考えられます。
 2018年の地震の後で、
 発電機
 ガス暖房機を買いました。
 恥ずかしながら一度も使っていません。
 道新の記事を読んで一度はテストしようと思いました。
 水もためておきます。
 忘れた頃に災害がまた来ないでほしいです。

(以上、Yahoo!ニュースより引用)

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医学講座

国境なき医師団・札幌展_中嶋優子会長のご講演

 今日は2023年9月3日(日)です。
 一週間前の北海道マラソンの日がうそのように、
 札幌は涼しくなりました。
 今朝の通勤時は24℃でした。
 最高気温は30℃です。
 山形のさくらんぼさんのところは、
 今日も最高気温が34℃です。
 明日は山形に雨マークがついています。
 雨が降ってくれることを祈っています。
      ■         ■
 先日ご紹介した国境なき医師団_札幌展が今朝の道新に載っていました。
 私はアリオ札幌に行けなかったので、
 YouTubeで中嶋優子先生の声を聞きました。
 6年間の札幌医大での生活がとても充実していたそうです。
 同じ時間を過ごせたことがうれしいです。
 中嶋優子先生は学生時代と変わりません。
 2023年9月3日、北海道新聞の記事です。
      ■         ■
 国境なき医師団・札幌展 医療が復興の希望に 紛争地での活動語る 中嶋会長と市内の田辺医師
 紛争地などで医療援助を行う国際組織「国境なき医師団」(MSF)日本会長で札幌医大卒の中嶋優子医師と、札幌市の外科医でMSFにも参加している田辺康医師のトークイベントが2日、札幌市東区のアリオ札幌で開かれた。不十分な医療体制など難民が置かれている過酷な状況や、MSFの取り組みをエピソードを交えながら紹介した。
 イベントは、MSF日本(東京)が主催しアリオで3日まで開いている企画展「エンドレスジャーニー展・札幌」の一環。会場とオンライン合わせて約150人が耳を傾けた。
 MSFが派遣される地域では、十分な医療機器がない中で治療することが少なくない。2016年に南スーダンに派遣された田辺医師は「地雷や銃で足をけがした人たちを、現地にある機器を使って創意工夫しながら治療に当たった」と振り返った。
 中嶋医師は、世界各地で紛争が絶えないことや自然災害が増えていることを背景に、MSFの必要性が高まっていると強調。その上で「私たちの取り組みが、復興への希望や勇気につながってほしい」と話した。
 看護師を目指している札幌光星高3年の坂下結さん(18)は「世界の困っている人たちを救おうとする姿に感動した。自分も努力して、将来MSFに参加したい」と話していた。(長峯亮)

国境なき医師団の活動について話す中嶋優子医師(中央)と田辺康医師(右)=井上浩明撮影
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 中嶋優子先生も田辺康先生も素晴らしいです。
 私にはできません。
 中嶋先生がご講演の中で、
 医療援助だけではなく、
 世界中にこんなに困っている地域があって、
 こんなに困っている人たちがいることを知ってもらう、
 現場の状況を伝える証言活動があると知りました。
      ■         ■
 田辺先生のご発言で、
 医師以外の方たちの活動もあると知りました。
 医療者が45%で医療者以外が55%。
 病院や医療施設を整備したり、
 後方活動でがんばっている人たちがいること知りました。
 YouTubeでまた聞きたいと思います。
 中嶋優子先生ありがとうございました。

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医学講座

過去126年で最も暑い夏

 今日は2023年9月2日(土)です。
 札幌はようやく涼しくなりました。
 山形のさくらんぼさんのところは、
 今日も最高気温が32℃です。
 雨も来週まで降らないようです。
 秋田では降っているようなのに、
 雨雲が山形にも来てほしいです。
      ■         ■
 2023年9月1日、テレ朝newsです。
 過去126年で最も暑い夏 6〜8月全国の平均気温が統計上最高に 気象庁
 猛暑日が続くなど全国で記録的な暑さとなった6月から8月にかけての気温について、気象庁が過去126年で最も暑い夏になったとの統計をまとめました。
 気象庁によりますと、この夏は7月16日から8月23日にかけて全国に915ある観測点のうち106地点でこれまでの最高気温を更新するなど、全国的に記録的な暑さが続きました。
 6月から8月まで3カ月間の気象の記録が出そろい、過去126年で最も暑くなったことが分かりました。
 平年と比べて1.76℃高く、統計でこれまで最も高かった2010年の1.08℃を大きく上回ったということです。
 特に気温が高かったのは、北海道と東北の7つの道県で、すべての県庁所在地で8月の平均気温が観測史上1位を記録しました。
 偏西風の蛇行によって暖かい太平洋高気圧の列島付近への張り出しが長引いたことや周辺の海水温が記録的に高かったためなどと分析しています。
 また、スーパーコンピューター上の実験では、地球温暖化が気温をより高めた可能性も指摘されています。
 この夏の暑さを巡っては専門家が8月に「異常気象」とする見解を示していました。

(以上、ABEMA news/ テレ朝天気より引用)

      ■         ■
 暑いあついと思っていましたが、
 過去126年で最も暑い夏とは驚きました。
 世界中で暑かったようです。
 山形の暑さが少しでも減って、
 一滴でも雨が降ってほしいです。
 私がさくらんぼさんと知り合ってから、
 こんなことははじめてです。
 毎日、山形の天気を心配しています。

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