医学講座
第98回日本美容外科学会③
今回の学会で印象に残った発表は、
ソウルのShimmianクリニックのJung Dong-Hak先生でした。
Jung(ジョン)先生は、
何度も私をソウルへ招待してくださった先生です。
もともとは耳鼻科の教授をなさっていらっしゃいました。
韓国で知らない人はいない…
有名な鼻の先生です。
韓国だけではなく…
中国、シンガポール、台湾、日本からも…
先生、助けて~と患者さんがいらっしゃいます。
■ ■
先生の論文は、
PRS(ぴーあーるえす)という、
米国形成外科学会誌に何編も掲載されています。
PRSに論文が載るというのは…
形成外科医にとってとても名誉なことです。
Jung(ジョン)先生は、
形成外科医専門医以上の腕をお持ちで、
アジア圏の患者さんを…
たくさん救済していらっしゃいます。
■ ■
今回、われわれに見せてくださった症例は、
さまざまな注入物が鼻の血管に詰まってしまい…
鼻が壊死になってしまった症例でした。
Jung(ジョン)先生は、
私たち形成外科専門医ですら…
どうやって治そうか…???
と困ってしまうような難しいケースを、
皮弁という形成外科の手技で、
それはみごとに治していらっしゃいました。
■ ■
Jung Dong-Hak先生は、
美容目的で使った…
さまざまな注射が原因で、
鼻の形が崩れてしまった方を、
形成外科で使う皮弁(ひべん)という技(わざ)で治してしまいます。
思わぬことでトラブルになるのは、
世界共通のことです。
ヒアルロン酸だからと安心はできません。
鼻の手術でトラブルになって…
どうしても日本で治らなければ…
韓国のJung Dong-Hak先生に相談してください。
“第98回日本美容外科学会③”へのコメント
コメントをどうぞ
皮弁とは 本間先生が 咽頭癌で喉に穴を開け、声がでなくなった時使った皮とも違うのでしょうか?
昨年亡くなった マイケルジャクソン氏も鼻の形を気にされていましたね。
外国にいかなくも それくらい腕のよい先生が日本にいらっしゃる事を願っています。