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センター試験前日

 大学入試センター試験が明日から、2日間の日程で開催されます。
 札幌でも、北大や河合塾札幌校などで行われます。
 私が、昭和49年(1974年)に札幌医大を受験した時は、桑園予備校という予備校で試験がありました。
 医学部の教室は、階段教室になっているため、前の人の答案が見えることがあります。
 そのため、入学試験は予備校を借りて行われていました。
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 桑園予備校は、今はもうなくなってしまいました。
 今は、札幌情報未来専門学校という専門学校になっているようです。
 札幌市中央区北5条西13丁目に、校舎はまだ残っています。
 近くを通ると、予備校や試験のことを思い出します。
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 何歳になっても、試験はイヤなものです。
 信じられないかもしれませんが、私は50歳になっても
 『アッ!ヤバイ!』
 『明日試験なのに、何も勉強していない!』
 という‘悪夢’をみていました。
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 不思議なことに、大学の教員になって、こちらが試験問題を作成する側になってからも、この‘悪夢’にうなされました。
 『アッ!問題を作る側だった!』
 と気づいて目が覚めたこともありました。
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 センター試験は、国公私立の大学教員などを中心とした約400人が問題を作成しているそうです。
 委員の任期は2年で、毎年約半数ずつ交代します。
 おそらく、国立大学教員で、大学入試の試験問題作成を、専門に‘研究’している‘先生’はいないと思います。
 試験問題を一番よく研究し、勉強しているのは、予備校の‘先生’です。 
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 大学教員にとって、試験問題作成は、辛い仕事です。
 ‘良い問題’を作るのは、本当に至難のわざです。
 センター試験が、過去の良問を出題する方針を出したのも、ネタ切れになったからです。
 20年近くも試験を続けていると、良い問題は出つくしてしまいます。
 予備校の模擬試験にも気を遣います。
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 試験前日は、緊張します。
 体調を崩す人も出てきます。
 ちょっと位の熱でしたら平気です。
 ただ、カゼ薬には注意してください。
 眠くなる薬があります。
 バスの運転手さんが気を失った事故もあった位です。
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 試験当日は、誰でも緊張するものです。
 一年間の努力は必ず報われます。
 マークシートの欄を間違えないように。
 解答用紙のマークシートに受験番号をマークし忘れる人がいるそうです。
 自分が緊張している時は、他人も緊張しています。
 緊張して眠れなければ、黙って目を閉じているだけでも大丈夫です。
 明日から2日間、体調に気をつけて頑張ってください。
 応援しています♪
 

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