医学講座

美容整形の失敗

 今日は休診日でした。
 めずらしく、TVを見ました。
 ザ!世界仰天ニュース
 フェイスリフト_無残な手術跡
 簡単な手術で
 キレイになれます
 と受けた手術で
 無残なキズが残っていました。
 被害にあったのは、
 英国の42歳の女性でした。
 世界中、どこにも悪徳医師はいるようです。
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 実際の映像を見ました。
 被害者の方が自分でビデオを撮影していました。
 今はフェイスリフト手術でも、
 包帯で顔をぐるぐる巻きにはしません。
 口の周りにできたキズは
 フェイスリフト手術でできたキズではなさそうでした。
 口周囲のシワを取ろうとして、
 レーザーで皮膚を削る手術を受けたように見えました。
 何れにしても、
 とんでもない美容外科医です。
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 番組でも言っていましたが、
 手術を受ける前に、
 手術の安全性や
 信頼できる医師であるか?を
 よくリサーチする必要があります。
 すぐに手術を決めないで、
 心配だったら何軒かのクリニックを受診することです。
 英国の悪徳医師は、
 医師免許を剥脱されたそうですが、
 日本の医療制度ではなかなか、
 免停になりません。
 堂々と宣伝や手術を続けています。
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 韓国の扇風機おばさんは、
 はっきり申し上げて、
 美容外科の問題ではありません。
 美容手術に端を発した、
 精神疾患です。
 醜形恐怖症の一つと考えます。
 昔の日本では、
 医療機関でも液状シリコンの注入をしていました。
 今、70歳以上の年齢の方です。
 有名な俳優さんで、
 頬が変形した方もいらっしゃいました。
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 韓国の医療レベルはかなり高いのですが、
 ヘギョンさんのように、
 大きく変形してしまうと…
 どんなに優秀な形成外科医でも、
 治すのはなかなか難しいのが現実です。
 番組の最後に、
 現在のヘギョンさんが映りました。
 仕事をなさってから、
 元気になられているようでした。
 私はつい数年前に、
 北海道内で闇医者(女性)から
 液状シリコンの注射を受けて、
 顔が変形した方を診察しました。
 くれぐれも注意なさってください。
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 巨大になった足の奇跡は、
 医学的に見ても素晴らしい内容です。
 台湾の医療レベルは、
 日本と同レベルと言っても過言ではありません。
 リンパ浮腫は、
 治療が難しい病気です。
 大網(たいもう)移植は、
 形成外科でも
 血管外科でも行います。
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 台湾万芳病院の許(シュー)先生の技術は、
 素晴らしいと思いました。
 人工血管の移植をしていますので、
 形成外科医ではなく、
 血管外科医なのかもしれません。
 手術後の王程(ワン・チャン)さんの、
 嬉しそうな表情が印象的でした。
 テレビ番組が紹介したおかげで
 中国の女性が
 台湾で手術を受けたというのも感動でした。
 医療に国境はありません。

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