医学講座
発表が終わりました
ソウルで開催された、
第12回国際鼻形成外科ワークショップでの発表が
11月29日に無事に終わりました。
この学会は、
韓国のInha大学耳鼻科教授のJang先生と
ソウルの ShimmianクリニックのJung先生が
開催されている学会です。
今年で12回目になります。
鼻形成外科の学会ですが、
眼の形成外科やフェイスリフトなどの発表もあります。
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私はこの学会に招待されて、
手術用顕微鏡を使った、
目頭切開手術と
眼瞼下垂症手術の
講演を行いました。
手術用顕微鏡を使った形成手術は、
まだあまり普及していないため、
私の発表の時は皆さん居眠りすることもなく、
熱心に聴いてくださいました。
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学会の公用語は韓国語と英語です。
同時通訳がついて、
韓国語で発表した演題は英語に、
英語は韓国語に通訳してくれます。
参加者のうち、半数以上は、
韓国以外の国の先生でした。
一番多かったのが中国の先生。
その他、台湾、フィリピン、シンガポール、
オーストラリアなどの先生が参加しました。
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日本から参加したのは、
私の他に、
ヴェリテクリニックの福田慶三(ふくたけいぞう)先生
アネシス美容外科の水野力(みずのつとむ)先生
銀座みゆき通り美容外科の水谷和則(みずたにかずのり)先生
でした。
私の発表の後で、
中国の先生や韓国の先生から、
お褒めの言葉をいただきました。
自分で言うのも変ですが、
発表は(大)成功でした。
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夜は、懇親会の後で、
会長のJung先生と5050クリニックのKim先生が、
ご馳走してくださいました。
Jung先生は51歳で、
元耳鼻科の教授をなさっていらした先生です。
PRSという米国形成外科学会誌に論文を書かれ、
鼻形成外科の本も書かれている先生です。
51歳で日本語教室に毎日通われ、
一日50分の講義を受けていると伺いました。
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Jung先生は鼻の手術に関して、
間違いなく世界のトップクラスです。
韓国国内だけではなく、
中国からも患者さんがいらっしゃいます。
日本人の患者さんもいらっしゃるそうです。
中国人の先生もクリニックにいらっしゃいます。
医療技術に国境がないことを、
あらためて痛感しました。
学会で写真を使うことを承諾してくださった皆さまに
心から感謝いたします。
Jung先生と日本からの参加者
Jung先生、Kim先生、韓国、中国の先生と