医学講座
韓国土産
私はショッピングの趣味もなく、
ブランド物にも興味がありません。
せっかく韓国へ行って、
ウォンが安いまたとないチャンスなのに…
買い物には行きませんでした。
日本からは、
韓国の免税品店めぐりツアーが大人気。
有名なロッテ免税品店は、
ほぼ100%が日本人だそうです。
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韓国では、本を買ってきました。
残念ながら、ハングルは読めないので、
英文の教科書を買いました。
Asian Blepharoplasty and the Eyelid Crease
というタイトルです。
著者は、
William Pai-Dei Chen先生という、
眼形成外科がご専門の先生です。
ロサンゼルス(Los Angeles)のクリニックは
ロングビーチ(LONG BEACH)にあるようです。
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西洋人と東洋人では、
眼の構造がまったく違います。
骨の造りもちがいます。
医学は米国が発達していますが、
西洋人の目にする手術を、
そのまま東洋人にすると、
とんでもないことになる場合があります。
女優さんや俳優さんが、
米国で整形手術を受けた?
という話しを聞くことがあります。
■ ■
よほど東洋人に慣れた先生がするとか?
日系2世、3世の先生。
韓国系米国人の先生。
など東洋人の先生に受けなければ、
何のために米国まで行って?
ということにもなりかねません。
私は細かい技術では、
日本は米国にも負けないと思います。
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私が英文の教科書を買うのは、
技術の勉強も、もちろんありますが、
教科書に書かれた英語表現を学ぶためです。
韓国で発表する時はもちろん英語です。
NHKのビジネス英会話で鍛えていても、
専門的な医学用語や言い回しは、
やはり専門書を読むに限ります。
医学を志している学生さん。
研修中の若い先生は、
英文論文や英文教科書を読む練習を、
学生時代から身につけるとよいと思います。