院長の休日
1円の節約は1円の利益
私は日曜日も仕事です。
日曜日も早く起きます。
TBS系で7:30からの
がっちりマンデーを楽しみにしています。
今日の、がっちりは、
イー・モバイルの千本倖生会長でした。
元々はNTTの社員でした。
海外と比べて格段に高いNTTの市外通話料金に疑問を抱き、
僕がやったら通話料金を安くできると、
NTTを退社
1984年、DDIを設立した方です。
おかげで市外通話料金は大幅に下がりました。
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今日のがっちりで印象に残った言葉。
1円の節約は1円の利益
例えば、社内で使うコピー。
白黒コピーは1枚2.3円
カラーコピーは1枚16円
社内資料は、カラーコピー禁止。
しかも白黒コピーを
4分割の両面印刷にしていました。
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1~2枚では差がでませんが、
普通なら8枚使うコピーを、
4分割の両面印刷で1枚で済ます。
これだけで7枚分の計16円(1枚分2.3円)の節約。
コピーを100人に配ると考えると、
1600円以上の節約になるという論理です。
会議の資料などは、
年間に数え切れないほどになります。
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資料を作成すると、
その資料の保管・廃棄にもお金がかかります。
実は、医療機関では、
資料の個人情報管理、保管、廃棄が
一番問題になります。
さすが、通話料金革命を起こされた、
千本倖生会長の節約哲学はすごいと思いました。
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番組の最後に会長のお言葉がありました。
いっぱい失敗してますよ。
だけど、そのときに失敗したことが、
次のときにすごいラッキーな事として
経験で返ってくることがあるんですよね。
だから、番組を観ている若い人たちに言いたいのは、
人生ですごい失敗をするじゃないですか、
そのときに失敗したということを
もう100%ダメだと思わないことですよね。
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僕らだって、かなり深刻な失敗をした。
でも、その失敗をしたことが
5年7年経ってみて、
あのときの失敗が実は
今の成功のきっかけだったとわかる。
繋がっているんです。
だから、失敗したときのネガティブことだけを見て
人生を生きちゃダメですよ。
もうダメだと思って自暴自棄なことをしちゃいけない。
失敗しても諦めず、
とにかく耐えるんです
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日曜日の朝から、
いいお話しを伺いました。
手術に失敗は許されませんが、
私の人生も失敗だらけです。
今日のがっちりをお聴きして、
会長の書かれた、
「挑戦する経営」千本倖生の起業哲学
を読んでみたい気持ちになりました。