医学講座
発表内容
今日、無事に韓国から帰国いたしました。
HPでも掲載許可をいただいた方がいらっしゃいます。
せっかくの機会ですから、発表内容をご紹介いたします。
私が得意とする手術は、
手術用顕微鏡を使った目の手術です。
日本では形成外科出身の先生を中心として、
眼の形成外科手術に顕微鏡を使います。
先日も日本形成外科学会誌に、
関西の先生が論文を書かれていました。
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私たち形成外科医は…
顕微鏡を使って、
細い血管を縫合する手術をします。
私の目は、
まだ老眼鏡無しで新聞を読めます。
その上、手術用顕微鏡を使うと
高齢になっても手術ができるくらい…
よく見えます。
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私の手術の特徴は、
最低の侵襲で最高の結果を得る技術です。
つまり、なるべく切るところを少なくし、
手術後の腫れや内出血を少なくします。
腫れや内出血が少ないと、
手術後の痛みも少なく、
より短い時間で社会復帰ができます。
‘なんちゃって美容外科医’の先生や、
経験が少ない先生には、
絶対にできない手術です。
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眼瞼下垂症手術は、
どこの病院やクリニックで受けても、
同じではありません。
形成外科専門医を持っていても…
残念ながら…
上手に手術ができない先生もいます。
もちろん、私が手術をしても、
全員が100%満足していただいているとは?
思っておりません。
たまに、お叱りを受けることもあります。
それだけ難しい手術です。
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韓国の先生が、
大学教授でもない私を、
わざわざ招待してくださるのは…
国際学会で、
以前に発表した内容を見てくださり、
私を評価してくださったからです。
医師として…
研究者として…
これほど嬉しいことはありません。
私の技術が、
私が死んだ後も残ります。
また、もっと発展させてくださることも期待できます。
これが韓国まで行って発表する理由です。
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今回、写真を使うことを許可してくださった方です。
ほんとうにありがとうございました。
まぶたが重く、夕方になると疲れます。
肩こりが強くマッサージにも通っています
睫毛で瞳孔縁が隠れています
手術直後です
腫れや内出血はわずかです
手術直後です
手術7日後です
手術17日後です
まぶたが下がってものが見えません
手術前です
皮膚も切除したので
腫れが残っています
手術一ヵ月後です
手術3年後です