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JALの社長さん
平成20年12月16日、朝日新聞朝刊の記事です。
倹約JAL社長、世界が注目
バス通勤や社員食堂利用
販売不振にあえぎ、
議会に資金援助を求めている
米自動車大手「ビッグ3」首脳が
破格の高給を取り、
しかも議会に専用ジェットでやってきたことへの批判が
国際的な話題となるなかで、
バス通勤している日本航空(JAL)の
西松遥社長(60)の「倹約ぶり」が
海外メディアで注目を浴びている。
■ ■
きっかけは、
11月に米CNNが放送した東京発のリポート。
経営再建に取り組む西松社長が
都営バスで通勤したり
社員食堂に並んだりする映像とともに、
2007年度に自らの年収を960万円に
減額したことなどを紹介。
世界有数の航空会社の
最高経営責任者(CEO)として「異例」とし、
「同年代の早期退職者と痛みを分かち合う必要がある」
という本人の言葉も伝えた。
■ ■
経営不振なのに
CEOが巨額の報酬を得ている
米国流との違いを強調する内容だっただけに、
放送後、東京のJAL本社には
「感激した」
「米企業も見習うべきだ」
「私のニューヒーローだ」
といった米国からのメールに加え、
カナダやオランダからも
「努力に拍手」
「経営者の手本」
などの称賛の声が相次いだ。
番組の映像がインターネット上にも転載されると、
17万件以上のアクセスがあったサイトも出たという。
■ ■
予想外の大反響に西松社長は
「社員と痛みを共有するのは当然。
このように取り上げられ、
戸惑っています」
とコメント。
JAL広報部は
「日本の経営トップの感覚としては、
さほど特別な取り組みではないとの認識です。
文化の違いでしょうか」
と話している。(佐々木学)
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
私は、美容外科医になってからも、
ずっと地下鉄やJRを利用しています。
通勤に自動車を使用したことはありません。
以前はもっぱら自転車を愛用していました。
最近は、
JR札幌駅周辺に駐輪できなくなったので、
徒歩です。
歩くのも速いです。
よく家内に速いと文句を言われます。
■ ■
一人でご飯を食べる時は、
札幌駅のアピアにある、
なか卯を利用します。
近くにないので行けませんが、
吉野家も好きです。
休日に行く北大生協の食堂も好きです。
ホテルや高級店ばかり利用している、
内閣総理大臣とか政治家には、
庶民の暮らしはわからないと思います。
JALの西松社長=本社の社員食堂
同社提供