院長の休日
ばいきんまん
平成27年6月22日、北海道新聞朝刊、
卓上四季です。
子供たちのヒーロー、アンパンマンには、作者の故やなせたかしさんも数え切れないほど多くの脇役が登場する。特に重要なのは敵役のばいきんまん。いろいろないじわるを繰り出してアンパンマンや仲間たちを困らせる。
▼ただ、単なる悪役ではなく愛すべきところもある。ばい菌だけに不潔を好み、花など美しいものは大嫌いなのに、美少女にはすぐ一目ぼれする。どじでアンパンマンにはどうしても勝てない。
▼やなせさんは彼について「怠けたい、いたずらをしたいなどという人間の欲求不満を表現している」と話していたという。誰にもある一面だから、悪人になりきれないのに安心する。
▼善人の主人公だけではどうにも物足りない、と創り出されたのがこのキャラクター。脇役の「陰」があるからこそ、主役の「陽」が引き立つ。炯眼(けいがん)である。彼がいなかったなら、アンパンマンがこれほど長く愛される作品になったか疑問だ。
▼1人の人生にも陰陽はある。<「悲喜こもごも」という言葉がありますが、まずは悲しみが先にやってくる。人間が生きていることを感じるのは、悲しいときのほうが多い>とやなせさん。
▼遅咲きのやなせさんらしい言葉だ。1日で言えば、「朝の来ない夜はない」。もっとも、昼の明るさがうとましいこともあるから、人の心は面白い。きょうは夏至。長い日差しを楽しむとともに、短い夜を慈しむのもまたいい。2015年6月22日
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
今日は夏至なんですね。
一年で一番昼が長い日です。
山形のさくらんぼさんは、
さくらんぼの収穫で、
早朝から大忙しだと思います。
お疲れ様です。
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私はアンパンマンが好きです。
ばいきんまんも好きです。
バイバイキンがかわいいです。
アンパンマンも時代によって、
ばいきんまんが違うように感じます。
昔のばいきんまんは、
どことなくやさしいです。
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アンパンマンの歌は、
困っている時に聴くと元気が出ます。
朝の来ない夜はない、
元気がない時こそ前向きに考えましょう。
今日の札幌は曇りです。
北海道は梅雨がなくていい季節です。
もう少しでラベンダーも満開になります。
日照時間が長い夏は、
紫外線から肌を守ってください。