医療問題
佐野社長のお言葉
佐野力さんと小樽商大
2015年7月26日の院長日記でご紹介した、
小樽商科大学の全面広告。
その中で、
佐野社長の、
自分の能力を
公共や
社会的弱者のために使うという
使命感を持った人間
このお言葉に強い魅力を感じました。
■ ■
小樽商大学長との対談で、
2000年にドラッカーとお会いしたと書かれています。
ピーター・ドラッカー
Peter Ferdinand Drucker
Wikipediaによると、
現代経営学、マネジメントmanagementの発明者です。
2005年11月11日に老衰のため、
95歳で亡くなったと書いてあります。
佐野社長は90歳のドラッカーさんとお会いしたのです。
■ ■
佐野社長の、
さらに私の持論を付け加えるなら、
その企業で誰よりも、
一番クリエイティブでなければならない
と思います。
このお言葉にも重みがあります。
私たち医療従事者や、
医療機関の経営者にも大切なことです。
■ ■
今の日本の医療を見ていると、
国の医療行政に振り回されています。
なんとか医療費を抑制しようという国と、
したたかに医療政策を先読みして、
これでもかこれでもかと、
次々ともうかる医療を経営する人が、
日本の医療業界の成功者になっています。
なさけない話しです。
■ ■
悪徳医師がいるのは、
悪徳美容整形だけではありません。
大部分の国公立病院は赤字なのに、
巨大な医療チェーン店を経営している人がいます。
献金問題で都知事まで辞職しています。
私たち医療従事者こそ、
自分の能力を
公共や
社会的弱者のために使うという
使命感を持った人間
…でなければなりません。
佐野社長のお言葉を胸に、
誰よりも、
一番クリエイティブな医師
…になりたいと思います。