昔の記憶

訃報_富田忠雄さん83歳

 平成27年7月7日、北海道新聞朝刊のおくやみ広告と、
 社会面の記事です。
 心からご冥福をお祈りいたします。
ラベンダーに情熱
 北海道・中富良野「ファーム富田会長死去
【中富良野】ラベンダー栽培に情熱を注ぎ、経営する観光農園を年間100万人以上が訪れる名所に育てた「ファーム富田」(上川管内中富良野町)会長の富田忠雄(とみた・ただお)さんが7月4日午前6時43分、急性心不全のため、旭川市内の病院で死去した。83歳。中富良野町出身。自宅は同町中富良野基線北15号。近親者で葬儀を済ませた。喪主は同社社長の長男均(ひとし)さん。後日お別れの会を開く。
 中富良野国民学校を卒業後、同町北星地区で農業に従事。後にラベンダー栽培に取り組んだ。
 1970年代前半、合成香料の普及などでラベンダーオイルの価格が下落し、ラベンダーの栽培面積が大幅に縮小する中で花畑を守り続けた。トラクターで花畑をつぶそうとしたことも何度かあったが、そのたびに「わが子に手をかけるようでできなかった」との逸話が残る。
 1976年に旧国鉄のカレンダーにラベンダー畑の風景が採用されたほか、テレビドラマ「 北の国から 」のロケ地にもなり、全国で知られる存在に。1983年に有限会社「ファーム富田」を設立し、香水やせっけんなどの製造にも取り組んだ。
 1990年に、北海道新聞文化賞のほか、南フランスのラベンダー生産組織から功労者に贈られる「ラベンダー・ナイト」の称号を受けた。1999年に道産業貢献賞。
(以上、北海道新聞より引用)

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20150707

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 残念です
 私は一度だけ富田社長とお話しをしたことがあります。
 毎年富良野へ行くと、
 花人の舎の前によくいらっしゃいました。
 優しそうな方でした。
 ファーム富田には、
 直筆で筆でかかれた、
 富田社長のお言葉が貼ってありました。
      ■         ■
 奥様を亡くされたと伺っていました。
 昔は冬のスキーが有名だった富良野です。
 今は冬より夏の花が有名です。
 富田社長の偉大な業績です。
 天皇陛下がいらした夏に、
 富田社長が嬉しそうにご案内されていたのを、
 今でも思い出します。
 心からご冥福をお祈りいたします。

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