昔の記憶
すし処さっぽろ山口さんご逝去
平成27年6月29日、北海道新聞朝刊の死亡広告です。
有限会社山口商事代表
すし処さっぽろ店主
夫 山口政友（晃右）儀
かねて入院加療中のところ6月27日午後11時29分、
65歳をもって死去いたしました。
ここに生前のご厚情を深謝し謹んでお知らせ申しあげます。
おって葬儀は左記の通りそれぞれ執り行います。
一、偲ぶ会 6月29日（月）午後6時
一、お別れの会 6月30日（火）午前10時（出棺11時）
一、式場 むすめやホール西町
札幌市西区西町北8丁目（011-661-1144）
平誠27年6月29日
札幌市西区山の手三条九丁目
喪主 山口喜代子
女 山口昌紀子
女 山口紗世子
女 山口祐子
■ ■
とても残念です。
立派な職人さんでした。
心からご冥福をお祈りしています。
山口さんは、
琴似の琴ずし（ことずし）というおすし屋さんからはじめられ、
すし処さっぽろを建てられました。
札幌市西区山の手の、
閑静な住宅街にあります。
■ ■
私に最初に琴ずしを教えてくれたのが、
現在、本別町国民健康保険病院の院長をしていらっしゃる、
一条正彦（いちじょうまさひこ）先生です。
札幌医大麻酔科で麻酔科研修をしていた時、
うちの奥さんがお鮨が好きだと話したら、
先生、琴似に美味しいおすし屋さんがある
…と教えてくれました。
■ ■
私の実家は西区琴似です。
そんなに美味しいおすし屋さんが、
琴似にあったんだ～
…と聞いて行ったのが琴ずしでした。
山口さんは、
きびきびとした職人さんです。
的確に示指をします。
■ ■
従業員の方は、
大将が何を考えているのか、
目線や動きで微妙に感じ取り、
てきぱきと仕事をします。
お会計の担当や、
お茶を出してくださるのが、
優しい奥様でした。
■ ■
琴ずしも、
すし処さっぽろも、
大繁盛していました。
予約をしなくては
食べられないおすし屋さんのはじまりでした。
琴ずしで修行を積まれたのが、
私がお世話になっている、
鮓佐の佐々木隆さんです。
■ ■
今年になってから、
すし処の大将が体調不良で店を閉めていると、
鮓佐の佐々木さんからお聞きしました。
佐々木さんがとても心配していました。
65歳の若さで亡くなるなんて、
とても信じられません。
山口さん、
美味しいおすしをありがとうございました。
心からご冥福をお祈りしています。
“すし処さっぽろ山口さんご逝去”へのコメント
コメントをどうぞ
え？ 先生がよく お父様、お母様と一緒に行かれた 琴似のお寿司屋さんですよね。あの写真も撮られたお寿司屋さんがなくなられたのですか？まだお若いのに残念です。先生の思い出の場所ですよね。 残念でなりません。 ご冥福を心よりお祈り致しておりますm(_ _)m
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。いつも行っているおすし屋さん鮓佐さんの師匠になる方です。全国にファンがいらっしゃいました。
残念ながら食べた事がありませんでした。
余りにも早い死でしたね。
ご冥福を心よりお祈り致します。
はじめまして。
この夏、帰省のとき、悲報を親からききました。
ショックのあまり、茫然としました。
山口さんとの思い出をブログに書きましたので、
ぜひ、読んでくださいませ。
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございました。とても残念に思っています。ブログも読ませていただきました。山口さんのことをもっと知りたいと思っていました。また情報があれば教えてください。
山口さんがお亡くなりになった…大変ショックで悲しいです。
一番最初にお寿司を食べにお伺いしたのはもう３０年も前になるのだろうか…当時、私はすごい職人さんがいるものだと驚きそのにぎりに堪能したことを想い出す。するどさとやさしさといった両方を兼ね備えた心と目つきは、まさしく一級の職人さんであったと思う。私のお寿司好きの原点は全てここ「すし処さっぽろ」あったといっても過言ではない。
衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。ありがとうございました。
まだ札幌在住の20代後半から30代にかけてお邪魔していたとても大好きな鮨屋さんでした。いつもカウンターでキリッとした鋭い眼差しで仕事をしておられた大将にはもう逢えないんですね、若くしてお亡くなりなられとても残念です。
ご冥福をお祈りします。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。山口さんがご逝去されたのが65歳なので私の今の年齢です。ほんとうに素晴らしいお鮨屋さんでした。心からご冥福をお祈りいたします。
今52歳なので、まさしくバブル世代です。確か高校、大学生時代に羽振りが良かった両親に連れて行かれ、就職してからは初めてのボーナスで親に琴ずしさんでご馳走した際、とても安くしていたて頂きました。私の結婚の際にも過分なお祝いを下さったにもからもかかわらず、それ以来機会を逃し疎遠になりました。家族には色々あり、母の脳いっ血、両親の離婚、破産、自分の離婚、は父の失踪（養父でした）、母の逝去…。しばらく本物のお寿司を食べてないな、琴ずしさんはどうされてるかな、と検索してみるとあの大将の数年前の訃報を知りました。遅くに失しました。もっと早く会いに行くべきでした。取り返しのつかないことがあります。せめて鮓佐さんにそれとなく行って大将を偲ぶつもりです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。最後に書かれていた鮓佐さんも昨年店じまいをなさいました。私も鮓佐さんが無くなってから『すし難民』になりました。すし処さっぽろで修業を積まれた職人さんが何人か開業されています。一度お店に行きましたが満席で食べられませんでした。本物のお鮨を食べたいです。心から山口さんのご冥福をお祈りしています。
久しぶりに美味しいお寿司が食べたいと、検索したら大将の訃報をしりました。札幌在住時に当時の社長が、すし善や、すし処さっぽろに連れて行ってくれました。とくに、すし処さっぽろは、お気に入りで東京から両親が来た時も行きました。はい、ブルーベリーと内子を真顔でだす大将がお茶目でした。口に入れた時に一瞬でお寿司がなくなる感覚は感動しました。お寿司が好きで多くの有名店で食べましたが、大将は日本のトップクラスの寿司職人だと思います。御冥福をお祈りいたします。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。閑静な住宅街にある素敵なお店でした。琴ずしのころから行ってました。奥様が会計にいらして家庭的な雰囲気もあるお店でした。ご冥福をお祈りしています。