院長の休日
惜別2015
今年の診療は今日で終了です。
私の院長日記を読んでいただきありがとうございました。
年末になると新聞に、
惜別せきべつが載ります。
惜しい(おしい)
別れのこと、
ネットで調べると、
別れを惜しむことと書いてあります。
新聞で惜別は亡くなった方のことです。
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私にも、
残念なお別れがありました。
荻野利彦先生とのお別れが、
一番衝撃的でした。
私の五十肩を治していただきました。
さくらんぼさんと知り合ったのも、
荻野先生がきっかけでした。
偉大な先生でした。
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荻野利彦先生は2015年5月22日にお亡くなりなりました。
診療中に突然具合が悪くなられたと聞いています。
私など、
まだ信じられない思いです。
68歳は若すぎます。
私もあと7年で68歳になります。
私はあと何年生きられるかわかりませんが、
もう少し元気でいたいと思っています。
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今年は私の高校の同級生も亡くなりました。
クラスで一番頭がよかった男です。
東大に行きました。
がり勉タイプではなく、
いつ勉強しているのだろう…?
…と思うような人でしたが、
いつも成績優秀者でした。
東大合格も当然といった感じでした。
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それにくらべると、
私なんかはまじめに勉強をしていましたが、
なかなか成績は向上せず、
何度もダメかと思いました。
ファッションの流行にはうとかったのに、
インフルエンザや風邪は、
いつも流行の最先端でした。
よく保健室のお世話になりました。
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昔お世話になった、
北大形成外科の秘書さんもお亡くなりなりました。
52歳という若さでした。
家内の父が亡くなった時にも、
北大形成外科の医局から、
お花や弔電を手配してくださった、
優秀な秘書さんでした。
まだ子供さんも小さく、
無念だったことと思います。
家内とお通夜に行きました。
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他にも私より若い方が亡くなりました。
お通夜に行った帰りの車で、
家内と話しながら、
私はピロリ菌検査に行きました。
新谷直昭先生のおかげで、
ピロリ菌がいなくなりました。
いろいろなことがあった2015年でした。
61歳なのに元気で働けることに感謝して、
来年もがんばりたいと思います。