医学講座

名人の一言

 十仁系日本美容外科学会(JSAS)は、
 形成外科系日本美容外科学会(JSAPS)とは、
 参加する医師の顔ぶれが違います。
 中国から、
 たくさんの女性医師が参加しています。
 目に余る行為もありますが、
 貪欲に技術と知識を学ぶ目線はすごいです。
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 韓国の先生は、
 米国形成外科学会誌(PRS)に掲載される論文を書くような、
 素晴らしい先生も参加されます。
 鼻の手術で有名な、
 シミアンクリニック
 心美眼の、
 鄭東學ジョン・ドンハク)先生
 (英語表記は、Dong-Hak Jung先生)も、
 毎年必ず出席されています。
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 十仁系日本美容外科学会(JSAS)に参加して感じることです。
 私は形成外科医で、
 美容外科医じゃないな。
 まだまだ修行が足りないな。
 よくこう感じます。
 美容外科医には、
 十仁スピリットが大事だと(私は)思います
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 美容外科スピリット
 2007年9月29日の院長日記です。
 美容外科は技術だけでは食べて行けません
 お客様のニーズに合わせた手術や治療を提供できるのが
 美容外科だと日高先生から教えていただきました。
 私はまだまだ修行が足りません。
 横柄な形成外科医のままです。
 自分の考えに合わない手術はお引き受けしていません。

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 名人の言葉は重いです
 たとえば、
 患者さんを自分の彼女だと思う
 2015年6月9日の院長日記です。
 私の生涯で一番記憶に残る特別講演、
 福田慶三先生の
 美容外科医の心得3段活用は、
 巨匠と呼ばれる、
 著名な先生へのインタビューでした。
 東京、大阪、岐阜へわざわざ行かれて、
 福田先生みずからインタビューされました。
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 ためになることが満載でした。
 一番印象に残ったのが、
 ノエル銀座クリニック院長の
 保志名勝先生のお言葉でした。
 保志名先生は、
 どんなことがあっても、
 患者さんを怒ったりしないそうです。
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 福田先生が、
 『どうして怒らないのですか?』と質問されました。
 保志名先生のお言葉は、
 『すべての患者さんを、自分の彼女だと思ったら、怒れないじゃないですか

 これをお聞きして、
 私はすごいと思いました。
 私は彼女でも奥さんでも怒ります
 人間性の問題かと思ったら違いました。
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 福田先生:
 『どうやって怒らないようになったのですか?』 
 保志名先生:
 『十仁で鍛えられました

 私:なるほど!と思いました。
 十仁スピリット
 2008年5月12日の院長日記です。
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 形成外科出身の(自称)美容外科医は、
 技術が売り物でも、
 なかなか…
 すべての患者さんを、
 ♡自分の彼女♡
だと、
 思えないことも多くあります。
 私は、
 すべての患者さんを、
 自分の家族だと、
 思っています。

 家族だから怒りもしますし、 
 できないものはできないと言います
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 持って生まれた性分だから、
 もう還暦も過ぎているから、
 こんなガンコな性格は直せないと思います。
 保志名先生のように素敵な美容外科医に、
 自分の彼女だと思って
 手術をしていただくのは、
 女性にとって幸せなこと
だと思いました。
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 十仁系日本美容外科学会(JSAS)に参加すると、
 こんな名人の一言を聞くことができます。
 学会の討論の間に、
 ノエル銀座クリニック院長の
 保志名勝先生が何気なく話された言葉の中に、
 美容外科医ならではの苦労と、
 たくさんの経験から生まれたノウハウがありました。
 ぜひ来年5月の第105回日本美容外科学会(JSAS)に参加してください。
 今年と同じ赤坂のANAインターコンチネンタル東京で開催されます。
 学会長は城本クリニックの森上和樹先生です。

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