医学講座
針穴一つでもクレーム
患者さんを自分の彼女だと思う
生粋の美容外科医、
ノエル銀座クリニック院長の
保志名勝先生のお言葉には重みがあります。
どんなことがあっても、
患者さんを怒らない保志名勝先生。
福田慶三先生が発表された、
美容外科医の心得3段活用のように、
患者さんから怒られない、
患者さんを怒らせない、
たくさんのノウハウをお持ちです。
■ ■
今回の第104回日本美容外科学会(JSAS)でも、
名人の一言をお聞きしました。
ライブサージェリーという、
鼻の手術を見ながらの討論です。
針穴一つでもクレームになる
糸は見える場所にかけてはいけない。
さすがと思いました。
■ ■
高いお金を払って、
美容外科に来るお客さんの要求は高いです。
高いホテルや、
高いレストランが、
床にゴミ一つ落ちていないのと同じです。
鼻の手術で、
ちょっとした加減で、
糸が見える場所にかかって、
1㎜以下の針穴が残ってもクレームになります。
■ ■
二重まぶた埋没法では、
内出血が起きただけで、
二重の幅が変わってしまいます。
美容外科には、
形成外科以上に繊細な手術が要求されます。
学会に参加すると、
教科書に書いていない、
ちょっとした一言が聞けます。
私が2つの日本美容外科学会に参加する理由です。