医学講座

形成外科医の使命

 昨日の院長日記、
 看護婦時代の思い出に、
 元日本産婦人科医会 会長
 寺尾俊彦先生のメッセージを引用させていただきました。 
 産婦人科医の使命は、
 お母さん赤ちゃん命を守ることです。
 そして、
 「元気ないのち」を次の世代につなぐお手伝いをすることです。

 とても素敵なお言葉です。
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 私は学生時代
 産婦人科医になろうか?と思ったことがありました。
 産婦人科講座講師の郷久鉞二さとひさえつじ先生が、
 本間くん来ないか?と誘ってくださいました。
 郷久先生は、
 婦人科で心身症を研究されていました。
 穏やかな先生で、
 かなり産婦人科に魅力を感じました。
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 学生時代は風邪ばかりひいていて、
 体力に自信がなかった本間くんは、
 産婦人科医になるのを諦めました。
 あの時に産婦人科を選んでいたら、
 私の人生はどうなっていたのかなぁ~?
 …と62歳になってから考えたりします。
 産婦人科学は魅力がある学問です。
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 形成外科医の使命は何かなぁ~?
 …と考えてみました。
 産婦人科学に比べると、
 形成外科医の使命はなぁ~
 日本形成外科学会HPには
 形成外科とは、
 身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、
 あらゆる手法や特殊な技術を駆使し、機能のみならず形態的にもより正常に、
 より美しくすることによって、
 みなさまの生活の質 “Quality of Life” の向上に貢献する、外科系の専門領域です。

 …と書いてあります。
 難しい言葉だなぁ
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 簡単に言うと、
 外見を変えることです。
 外見を変えることによって、
 コンプレックスを解消したり、
 他人と同じレベルにしたり、
 自信をつけたりする、
 お手伝いをする専門科目です。
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 命にかかわることは、
 めったにありません。
 でも、
 毎日の生活で困っていることを、
 ちょっと改善するお手伝いをしています。
 子孫繁栄という、
 国家百年の大計はできませんが、
 子孫が快適に暮らせるお手伝いをしています。
 少しでもお役に立ちたいと願って仕事をしています。

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