医学講座

第3回弁論準備手続2016年12月1日(札幌地裁)

 今日は2016年12月1日(木)です。
 12月1日は私の手術記念日です
 2010年12月1日に、
 聖路加国際病院形成外科で、
 大竹尚之先生に、
 眼瞼下垂症手術をしていただきました。
 とても快適です。
 大竹先生に感謝しています。
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 毎年12月1日には、
 私の目の経過写真を出して見ていただいてました
 残念なことに、
 今年は大同生命保険㈱から、
 建物明渡し訴訟を起こされました。
 私は被告です
 2016年1月6日に突然電話がかかってきて、
 札幌美容形成外科の将来が危うくなりました。
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 今日は札幌地裁で
 第3回弁論準備手続
 事件番号 平成28年(ワ)第816号
 建物明渡請求事件
 原告 大同生命保険株式会社
 被告 医療法人札幌美容形成外科
 期日 平成28年12月1日(木)午後4時00分~
 場所 ラウンド法廷(3階)

 なので私の目の経過は後日ご報告させていただきます。
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 2016年12月現在、
 Googleで【大同生命】を検索すると、
 私の院長日記、
 大同生命のリスクが、
 上位にヒットします。
 それだけGoogleで検索する人が多く、
 たくさんの人が見てくださっている証拠です。
 院長日記にもたくさんの応援をいただいています。
 ほんとうにありがとうございます。
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 私は必ず勝訴します。
 ビル改築について
 2007年6月27日の院長日記です。
 ここに、
 インターネットの掲示板2チャンネルに
 雪印パーラーのビル、
 2007年9月で取り壊しって聞きました

 と書き込みがあります

 …という患者さんからの問い合わせがきっかけでした。
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 2007年(平成19年)に、
 ビルオーナーから改築計画の提案がありました。
 札幌美容形成外科はビル改築に協力し、
 改築期間(約1年程度)は仮店舗での診療を行う予定です。
 ビル取り壊しは
 早くても平成20年以降になる見通しで、
 具体的な日程は決まっておりません。

      ■         ■
 …と書いてあります。
 開業してわずか2年半ちょっとで、
 改築は困りました。
 この時は、
 このビルだけを取り壊して、
 新しいビルを建てる計画でした。
 私は全面的に協力し、
 新しいビルに入居するつもりでした

      ■         ■
 ビル建設を担当する建築会社の担当者がいらして、
 私は札幌美容形成外科の設計図
 設備関係の書類、
 その他必要なことをすべて伝えました
 建築会社が、
 札幌美容形成外科の、
 仮店舗→新築ビルへの移転費用を試算しました。
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 その結果、
 残念なことに、
 このビルに戻るのは無理と言われました。
 大家さんが予想した以上に、
 費用がかかるとわかったからです。
 リーマンショックという風が吹いたこともあり、
 ビル改築計画は無くなりました
 新しいオーナーになって、
 順調に診療を続けていました。
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 さて、
 今度は大同生命保険が、
 自社ビルの横にある、
 この小さなビルを買いました。
 こんな先生がいるとは、
 夢にも思わなかったようです。
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 大同生命のリスクです。
 大同生命札幌ビルは、
 2019年秋竣工予定です。
 あと3年半しかありません
 この古いビルを取得したことによって、
 竣工が1年延びると、
 100億円を超える大型プロジェクトが打撃を受けます。
 帝国データーバンクがどんな報告をしたのかわかりませんが、
 札幌美容形成外科の
 移転→仮店舗→新築ビルへの入居は大変です
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 私は現在地での診療にこだわりますので、
 建設期間中の仮店舗による診療後は、
 当然、新しいビルに入居することを主張します
 なんと言っても、
 思い出の場所です
 下の雪印パーラーさんも、
 創業地である現在地での営業継続を主張されると思います。
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 大変なのが代替地です。
 ビルの条件という、
 2007年6月29日の院長日記に書いてあります。
 天井高2800
 個別空調
 スプリンクラー工事
 24時間出入り可能
 給排水工事
 麻酔余剰ガス
 ガス滅菌機の排気

 簡単にビルは見つかりません。
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 札幌美容形成外科一軒でも立退きが遅れると、
 100億円を超える大プロジェクトが、
 年単位で遅れます。

 私が大同生命の株主だったら、
 竣工が何年も遅れると、
 株主総会で追及すると思います。
 大同生命がリスクをかけて、
 この古いビルを取得した理由が読めません。
 この院長日記をコピペして、
 ぜひ会議資料や稟議書につけてください
 山田健さんよろしくお願いします

 残念なことに丁寧な説明は一度もなく
 いきなり訴訟となりました。
 私がHTBのイチオシで主張しているように、
 この裁判は時間がかかります。
 札幌美容形成外科が無くならないようにがんばります。

“第3回弁論準備手続2016年12月1日(札幌地裁)”へのコメント

  1. えりー より:

    今日の院長日記も頭の悪い私にも本当に、
    わかりやすいです。
    きちんとした説明もなく「言うこと聞いて
    出て行きなさい」では弱い者いじめと
    同じだと思いました。

    雪印パーラーは私にとっても母や
    亡くなった祖母との思い出の場所です。

    真面目でお忙しい先生を困らせないで下さい。
    「必ず勝訴します」の言葉が
    とても力強いです。応援しています。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。札幌地裁に行ってきました。弁論準備手続は非公開なので内容については詳しく書けないのが残念です。次回から口頭弁論にしてくださいとお願いしてきました。明日の院長日記で公開できるところを書きます。次回は2017年1月12日(木)16:00から第3回口頭弁論です。

  2. なっちゅん より:

    やはり山田さんからの電話の会話は
    まだ見せていただけないのですね。

    色々と弁護士の先生と話し合われ
    頑張って下さい。

    先生は過去にビル建て直しに
    協力的な発言をなさってました。

    そんな先生が和解的な調停を起こしたのに
    出席せず、いきなり裁判なのですか。

    大同生命さん、お願いです!
    先生を困らせないでください。

    ご家族、スタッフさんも心労だと思います。
    病院の存続がかかってますので。

    先生、発表出来る事を明日にでも教えて下さいね。

    先生は転んでもただでは起きない方です。
    勝訴を祈ってます。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。裁判長はとても紳士的な方です。裁判所としてはお互いの言い分を聞いて、整理して、紛争を早く解決してあげたいというお気持ちです。法律で禁止されているのではないそうです。慣例として弁論準備で話したことは非公開なのだそうです。非公開なので相手方も具体的な方策を提案できるそうです。札幌美容形成外科としては公開してもまったく問題はないのですが、裁判所の立場を尊重して今日の内容は具体的には書きません。申し訳ございません。

  3. くくるん より:

    この記事だけ読んでも、移転に資金が莫大にかかること、、代替地を探す大変さ、色々とありながらも診療を続けられてきたことがよくわかりました。
    経営者は本当に大変なのですね。

    札幌美容形成外科がこれからも診療を続けられることを
    祈っております。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私は転んでもただは起きないをモットーにしています。最後まで諦めないも好きな言葉です。自分の知識と技術が役立つ間は一人でも多くの患者さんのためにがんばります。ご声援に感謝しています。

  4. さくらんぼ より:

    非公開だから詳しい内容がないのですね。 先生に有利なように 事が進んで欲しいです。 大同生命さん 素晴らしい仮店舗を見つけて新しいビルにまた札幌美容形成外科を入れてください。 こんなに誠実な店子である本間先生を追い出さないでください。 今日は新潟に配達だったのですが 鳥インフルエンザで消毒場所が方々にあり 鳥を訴えるわけにも行かず早く沈静化して欲しいと願ってます。これからクリスマスで卵の需要が多い時に凄く大変だと思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。口頭弁論と弁論準備手続は違うのだそうです。口頭弁論は公開された法廷で誰でも傍聴ができます。今日の弁論準備手続は私と家内だけです。職員は来ていません。ただ裁判長は話しをしっかり聞いてくださいました。私が今の世の中はたとえ病気になっても他の人のブログでいろいろなことがわかります。美容外科でもブログで自分の経過をUPしている人がたくさんいます。とても参考になります。でも建物明渡訴訟の記録を詳細に書いたブログはありません。私は後世のためにも記録を残します。ある日突然電話がかかってきて『お宅のビルを取得した、お話しに伺いたい』と言われ、その3ヵ月後に訴訟を提起されて困っています。同じような老朽化したビルで営業している中小企業はたくさんあります。大同生命はお金だけ出せばいいと思っているようです。でも私のようにお金はいらないので、事業を継続するための代替診療所と新しいビルへの入居を求める人も必ずいます。移転できる空きビルがないというのが【正当事由】になるのか?自社の事業規模拡大だけを考えている大同生命の言い分が正しいのか?しっかり裁判所に判断していただきます。次回からは口頭弁論なので誰でも傍聴ができます。ご声援に感謝しています。

  5. すみれ より:

    今日の日を気にしていました。医学の事は詳しくありませんが、困っている人達のためにも、大同生命のほうで譲歩してほしいと思います。62歳を過ぎて辛いこともあるでしょうが、頑張って下さい。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。すみれさんにくらべたら私の悩みなんて大したことはないです。世の中にはさまざまな紛争があります。話し合いで解決できないので裁判所があります。地裁から最高裁まであります。裁判の結果は出てみないとわかりませんが、あきらめずに闘います。ご声援に感謝しています。

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