医学講座
形成外科は見た目を大切にします
今日は2016年12月30日(金)です。
札幌美容形成外科の2016年の診療は今日が最終日です。
最後まで、
つたない院長日記を読んでいただきありがとうございます。
今年最後の診療日に、
私の形成外科に対する思いを、
もう一度お伝えしたいと思います。
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形成外科は、
見た目が第一です。
どんなに傷をきれいに縫っても、
見た目が悪いと、
患者さんから、
クレームをいただきます。
いい例が眼瞼下垂症です。
ちょっとした左右差でも見た目が悪くなります。
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形成外科への想い
2010年5月27日の院長日記です。
形成外科医になった理由
2006年11月26日の院長日記です。
私が形成外科を選んだのは、
美容外科医になりたかったからではありません。
医学部の6年目に、
臨床実習がありました。
白衣を着て…
大学病院で…
手術を見学したり…
外来を見学したり…
勉強をしていました。
お医者さんの卵になった気分でした。
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実習で手術を見学していた頃です、
顔を縫うのに
どう見てもキズが残りそうな縫い方を見ました。
『病気が治っても
キズが残ったらこの人の人生はどうなるのだろう?』
と思って、
図書館で形成外科の教科書を見つけました。
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これが私と形成外科の出会いでした。
秋になると…
同級生は次々と…
自分が専攻する科目を決めました。
私は、
札幌医大に形成外科がなかったので、
北大へ行こうか迷っていました。
北大へ行くと決めたのは、
同期の中でも一番最後の方でした。
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私の形成外科への想いの原点は…
キズをきれいに治すことです。
もし自分の子供や…
孫が…
ケガをしたら…
少しでも…
キレイに治したいと思います。
ここが私が形成外科を選んだ原点です。
開業して12年が経過して少し変わりました。
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ただきれいに治すだけではダメです。
これだけ形成外科や美容外科が増えました。
札幌美容形成外科は、
見た目もきれいに治します。
眼瞼下垂症手術は、
ぎょうざの皮のような組織を、
髪の毛みたいな糸で縫って治します。
ちょっとでも引っ張る方向が違うと、
左右差の原因になります。
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もともと、
ちょっとした左右差がある人がいます。
そんな左右差も、
できるだけ
見た目もきれいに治します。
62歳で少々くたびれていますが、
職人の腕がにぶらない限りは、
手術をつづけます。