医学講座
医局人事
昨日の院長日記、
帯広と札幌の往復に書きました。
私:40歳から43歳まで
家内:38歳から41歳まで
長女:11歳から14歳(小5~中2)まで
長男:9歳から12歳(小3~小6)まで
私の移動は、
平成7年(1995年)1月1日からでした。
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平成8年(1996年)3月31日が、
恩師、大浦武彦先生の定年退官日でした。
大浦先生としては、
自分の在任中に、
人事を決めておきたかったのだと思います。
私を含めて4人の形成外科医の移動が、
平成8年(1996年)1月1日付でした。
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私はある程度の覚悟ができていました。
私の人事異動、
最初はJA旭川厚生病院と噂されていました。
突然、平成8年(1996年)1月1日に、
市立札幌病院、
JA旭川厚生病院形成外科、
JA帯広厚生病院形成外科、
日鋼記念病院形成外科、
北海道の4箇所の病院で形成外科のトップが代わりました。
■ ■
大変だったのが子供たちです。
1月から帯広
家内と大喧嘩になりました。
家内:単身赴任で行って
私:嫌だ
家内:子供たちの学校が、、、
私:転校すればいい
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せめて3月まで同じ小学校に通わせてやりたい、
…という気持ちもありました。
でも、
まだ小3と小5でした。
子供たちは、
意外とすんなり受け入れてくれたと記憶しています。
家内と平成6年(1994年)12月10日の猛吹雪の日に、
朝5時に出発して帯広まで家を探しに行きました。
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大変だったのが、
ペット可の貸家でした。
チェリーという犬がいました。
大切な家族の一員だったので、
犬を飼ってもいいという家を見つけられるか?
20年前に一番心配だったことでした。
幸いなことに、
大家さんのおかげで、
チェリーを飼ってもいいことになりました。
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今の若い先生は、
大学の医局に所属しないで、
自分で勤務先を見つける人も多いと聞きます。
形成外科のことしか知りませんが、
北海道内の大きな病院は、
大学からの医局人事で医師が勤務しています。
函館中央病院形成外科の、
木村中先生が書いていらっしゃるように、
先生達は一年ほどで交代です。
こうした医局人事で大きな病院の医師が動いています。