医学講座
私はできのいい医者ではありません
こんなことを書くと、
患者さんが来なくなると、
奥さんにしかられそうです。
でも、
私はできのいい医者ではありません。
頭はよくありません。
だから、
手に職をつけて働こうと思いました。
■ ■
医学部の卒業生が100人いたとします。
偏差値80近くの難関医学部でも、
実にいろいろな学生がいます。
世の中には、
頭がいい人がいるものです。
私たち凡人が、
何日も苦労して覚えることを、
一瞬で記憶できるような人がいます。
■ ■
DNAが違うのだと思います。
残念ながら、、、
本間家のDNAはそんなによくありません。
本間家の先祖を見ても、
歴史上の人物みたいな人はいません。
本州にいられなかったから?
明治時代に北海道に来たのかも?です。
■ ■
医学部の卒業生が進路を決める時、
私の時代、
頭がいい人は内科を選びました。
医学部のクラスには、
ブレインと呼ばれる優秀な学生がいます。
どこの医学部でも、
100人の学生がいると、
正規分布で成績が分かれるものです。
■ ■
私の成績は、
決していいほうではありませんでした。
正直な話し、
卒業して、
医師国家試験に通ればいい
…と思っていました。
興味がある科目は勉強しましたが、
ペーパーテストは今でも苦手です。
試験問題を作成する側になっても、
試験の悪夢に悩んでいました。
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私はできのいい医者ではありません。
でも、
できが悪い分だけ、
他の人よりも慎重に手術をしています。
できが悪いので、
丁寧に手術をしています。
いつも、
♡安全運転♡
…を心がけています。
62歳でもがんばっています。