医学講座
札幌に大規模接種会場
今日は2021年5月18日(火)です。
北海道新聞朝刊のトップ記事です。
札幌に大規模接種会場 道が設置検討 6月下旬以降
高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンに関し、道は国と連携し、札幌市内に大規模接種会場を設置することを検討している。道民であれば居住地にかかわらず接種が受けられる広域センターとし、国は「打ち手」となる医師や看護師の確保を支援する。開設は6月下旬以降とみられ、道内自治体の接種状況をみて、札幌以外での設置も検討する。
■国と連携、居住地限定せず
政府は65歳以上の高齢者へのワクチン接種を7月末までに終える目標を掲げる。だが、道内では札幌市などの大規模自治体が7月中の完了は困難とし、国に支援を要請。道も国に都市部への大規模接種会場設置などを要望していた。
政府は24日、東京と大阪に直轄の大規模接種センターを開設し、自衛隊の医師らが接種を担う。一方、札幌では自衛隊は関与せず、国と道、札幌市が連携して運営。国が国立大などに協力を呼び掛け、医療従事者の確保を支援する。開設場所や受付可能件数は未定で、体育館やイベントスペースなどを活用する方向で検討している。
高齢者向けのワクチン接種は市町村が担うことを基本とし、大規模会場は接種が遅れる市町村を補完する位置付けで、国は地方自治体との連携の全国モデルとしたい考え。
札幌以外の大規模接種会場については、札幌会場や道内市町村の接種状況などを踏まえ、中核市で検討する。(岩崎あんり)
■ ■
私はいい考えだと思います。
札幌市内で高齢者ワクチン接種を引き受けた医療機関は、
ふつうの診療ができないほど問い合わせがあるようです。
電話がつながらないところもあり、
診療に支障が出ているようです。
私は大規模接種センターに賛成です
■ ■
ワクチン接種が進まない原因は、
ワクチン接種の費用一回2070円
この低価格です。
2070円が税込か非課税かわかりません、
この価格を決めたのが、
厚生労働省健康局健康課予防接種室です。
医療現場のことを考えていません。
どうがんばっても赤字になります。
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ワクチン接種で大変なのは、
注射そのものではありません。
たくさんの人が来て、
受付をして、
問診を確認して、
ワクチンを注射器に詰めて準備するのが大変です。
広い会場でなければ密になります。
換気がよいところでなければできません。
私は緊急事態宣言が出ている都市は、
国の責任で大規模接種センターをつくるのがいいと思います。
選挙の投票会場でワクチン接種もして、
医学部6年生にも打たせてください。