医学講座
北見中央病院の事業停止
今日は2023年10月3日(火)です。
晴一時雨の予報でした。
私が出る時に雨が降っていたので、
自転車通勤は諦めました。
歩いていると途中で晴れてきました。
もう戻ると時間がないのでそのまま歩いてきました。
■ ■
今日の北海道新聞に北見中央病院のことが載っていました。
私はまったく知らない病院です。
地域の人から信頼されていたのに、
とても残念なことです。
病院経営は大変です。
名前は同じでも経営者が変わったというのも聞きます。
コロナ補助金減額で経営破綻が出ないことを願っています。
■ ■
2023年10月3日、北海道新聞の記事です。
北見中央病院の事業停止 運営法人が自己破産申請へ
【北見】北見市とん田東町の北見中央病院(40床)を運営する医療法人治恵会(星野高伸理事長)が同病院の事業を停止したことが2日、分かった。新型コロナウイルス禍などによる経営悪化が原因。同法人は現在の入院患者の転院手続きを終える10月中旬をめどに、釧路地裁北見支部へ自己破産を申請する。
事業停止は9月30日付で、信用調査会社の東亜リサーチ(北見)によると、負債総額は4億7千万円。
同病院は1968年に石川外科医院として開業し、1978年に北見中央病院と改称。オホーツク管内で初めて脳神経外科を診療するなど規模を拡大し、病床は最も多い時に185床あった。
しかし、その後の医師不足やコロナ禍による外来患者の減少などで経営状態が悪化。2003年8月期に18億9千万円あった収入は、昨年8月期には2億5千万円まで落ち込んでいた。
現在の診療科目は外科、内科、整形外科、リハビリテーション科などで、常勤医2人と複数の非常勤医師が1日約90人を外来で診療していた。同病院は9月30日午前まで通常通り外来診療した後、職員に事業停止を説明した。現在の入院患者10人の転院先は調整を進めている。
心臓や逆流性食道炎の治療で17年間、同病院に通院している北見市の無職阿部光子さん(73)は「薬がないとだめなので、新しい病院が見つかるか不安」と話した。(五十嵐文弥、星野雄飛)
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
電気、ガス、食材の値上げがあっても、
病院の収入は増えません。
コロナ補助金が減額され、
病院経営はほんとうに大変です。
厚生労働省が決める方針を、
こまめにチェックしていないと、
倒産の危機になります。
北見中央病院の患者さんが無事に転院できることを祈っています。