医学講座
明日から第32回日本形成外科学会基礎学術集会
今日は2023年10月18日(水)です。
札幌は晴れのいいお天気です。
寒いです。
手稲山に初冠雪、
中山峠は雪になりました。
北海道新聞によると道内は今季一番の冷え込みだそうです。
寒い冬がやってきます。
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私は明日から東京で開催される、
第32回日本形成外科学会基礎学術集会に参加するため、
夜の飛行機で東京に行きます。
今月は米国形成外科学会に来週行くため、
今回の基礎学術集会は2日間のうち、
一日だけ参加します。
会長の埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科教授、
三鍋俊春みなべとしはる先生とは40年近いお付き合いです。
素晴らしい先生です。
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三鍋俊春教授の会長挨拶です。
今回のテーマは「Essential Anatomy for Plastic Surgeons」といたしました。
形成外科学は実験・研究室と手術・治療室が他と比べて最も近い医学分野であり、
現実の臨床治療すべてに基礎研究のエビデンスが関連します。
なかでも、臨床的(マクロ)解剖学の知見は形成外科医の手術治療Surgicalのみならず
非手術治療Non-surgicalの臨床治療にとって必須の基礎医学であります。
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難しい言葉で書いてありますが、
下の学会HPでもわかるように、
三鍋先生は臨床解剖の権威です。
特に形成外科領域で大切な、
血管解剖では世界の第一人者です。
私は札幌医大で村上 弦むらかみげん教授と
解剖学教室で研究をさせていただきました。
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大変でしたが、
人生で充実した時期でした。
研究結果はPRSという米国形成外科学会誌に掲載されました。
今でも読むことができます。
Treatment of ischial pressure ulcers with a posteromedial thigh fasciocutaneous flapという論文です。
69歳で基礎学術集会に出席するのは私くらい?かと思いますが、
形成外科学を勉強しに上京します。