医学講座

第32回日本形成外科学会基礎学術集会(東京)①

 今日は2023年10月19日(木)です。
 第32回日本形成外科学会基礎学術集会に出席するため、
 昨夜上京しました。
 学会会場はステーションコンファレンス東京
 東京駅日本橋口直結のビルです。
 とても便利な場所にあります。
 ただ田舎者の私には東京駅が広すぎます。
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 第44回日本熱傷学会も、
 2018年5月に同じステーションコンファレンス東京で開催されました。
 5年前に来たのに、
 東京駅で迷子になりそうでした。
 そもそも田舎者には、
 日本橋口も八重洲口もわかりません。
 自分がどっちを向いているのかも?危うくなります。
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 学会会場の上に、
 JR東日本が運営するホテルメトロポリタン丸の内があります。
 今日はそこに泊まったので便利でした。
 エレベーターで降りるだけなので、
 広い東京駅で迷子にならなくて済みました。
 会場費は高そうですが、
 便利な会場を選んでくださった三鍋先生に感謝いたします。
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 午前中は、
 基調講演
 司会:
 朝戸裕貴(獨協医科大学形成外科)
 清川兼輔(久留米大学医学部形成外科・顎顔面外科)
 Essential Anatomy for Plastic Surgeons-体幹・四肢における血管解剖-
 慶應義塾大学医学部解剖学 今西宣晶
 顔面軟部組織を肉眼解剖で見る
 久留米大学医学部解剖学講座肉眼・臨床解剖部門 渡部功一
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 海外招待講演
 司会:
 三鍋俊春(埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科)
 Comprehensive review on the anatomical studies of plastic and reconstructive surgery in Korea
 Department of Plastic and Reconstructive Surgery,
 National University College of Medicine, Seoul, Republic of Korea
 Hak Chang 張學

 をお聴きしました。
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 基調講演の慶應義塾大学医学部解剖学
 今西宣晶先生は会長の三鍋俊春先生と同じ研究グループで、
 血管解剖の世界的権威です。
 今西先生の血管造影が素晴らしくきれいでした。
 私も昔、血管解剖の研究をしていました。
 私の血管造影とはくらべものにならない美しさでした。
 慶応大学形成外科は素晴らしいです。
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 海外招待講演は韓国形成外科学会会長のHak Chang 張學先生です。
 てっきり英語で講演してくださると思っていたら、
 日本人より流暢な日本語でした。
 原稿も見ないで、
 とてもわかりやすい日本語で講演をしてくださいました。
 何人も韓国の先生を知っていますが、
 これだけ日本語が上手な先生ははじめてです。
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 もっと驚くべきことに、
 Hak Chang 張學先生は韓国医師免許の他に、
 日本の医師免許もお持ちです。
 日本形成外科学会専門医資格もお持ちです。
 素晴らしいことです。
 Hak Chang 張學先生は慶応大学形成外科で研究されたそうです。
 今西先生との共同研究の結果も発表されました。
 その結果がたくさん米国形成外科学会誌に出ています。
 日本は韓国と仲良くして、
 たくさん共同研究をするべきだと思いました。
 一日しか学会を聞けませんでしたが充実していました。
 これから札幌に帰ります。

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