医学講座
米国形成外科学会②
米国形成外科学会に参加しました。
初日は午前中が眠かったですが、
午後からはふつうに聞けました。
米国形成外科学会に参加して感じたこと、
一番は女性の先生が多い。
半数以上が女性じゃないか?と思うほどです。
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1988年に参加した時には感じませんでした。
日本形成外科学会も女性の先生が増えましたが、
米国は日本よりも多い印象です。
男性も女性も、
米国の形成外科医は美容外科をやっている先生が多いです。
興味深い発表があったので聞いてみました。
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Branding and Marketing in Employed Practice: Why Every Plastic Surgeon Should Do It?
雇われている形成外科医のブランディングとマーケティング:
すべての形成外科医が行うべき理由とは?
米国でも形成外科医が開業して成功するには、
インスタとYouTube
それにTikTokまでやるそうです。
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私が興味深いと思ったのは、
米国形成外科学会が正式プログラムとして、
SNSのプロ、
Masha Varnavskiさんを講師としてお呼びして、
1時間の講演を依頼するところです。
さすがにプロだけあって、
インスタに上げる時のフォントの色まで教えてくださいました。
米国でも患者さんの年齢によってGoogleで検索して来る人と、
SNSで来る患者さんがいるようです。
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ちょっとだけ安心したのは、
米国の女性の先生でも、
インスタに上げたり、
TikTokで宣伝するのが嫌だから、
美容以外の再建形成外科をやっている先生がいました。
私のようなな高齢者は、
SNS集客は苦手なので、
形成外科の保険診療が合っているのかなぁ~?と思いました。
英語の聞き取り力は落ちていましたが、
何とか内容は理解できています。