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電気代で病院経営崩壊

 今日は2023年4月21日(金)です。
 今朝の北海道新聞の記事です。
 医療機関にとって、
 電気料金値上は深刻な問題です。
 病院経営が崩壊」「生活困窮者の命に直結」 北電値上げ公聴会で悲鳴続出
 経済産業省が20日、札幌市内で開いた北海道電力の電気料金値上げに関する公聴会で次々に上がったのは、電気代高騰にあえぐ消費者や医療機関の切実な声だった。現行の料金システムになって以降の過去27年で最も高い水準に達している電気代を、さらに上げざるを得ないと説明する北電。「医療機関が経営難で崩壊する」「自助努力の節電も限界だ」―。電気代高騰は広範囲の道民生活に既に深刻な影響を与え、苦境からの出口は見えない。
 「このままでは病院経営が立ち行かなくなる」。北海道医師会の鈴木伸和副会長(61)は公聴会の席上、強い懸念を訴えた。医療機関は電力消費が大きい機器を多数抱えるが、値上げ分を診療報酬に加算もできず、大幅な負担増は経営を圧迫する。「人口が少ないマチの病院がなくなる可能性がある。道内全体の医療体制への影響も大きい」
致命的負担
 鈴木副会長自身、札幌市手稲区で「ていね泌尿器科」を経営する。外来患者は1日約100人で人工透析患者も受け入れ、入院病床は19床。既に2022年度の電気料金は前年度比で2割増の900万円に上った。取材に対し、北電が申請した6月からのさらなる値上げは「致命的な負担だ」と漏らした。
 医療法人渓仁会(札幌)の松田宏二常務理事(56)も意見陳述で電気代高騰の深刻さを語った。運営する道内の系列病院の2022年度の電気料金は前年度から1億5千万円増え、6億円余りに。2023年度はさらに1億3千万円増えるとの試算を提示。こまめな消灯や省電力の蛍光灯の使用など工夫を重ねるが「治療中の患者に節電を強いることはできない。安定した医療サービスを継続的に提供するには節電だけでは乗り切れないのは明白だ」と語気を強めた。
 公聴会では、低所得者への影響の大きさを訴える声もあった。企業から寄付された食料を、障害者やシングルマザーら生活困窮者に配るフードバンク事業を札幌市内で手掛ける「フューチャーフライト」グループの釜沢剛璽(ごうじ)代表(44)は「電気料金が値上げされると、困窮者の生活はさらに苦しくなる」。
 2021年8月から月1回、札幌市内で食料配布会を開いており、物価高などで参加者は月を追うごとに増え、3月下旬の配布会は100人を超えた。真冬でもできるだけ自宅の電気ストーブを使わずに厚着でしのぐ人も多いが、食料を寄付してくれる企業は1年前から半減して5社になった。公聴会後、取材に「電気代の値上げは生活困窮者にとって命に関わる。慎重に行うべきだ」と訴えた。
再稼働だけ
 北電に対し、徹底した経営努力や役員報酬の減額などの注文も続出した公聴会。藤井裕社長が電気代を下げられる見通しを示したのは、2012年から運転停止している泊原発(後志管内泊村)1~3号機の再稼働に触れた場面だけだった。藤井社長は「泊原発の再稼働後には適正な水準で値下げする」と断言した。
 こうした北電側の説明に、釜沢代表は公聴会終了後、「安全を前提に早急に再稼働して値下げにつなげてもらうしかない」としつつも「『電気代を下げるには原発再稼働しかない』と喉元にナイフを突きつけられているような感じがする」と複雑な感情ものぞかせた。北海道生活協同組合連合会の平照治専務理事(65)は「北電には、北海道の潜在力が高い自然エネルギーを利用してほしい」と求めた。(武藤里美、五十地隆造、麻植文佳)

医療現場からの悲痛な訴えや北電の経営努力を求める声が相次いだ公聴会=20日、札幌市白石区(石川崇子撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 病院は大変です
 コロナが5類になって、
 国からの補助金が無くなったら、
 とたんに経営破綻する病院があるようです。
 電気代に苦しむのは病院だけではありません。
 意外と知られていないのが大学です。
 大学ではたくさんの電気を使います。
 北海道大学も頭が痛いと思います。
 電気料金値上げを何とかしてほしいです。

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院長の休日

本間瑞子95歳の誕生日

 今日は2023年4月20日(木)です。
 私の母親、本間瑞子95歳の誕生日です。
 3年前に、
 サ高住に入居させていただきました。
 コロナ禍の2020年9月2日に、
 重度の大動脈弁狭窄症を、
 北海道循環器病院で治していただきました
 おかげ様で心臓はまったく問題ありません。
      ■         ■
 実は2023年1月30日に、
 重度の便秘で具合が悪くなりました。
 一晩だけのつもりで近くの病院に入院させていただきました。
 1月29日までは問題なく、
 日課にしていた狸小路の散歩もしていました。
 真冬の寒い時期でした。
 重度の便秘は治りましたが、
 そこから体調が悪くなりました。
      ■         ■
 やはり年齢にはかないません。
 1月30日からいろいろ調べていただきました。
 最初はサ高住に戻るつもりでしたが、
 戻れなくなりました。
 専門の病院も受診しました。
 2月末まで入院していましたが、
 2023年3月1日から今の病院に転院させていただきました。
 おかげ様で今は病状が改善しています。
      ■         ■
 うちのばあさんは、
 5人兄弟の2番目です。
 ばあさん以外は全員男です。
 生きているのが、
 うちのばあさんだけになりました。
 今年は無事に95歳の誕生日を迎えられました。
 毎日お世話をしてくださる、
 病院の看護師さんに感謝しています。
 今日は好物のスイカを届けました。

病院の規則でマスクをしています

看護師さんからいただきました

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梅毒感染者、道内で急増2023

 今日は2023年4月19日(水)です。
 札幌の天気は曇りです。
 今日も寒いです。
 サクラが咲いていますが、
 寒くてかわいそうです。
 さくらんぼさんの果樹園が心配です。
 異常気象が増えている気がします。
      ■         ■
 2023年4月19日、北海道新聞朝刊の記事です。
 梅毒感染者、道内で急増 2022年は過去最多599人 道、早期検査呼び掛け
 性感染症の一つ、梅毒の感染者が、道内で急増している。道への報告数は2022年、前年の3.5倍となる599人に上り、現行の集計方式となった2006年以降で最多だった。今年も勢いは止まらず、9日時点での感染者は244人と前年同期の2.5倍となっている。道は「症状が現れたらためらわずに検査を受けてほしい」と呼び掛けている。
 道によると、道内の感染者は2006~2015年に1桁台から60人台で推移したが、2016年に3桁となる118人を記録。2021年まで110~160人台と3桁台が続いている。
 2022年の感染者の内訳は、男性が6割を占める。年齢は男性が20~50代と幅広い年代で多く、女性は20~30代と若者が多いのが特徴だ。保健所別では、札幌市保健所管内が439人で感染者の約7割を占め、旭川市では36人、函館市では11人といずれも過去最多を記録した。
 梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌による感染症で、主に性行為によって感染する。感染すると性器にしこりができたり、手のひらに痛みのない発疹が広がったりする。ただ、これらの症状は途中で消えることがあり、治療をせずに長期間放置すると脳や心臓に合併症が出て死に至る場合もある。妊婦が感染すると胎児にもうつり、障害を引き起こす恐れもある。
 感染拡大について、梅毒に詳しい、ていね駅前泌尿器科(札幌)の砂押研一院長によると、性風俗店を利用した後、感染が判明する人が多いという。その上で「感染するのは膣(ちつ)性交だけと誤解している人が多い。口を使った性行為(オーラルセックス)でもうつることを知ってほしい」と強調する。
 さらに受診を我慢してしまう人がいるとし「知らないうちに感染を広げてしまうだけではなく重症化する人もいる。症状が出て自覚がある人は検査を受けてほしい」と話している。(国乗敦子)

      ■         ■
 2023年3月29日にも道新の記事がありました。
 札幌の梅毒感染最多439人 3.7倍 市保健所2022年 20代女性目立つ
 札幌市保健所によると、性感染症である梅毒患者の2022年の届け出数は、前年の約3.7倍の439人と過去最多となった。男性は20~50代と幅広い年代で多く、女性は20代が最多だった。市保健所は性感染症の早期の検査と受診を呼び掛けている。
 梅毒患者のうち、男性は前年比3.9倍の257人、女性は同3.4倍の182人。感染経路別では異性間性的接触が370件で、全体の84%を占めた。医療機関からの届け出時点の症状別では、感染後約3週間の「1期」が262人で最も多く、次いで感染後数週間~数カ月後の「2期」が112人、無症状で病原体保有者が60人と続いた。
 梅毒は細菌性の感染症で、主に性行為でうつり、「1期」では性器にしこりができるなどの症状がある。患者急増の報告は全国で相次いでおり、札幌での増加について市保健所は「梅毒が知られるようになり受診や診断が増えたことや、不特定多数との性行為を行う人の増加などが要因の可能性がある」とみる。
 一方、エイズウイルス(HIV)の感染者とエイズ患者の2022年の届け出数は計19件で、前年より3人減った。梅毒など性感染症で粘膜が弱っている時はHIVなどほかの病気にもかかりやすくなるという。いずれの性感染症も避妊具の使用による予防が推奨されている。性感染症の検査は市保健所が匿名、無料で実施している。(岩崎志帆)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 困ったことです。
 他県では60台男性が性風俗店で感染した例があるそうです。
 私は風俗に行きません
 私を風俗から遠ざけた医学教育
 札幌医大の学生だった40年以上前に、
 札幌医大病院中央検査部の永井龍夫先生の講義で、
 衝撃的な写真を見せていただいたからです。
      ■         ■
 梅毒の末期だという…
 女性の写真を見せてくれました。
 この女性は…
 すすきので女王と呼ばれた人です。
 女王だった面影どころか、
 顔の形もわからないくらいの写真でした

 同級生も全員驚いていました。
 今でも細菌学の永井龍夫先生に感謝しています。
      ■         ■
 望まない妊娠も、
 性感染症性病も、
 教育で予防できます。
 68歳の私は自分の経験から文部科学省と厚生労働省に、
 中高生の性教育改革を強く望みます。
 こんな症状になると知っていれば、
 性風俗店には行かないと思います。
 連載:日経メディクイズ●皮膚(デジタル版)
 25歳女性外陰部の結節

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大成建設240億円損失

 今日は2023年4月18日(火)です。
 札幌の天気は晴れですが、
 朝はとてもとても寒かったです。
 昨日は道北で雪が降りました。
 北海道の4月は油断できません。
 GWに峠で雪が降ることもあります。
 サクラが咲いていますが寒そうです。
      ■         ■
 昨日のYahoo!ニュースです。
 2023年3月17日(金)に書いた大成建設のビル取り壊しです。
 札幌市中心部の高層ビルで施工不良、大成建設が約240億円の損失計上…15階までの鉄骨すべて撤去など、工事“やり直し”へ
 札幌市の中心部に建設中の高層ビル工事で、施工不良があった問題で、ゼネコン大手の大成建設は、工事の“やり直し”費用などとして約240億円の損失を計上すると発表しました。
 大成建設が請け負っていた札幌市中央区北1条西5丁目の地上26階建ての高層ビル工事をめぐっては、発注と違うボルトが使われていたことをはじめ、鉄骨の柱の水平のずれ、コンクリートの厚さの不足など、多数の施工不良が見つかりました。
 鉄骨については、722か所のうち、70の不良箇所が見つかり、ズレの最大値は21ミリ。
 また、コンクリートの厚さ不足は、最大で14ミリ、245箇所にも上っていました。
 さらに、大成建設の担当者は「数ミリ程度なら問題ないと考えた」などと話し、この施工不良について、事業主のNTT都市開発に対して虚偽の報告もしていました。
 この問題で、全体の22.8%まで進んでいた工事は“やり直し”となり、すでに15階まで組まれていた鉄骨を全て撤去するなどするため、大成建設は17日、約240億円の損失を計上したと発表しました。
 すでに大成建設は、問題発覚時、建築部門の責任者である寺本剛啓取締役らの引責辞任を発表していましたが、ことし3月決算のグループ全体での業績を下方修正し、相川善郎社長の月額報酬の50%を3か月減額するほか、社外取締役を除く取締役の月額報酬も30%減額することを明らかにしました。

(以上、Yahoo!ニュース、北海道放送(株)より引用)

      ■         ■
 この建物はYahoo!ニュースに出ていた、
 北海道放送(株)のすぐお隣です。
 元はHBCの建物があった場所です。
 私は毎日自転車でこの横を通ってきます。
 道庁からもよく見える場所です。
 どうしてこんなことが起きたのか?
 私の勘ですが、大成建設以外にもあるような気がします。
      ■         ■
 下の写真は出勤途中で撮ってきました。
 

道庁から見た現場

責任者の名前が変わっています

クレーンは止まっています

      ■         ■
 とても残念なことです。
 ビル建設には多くの企業がかかわっています。
 大成建設の担当者が「数ミリ程度なら問題ない」だけで、
 これだけのことにはならないと思います。
 しっかりと調べていただき、
 大地震がきてもこわれないビルを建設していただきたいです。
 青空の下でクレーンが泣いているようでした。

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道新の倉本聰さんインタビュー

 今日は2023年4月17日(月)です。
 札幌はとても寒いです。
 天気予報では雪マークが出ていました。
 私が出勤する時、雪は降っていませんでしたが、
 みぞれ霙っぽい小雨が降ってきました。
 今日は無理矢理自転車で来ましたが、
 真冬の防寒着でちょうどよかったです。
      ■         ■
 昨日の院長日記、
 札幌市でG7環境相会合でご紹介した、
 北海道新聞の記事です。
 Yahoo!ニュースにも「文明の墓場」は出ていましたが、
 道新の記事が一番よかったです。
 今日は新聞休刊日です。
 私は若い人にも紙の新聞を読んでほしいです。
      ■         ■
 2023年4月16日、北海道新聞朝刊の記事です。
 豊かさの犠牲、もっと意識を 倉本聰さんインタビュー G7環境相会合・関連イベントに出展
 15日に札幌ドームで始まった環境イベント「環境広場ほっかいどう2023」に出展した脚本家の倉本聰さん(88)=富良野市在住=は、自動車や携帯電話、衣類などのごみを弔う葬式のような空間を展示し「文明の墓場」と名付けた。私たちは豊かさにあふれた文明社会をどう生きるべきなのか。北海道新聞のインタビューに思いを語った。
 作品は奥行き10メートルほどの薄暗い小部屋。黒白の縦じまの幕を壁に張り、ビルのガレキ、ガラケーと呼ばれる従来型の携帯電話、服などを積み上げ、それぞれの横にろうそくの小さな明かりがともる。室内には線香の香りを漂わせた。
 「新しいものが出てくると、前のものは捨てられてしまいます。でも新しいものができて経済が好転するという方向にみなさん目を向ける。だから捨てられたものに対して墓場をつくってみたんです。ふつう、墓ってそこで涙を流したり悼んだりするわけですが、ごみには誰も涙を流さないし、悼みもしない。人間が便利さや豊かさを追求してきたことが環境問題につながっている、ともっと強く意識しないとまずいのでは。よく考えてほしいですね」
 自身が主宰するNPO法人では「地球は子孫から借りているもの」という米先住民族の言葉を理念に、環境教育に取り組んでいる。15日に札幌で開幕した先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合を野外で開くよう提案していた。
 「ドラマ『北の国から』には風力発電も出てくるし、うんこで発電をという意見も出てくる。環境を論じるなら風が吹いたり雨が降ったり、黄砂が飛んできたりする中、野外でたき火を囲んで会議を開くべきではと。警護の問題などで採用されませんでしたが、マイクなんか使わず、天然の環境を味わいながら声を張り上げて議論するのが本来のあり方だろうと思います」
 2008年の北海道洞爺湖サミットでも、環境問題は議題の一つだった。あれから15年。
 「文明はますます進みましたよね。人間はずるがしこく問題を回避しながら生きることに慣れてきた気がします。IT社会になったから二酸化炭素を出さなくなったというわけではない。IT化で古いOA機器は廃棄され、みんな捨てた後のことは考えません」
 東日本大震災以降、何度も被災地を訪れ、東京電力福島第1原発事故で古里を失った人々の思いも作品に描いた。電気料金高騰で原発再稼働を求める声があることに違和感を覚える。
 「原発から出る核のごみがあるでしょ。見向きもされないどころか引き取り手がいない。それなのに再稼働って。ぼくは原発の恩恵を受けてきた以上、生活費無料で暮らせる老人のまちをどこかにつくり、その地下をオンカロ(フィンランドの最終処分場)のようにしたらどうかと思います」
 広大な土地や豊かな自然がある北海道。北の大地ならではの環境と共生した生き方があるはずだという。
 「北海道が独立したらどうなるか、というドラマをつくろうとしたことがあります。けちで小さい国でいいから、世界から尊敬される哲学を持った国になるべきだと思いました。素朴な、動物に近い北海道の生き方や哲学を『北海道憲章』みたいなものにしてつくるべきじゃないでしょうか」(工藤雄高)

「土の感触を知らずに環境問題は論じられない」と語る倉本聰さん(井上浩明撮影)

倉本さんが手がけた空間作品「文明の墓場」。ごみとして捨てられたものを弔っている
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 倉本聰さんがおっしゃる、
 IT化で古いOA機器は廃棄され、
 みんな捨てた後のことは考えません

 その通りだと思います。
 まだまだ使えるのに、
 PCもOSが変わって新しい機種にしないと、
 Windows11にできません。
      ■         ■
 私は最大の環境破壊は戦争だと思います。
 ウクライナの人たちがしあわせに暮らしていたのに、
 ミサイルで一瞬にしてガレキの山です。
 北朝鮮のミサイルも環境破壊です。
 環境問題も戦争問題も、
 G7で考えていただきたいです。
 北海道が独立したドラマを見てみたいです。
 いい記事を書いてくださった、
 北海道新聞社の工藤雄高さん、井上浩明さん、
 ありがとうございました。
 道新を購読していてよかったです。

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札幌市でG7環境相会合

 今日は2023年4月16日(日)です。
 札幌でサクラが開花しました
 1953年の統計開始以来最も早く、
 平年より16日、昨年より8日早いそうです。
 残念なことに今日は雨です。
 自転車通勤はあきらめました。
      ■         ■
 昨日のYahoo!ニュースです。
 40年までに新たな汚染ゼロ G7、海洋プラごみ対策で合意
 札幌市で開催されている先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合で、海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2040年までにゼロにする目標で合意したことが15日、分かった。
 2019年の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)は2050年を目標年とすることで合意したが、G7として10年前倒しする。海洋プラごみ対策への積極姿勢を示す狙いがある。
 G7各国とも、プラごみを処理するリサイクル施設の整備が進んでいる。日本政府関係者によると、陸から海へ流出するごみを減らせる環境が整っているとして、目標を早めることが可能との見方で各国が一致したという。
 

開幕した先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合=15日午前、札幌市
(以上、Yahoo!ニュース、JIJI.COMより引用)

      ■         ■
 会場の札幌プリンスホテル国際館パミールは、
 学会で何度も行ったことがある建物です。
 気候・エネルギー・環境はとても大切だと、
 最近つくづく思います。
 環境にやさしいことが大切です。
 今朝の道新には、
 倉本聰さん(88)が環境広場ほっかいどう2023に出展された、
 「文明の墓場」が出ていました。
 大切なことだと思います。

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チシマザクラ開花

 今日は2023年4月15日(土)です。
 札幌は晴れていますが、
 私の感覚では寒いです。
 寒いのにサクラが咲きそうらしいです。
 私が住んでいるマンションのサクラは、
 まだ咲きそうには見えません。
      ■         ■
 2023年4月15日、北海道新聞、札幌市内版の記事です。
 15日から桜並木公開 札幌市豊平区・寒地土木研
 札幌市豊平区の寒地土木研究所(平岸1の3)の敷地内で、チシマザクラが淡いピンクや白色のかれんな花を咲かせ始めた。敷地内には約170本が植えられ、開花は例年より1週間ほど早く、すでに満開に近い木も。同研究所は15日から21日まで一般公開する。
 チシマザクラは1984年、職員が「末永く楽しめる植物を植えたい」と、釧路管内浜中町霧多布から苗木を取り寄せ、敷地内を流れる精進川沿いに植樹した。約200メートルにわたり、高さ3~5メートルほどの木々が並んでいる。同研究所によると、今年は12日に開花。例年より1週間から10日ほど早く、ここ数日の暖かさで一気に開花が進んだという。来週には見ごろを迎えそうで、管理課の佐藤盛子主査は「チシマザクラは背丈が低く、枝が横に張り出すのが特徴。間近で楽しんでほしい」と話している。
 入場無料。一般公開は午前8時半から午後5時まで。(竹田菜七)

淡いピンク色の花を咲かせる寒地土木研究所内のチシマザクラ=14日午前11時5分(井上浩明撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 私が北大形成外科で研修医をしていた頃、
 北12条の地下鉄駅を降りて、
 北大に向かう道の横のお宅に、
 このチシマザクラがありました。
 どこのサクラよりも早く開花し、
 道新に出ていたこともありました。
 寒地土木研究所のチシマザクラは見たことはありません。
      ■         ■
 この院長日記を書いた後で、
 札幌市内のサクラの開花が伝えられました。
 1953年の統計開始以来最も早く、
 平年より16日、昨年より8日早いそうです。
 やはり温暖化の影響だと思います。
 20日ごろに満開になるようです。
 景気も開花してよくなってほしいです。

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Jアラートで地下鉄が20分停車

 今日は2023年4月14日(金)です。
 札幌は晴れていますが朝はまだ寒いです。
 昨日の弾道ミサイル【招かざる客】で、
 交通機関が大変だったようです。
 2023年4月13日のYahoo!ニュースです。
 Jアラートで地下鉄列車が駅間で20分ほど停車 乗客に体調不良を訴える人なし 札幌市交通局マニュアルを再検討へ
 札幌市交通局は、13日朝のJアラートの発表を受けて、地下鉄東西線の車両が乗客を乗せたまま、駅と駅の間に20分ほど停車するトラブルがあったと発表しました。
 札幌市交通局によりますと、午前7時55分ごろ、地下鉄東西線の発寒南駅を発車した車両が、Jアラートを受信したため、次の宮の沢駅に停車しようとしましたが、宮の沢駅には、すでに先行の車両が停まっていたため、駅の手前で停車したということです。
 停車時間はおよそ20分ほどで、その間、停電や空調設備のトラブルはなく、乗客に体調不良を訴える人もいないということです。
 また札幌市交通局は、Jアラートを受信した際、先行列車が次の駅に停車しているときを想定したマニュアルはないということで、今後対応を検討していくと話しています。

画像は地下鉄南北線中島公園駅の様子(13日午前8時ごろ)
(以上、Yahoo!ニュース、北海道放送(株)より引用)

      ■         ■
 迷惑なことです。
 20分も停車して、
 地下鉄の駅と駅の間だったら、
 携帯の電波が届かないところもあります。
 せめて駅で停車してくれたら、
 降りてトイレに行くこともできます。
 北朝鮮にはほんとうにやめてほしいです。

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黄砂と弾道ミサイル【招かざる客】

 今日は2023年4月13日(木)です。
 昨日は黄砂が飛んできました。
 今朝はJアラートのけたたましい音が鳴りました。
 黄砂は仕方がないにしても、
 北朝鮮が飛ばす弾道ミサイルはやめてほしいです。
 私がいくらやめてと言っても無理なのはわかっています。
 北海道に黄砂が来ることはめったになかったです。
      ■         ■
 今日のYahoo!ニュースです。
 黄砂で日本が覆われる!黄砂の“正体”と気を付けるべきこと
 北日本から西日本にかけて広い範囲で黄砂が観測されています。毎年やってくる黄砂のニュースにため息をつく人も多いはず。でも、黄砂ってそもそも何なのでしょうか?実は、黄砂自体はそんなに悪い砂ではないといいます。知っているようで知らない黄砂について、TBSウェザーセンター片山由紀子 気象予報士 に聞きました。
もともとは“ただの砂” 舞い上がって汚染物質が付着
--すばり、黄砂って何なのでしょうか?
 もともとは、中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原などの“細かい砂”です。これが偏西風にのって飛んできたものを「黄砂」といいます。
--遠くからはるばるやってくる、招かざる客なわけですね。
 実は黄砂は、はじめは「ただの砂」なんです。それだけで害があるわけではないのです。ただ、舞い上がって飛来する過程で、汚染物質などが付着していくため、健康被害などの面で近年話題になっているんです。
--黄砂の飛来は、年々悪化しているように感じます。原因はあるのでしょうか?
 一説によると中国の経済発展に伴って土地の乾燥化が進み、黄砂の飛来量が年々多くなってきていると言われていますが、実際のところはよくわかりません。世界的にも黄砂は広がっていて、太平洋を越えて北米やごくわずかではありますがアルプスにまで達するものもあります。
--日本に飛んでくる黄砂の大きさはどのくらいなんですか?
 すごく、すごく小さいです。花粉の大きさは30マイクロメートルほどですが、黄砂はその3分の1ほどで、だいたい10マイクロメートル、ただ、小さいものだと2,3マイクロメートルくらいのものもあります。
--飛来するのは春だけですか?
 “春の風物詩”と言われていて、毎年3~5月に飛来します。特に多いのが4月。黄砂がジェット気流(偏西風)にのってくるのですが、それが日本列島の真上を通るのが3~5月の時期だからです。実は、秋にも飛来するのですが、そのころには中国の砂漠地帯で雪が積り始めるので、砂が舞い上がりにくくなり量はわずかです。
--黄砂の飛来が予測された際に、気を付けるべきことはどんなことでしょうか?
 場合によっては大きな影響が出るのが、交通です。2002年には、黄砂により福岡空港で11便が欠航、80便で最大3時間の遅れがでるなどの影響がありました。
 さすがにここまでの影響はなくても、黄砂は、濃霧のように視界を悪くしますので、運転される方は注意が必要です。
 さらに、洗濯物にも注意が必要です。せっかく洗っても、外干しでは、洗濯物に黄砂が付着し汚れてしまいます。
 外に出した車にも黄砂が積もりますので、カバーをするなどの対策をお勧めします。
--衣類や肌に付着したときはどのようにすれば良いでしょうか?
とても細かいので繊維の中まで入ってしまうと落ちにくいということもあります。
ただ、基本的には普段通りの洗い方で落ちます。

(以上、Yahoo!ニュース、TBS NEWS DIGより引用)

      ■         ■
 昨日は晴れていたのに曇りになったようでした。
 気流に乗って来るのは仕方がないと思います。
 今朝のTVで中古車販売店の方が、
 洗車しているのが映っていました。
 弾道ミサイルはやめてほしいです。
 ほんとうにミサイルに攻撃されたらウクライナのようになりそうです。
 何とかやめさせる方法を考えていただきたいです。

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出口正巳先生のご逝去を悼む

 今日は2023年4月12日(水)です。
 昨日、知り合いの先生が亡くなったと聞きました。
 とても残念に思っています。
 大阪のカリスクリニック院長出口正巳先生がご逝去されました
 1953年2月15日生、70歳。
 私より1歳上です。
 心からご冥福をお祈りいたします。
      ■         ■
 経歴
 1979年 長崎大学医学部卒業・形成外科入局
 1982年 北九州市立八幡病院 勤務
 1983年 長崎大学医学部付属病院 勤務
 1988年 長崎労災病院 勤務(形成外科部長)
 1989年 白壁美容外科 勤務(形成外科部長)
 1997年 白壁美容外科院長に就任
 2005年 白壁美容外科閉院に伴い、カリスクリニック開院

 日本美容外科学会HPより引用
      ■         ■
 出口先生とはよく学会でお話ししました。
 立派な先生でした。
 私と1歳しか違いません。
 ほんとうに残念です。
 今でも信じられない思いです。
 もっとたくさんお話しをしておけばよかったと、
 心から残念に思っています。
      ■         ■
 出口先生が会長だった、
 第39回日本美容外科学会(京都)のテーマが、
 良い結果を得るための智恵と工夫
 患者さんに寄り添って十分な説明をしたうえで
 治療法を選択すると同時に、
 学会が綱領として掲げる
 「社会倫理を重んじる」心構え
でした。
 ご冥福をお祈りしています。

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