院長の休日

札幌市形成外科医会2009

 平成21年2月28日(土)
 札幌市形成外科医会(新冨芳尚会長)の
 例会が開催されました。
 この院長日記の一番最初が、
 2006年10月22日(日)でした。
 昨日10月21日(土)札幌市形成外科医会がありました。
 出席者は新冨芳尚会長、武藤靖夫先生、
 有賀昭俊先生、本田耕一先生、松本敏明先生など
 札幌市内形成外科重鎮の諸先生のほか
 札幌市内の形成外科医の大部分が参加いたしました。
 と書いてあります。
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 昨夜はKKR札幌医療センター斗南病院形成外科科長、
 佐々木了(ささきさとる)先生の講演がありました。
 佐々木先生のご専門は、
 血管やリンパ管などの異常が原因となる、
 さまざまな疾患の治療です。
 従来の形成外科手術では治せなかった、
 血管異常による変形を、
 硬化療法(こうかりょうほう)という、
 薬剤を使った治療で見事に治します。
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 佐々木先生のところへは、
 北海道のみならず、
 日本全国から患者さんが治療にいらしています。
 こちらの血管腫・血管奇形の患者会
 協力医師としてもご活躍です。
 また、血管腫・血管奇形研究会
 代表世話人もなさっていらっしゃいます。
 さまざまな血管異常の患者さんを
 どうやって治していくかという治療戦略について、
 詳しく解説してくださいました。
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佐々木 了先生

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 佐々木先生の講演の後で、
 札幌中央形成外科の
 故武藤靖夫先生を偲ぶ会が
 約2時間半にわたってありました。

武藤先生を偲ぶ会

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 札幌スキンケアクリニックの
 松本敏明先生の司会で、
 札幌中央形成外科院長で、
 ご子息の武藤英生先生が、
 スライドを使って、
 お父様である、
 武藤靖夫先生の生い立ちから、
 昔のススキノでの診療風景などを
 ご紹介してくださいました。
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 武藤靖夫先生が
 札幌中央整形をご開業なさったのが、
 昭和35年(1960年)。
 当時、二重まぶた埋没法が5,500円。
 大卒初任給が1万円台だったので、
 現在でいうと10万円程度だったのでしょうか?
 休診日は毎月第三日曜日だけ。
 つまり月に一度しか休まず、
 ススキノの角で
 診療を続けられました。
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 お若い頃の武藤靖夫先生の、
 素敵な写真がたくさんスクリーンに映りました。
 とてもハンサムで
 素敵な先生でした。
 参加者全員が、
 口々に優しい先生だった
 言われていました。
 武藤先生の想い出を、
 参加した先生が一人一人話されました。
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 昨日の参加者。
 浅見謙二先生、大谷地形成外科・美容外科クリニック
 有賀昭俊先生、二十四軒中央クリニック
 飯田和典先生、耳鼻咽喉科、麻生病院
 奥田康二先生、札幌ストレスケアクリニック
 上林淑人先生、宮の森スキンケア診療室
 川嶋邦裕先生、市立札幌病院形成外科
 國分一郎先生、こくぶクリニック皮膚科形成外科
 佐々木 了先生、斗南病院形成外科
 新冨芳尚先生、蘇春堂形成外科
 竹野巨一先生、時計台記念病院
 野平久仁彦先生、蘇春堂形成外科
 松本敏明先生、札幌スキンケアクリニック
 皆川英彦先生、北海道がんセンター形成外科
 武藤英生先生、札幌中央形成外科
 吉田哲憲先生、市立札幌病院

“札幌市形成外科医会2009”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    札幌市形成外科医会お疲れ様でした。併せて武藤先生のご冥福を心からお祈りいたします。
    佐々木先生は血管がご専門なのですね。 もう少し 早くに本間先生とお知り合いになれていたら あんなに悩まず 済んだかもしれません。 私が脊髄を 手術した次の年に胸の血管が 硬く 浮き出るようになり 気持ち悪くて かかりつけの内科医に診てもらい 最初は 抗生剤を処方されたのですが 一向に治らず 触ると痛みまであり なんだろうと思っていましたら 「モンドール病」と 最終的に言われました。しかし これと言った治療法もなく あまり治らなければ手術と言われました。「しかし さくらんぼさんは 脊髄腫瘍だのモンドール病だの めったにかからない病気になりますね。」と言われました。 一か月すぎても 腫れたままの 脇の下から腹まで続いている青く太く硬い血管・・一か月すぎたあたりから だんだん 腫れが引き始めなんとか 外科的手術しないで治りましたが、聞いた事もない病気で ほんとに悩みました。
    なぜ あんな病気になったのか 原因はいまだにわかりません。

  2. さくらんぼ より:

    その時は 皮膚科にも通院していたので 診ていただきました。 「モンドール病です。でもよく内科の先生がこの病名わかりましたね」と言われました。私の場合 ひきつった感じと 圧痛もあり 長さと太さが半端じゃなかったです。

  3. 函館の看護師さん より:

    札幌は病院が充実していてとてもうらやましく思います。
    たくさん名医がいるんですね。

    武藤先生のご冥福をお祈りいたします。

    今日は体調が良くなく短いコメントですみません(@_@;)

  4. さくらんぼ より:

    3月5日山形新聞夕刊です。難病指定国にぜひ。上山市に住む 4歳の雅治ちゃんは「混合型血管奇形」で顔面の右側全体に赤いあざがあり現在も山形市内で定期的にレーザー治療の治療を受けているが、効果的な治療法は確立していず、右目の緑内障、右歯肉の腫ちょうなども発症していて、大量出血の恐れがあり手術はできないそうです。またそれぞれの症例ごとに違う病院に通院しているとのことで治療確率早期に 難病指定の署名活動しているそうです。連絡先 023 (679) 4005蔵王いこいの里
    佐々木先生が血管のご専門という事で紹介させていただきました。

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ