院長の休日

辻井伸行さんのピアノ

 今朝のとくダネ!で
 辻井伸行さんのピアノをお聴きしました。
 朝からとても感動しました。
 小学校6年生の時に、
 ご自身が作曲されたという、
 ロックフェラーの天使の羽
 という曲がよかったです。
 お父様は産婦人科のお医者さんです。
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 医院のHPに書かれていました。
 当院は、
 家庭的な暖かな雰囲気を大切にし、
 納得して頂けるような治療を心がけています。
 どんな事でも結構ですから
 お気軽な気持ちで来院してください。
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 別のインタビュー記事
 先生が回答なさっていらっしゃいました。
 思い出に残っている患者さんとのエピソードをお聞かせください
 産婦人科=おめでたい科というイメージがありますが、決しておめでたいことばかりではなく、流産や死産など、悲しい結末を迎えなくてはならないことも少なくありません。そのようなときに、できる限り力になり、サポートしたいと思っています。
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 思い出に残っていると言えば、ダウン症のお子さんを持ったお母さんのことが忘れられません。お子さんがダウン症だと知ったときはとてもショックを受けていましたが、数年経ってお子さんを連れて来てくださり、元気に子育てをなさっている様子が伝わってきて嬉しくなったものです。私自身もハンディキャップを持つ息子の父ですが、ハンディキャップがあるからと絶望する必要もなければ、悲しむこともないのだと息子に教えてもらいました。私の経験を活かして、医療面からも精神面でもお母さんをサポートしたいと思っています。
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 ご長男の辻井伸行さんはピアニストとしてご活躍されていますね
 息子は目が見えないというハンディキャップがありますが、周囲の方々の協力もあり、ピアニストとして活躍する場を与えていただいています。コンサートの舞台に立つ息子の姿を見るのが一番の楽しみです。家族全員で行ければ良いのですが、父と私の二人が医院を空けるわけにはいきませんので、父と交代でコンサートに行っています。


田園都市.comより引用

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 辻井先生がお話しになっていらっしゃる通りです。
 ハンディキャップがあるからと絶望する必要もなければ、
 悲しむこともないのです。
 逆に私たちが、
 励ましていただくこともたくさんあります。
 辻井伸行さんのピアノは、
 天賦の才能に…
 本人の努力、
 素晴らしい指導者、
 そしてご両親やご家族の愛情によって、
 育(はぐく)まれたのだと思います。
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 ピアノの音色も素晴らしかったですが、
 辻井さんの明るい表情。
 素晴らしい指の動き。
 ピアノを弾き終えた後の、
 満足そうな笑顔。
 これらすべてが、
 日本中の人を引きつける魅力なのだと思います。
 これからも、
 ますますご活躍されることを、
 心から願っています。

“辻井伸行さんのピアノ”へのコメント

  1. 函館の看護師 より:

    辻井さんのピアノはベートーベン、ショパン、ラフマニノフどれを引いてもそれぞれに辻井さんの音があり、どれも素晴らしいものですね。

    私は顔には似合わずピアノのCDを聴くのは昔から好きでしたので、どの作曲家の曲も辻井さんらしさというものを感じました。

    私は今難病になってしまいました。
    最初は1月、難病と言っても命にすぐにかかわるものではなかったのですが、4月に入り、リウマチが発見され手首に骨蕀が見られ手首が以前より曲がりません。

    先日ハローワークに行く用事があり、障害者担当窓口の方とお話する機会がありました。
    私の中の「障害者」というのは障害者手帳を持っていたり、という概念がありました。ですが、担当者は「難病も障害者と同じです。障害者が仕事をするのに障害を理由に採用してもらう方法もある、でもあなたも難病で障害者と同じように難病を理由にすることもできる、でもそれを障害者が障害だと判断するのは本人しだい。同じ人間で障害を一つの自分のアピールにするのもハンディキャップとするのも自分自身です」と言われました。

    「誰が看護師できないって決めたんですか?」と笑われました。

    私はその時その人の笑顔で自分でも笑っていることに気がつきました。

    できているたことができなくなる。
    障害と生きていく。
    それでも自分の人生は自分でどんな風にもすることができます。
    生きていればそれができることを自分に病気が教えてくれました。

    私なんかはレベルが違いますが、辻井さんは素敵です。
    私もハンディキャップを誇りにできる看護師に絶対戻ります。

  2. まみ子 より:

    辻井さんのピアノの音色は本当に素晴らしいと思います。ハンディキャップを感じさせる事なく、人に感動を与える・・・難しいけれど素敵な事ですね。

    コンサートと言えば9月に札幌で郷ひろみのコンサートがあります。私チケット手に入れました。楽しみ!楽しみ!

  3. さくらんぼ より:

    辻井伸行さんのピアノ演奏 テレビで 見ました。併せて国際ピアノコンクール(第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクール)優勝おめでとうございます。小さい時からピアノで遊んでらして カセットで音を聞き分けて練習されていました。すごい聴力の持ち主だと思いました。 滑るように両手を使いひくピアノ、体が揺れてリズムを取りながらひく姿と 感情溢れる表現力、これから世界を舞台として活躍される辻井さん ぜひ 生で一度聞いてみたいと思いました。
    お母さんの嬉しそうな顔が印象的でした。
    音楽に対する才能と努力 ・支えてくださった回りの方のおかげだと思います。これからも 世界に素晴らしい音色と勇気を 伝えてください。

  4. ユキ より:

    辻井伸行さんの演奏している時の表情、インタビューの様子をテレビで拝見しました。
    ご本人の努力は想像出来ない程、大きなものだと思います。しかし、それを少しも感じさせない笑顔がとても印象的でした。
    以前、お母様をテレビ朝日の「徹子の部屋」で拝見しましたが、とても素敵な方でした。
    私はピアノ講師をしているのですが、縁があり、ある生徒さんを指導させて頂いています。その方は私の親くらいの年齢の女性ですが、病気で中途失明してしまった方です。
    初めてお会いした頃はまだ「見えなくなってしまった事」を受け入れられずにいたので毎週レッスンの度に「見えない。」と泣いていました。
    レッスン中、私が一緒に泣く訳にはいかず、ぐっとこらえた事が何度かありました。
    それから時間が経ち…その生徒さんは「見えない事を認めた」のです。どん底から這い上がった姿は素晴らしく強く凜としていました。「目の不自由な人は人が見えない物が見える」と言いますがその通りだと思います。

    辻井さんの笑顔を見ると「ピアノが嫌になった事ないのかな?」なんて考えたりもします。 確かお母様が本を書かれているので今度読んでみようと思います。

  5. ラズベリー より:

    2歳から、小さいピアノを弾き出したと聞きました。才能を見出だし、ピアノを習わせたのはお母様だったそうです。
    目が見えないのを感じさせない程に、本当に綺麗なメロディラインでしたし、感情が入った弾き方で、凄いなと思いました。
    お母様は褒めて才能を伸ばし、お父様はちょっと厳しく育てたそうです。この辻井さん自身が、何倍も努力された結果だと思いました。是非、プロのピアニストになって頂きたいです。

  6. のだめ より:

    障害のある方は、どこか違う場面で天才的な才能があると聞きました。ただ、ご本人の努力もありますよね。
    そして楽器の音色は本人の心も表現しますよね。

    >函館の看護師さん。ハローワークで言われた言葉が正解ですよ。寝たきりになったわけではないので、職種さえ選べば仕事出来ますよ。誰かに「看護師の仕事できないから」と言われたのですか?それは心ない一言ですし、その方の人間性を疑いますよ。
    実際、函館の看護師とは疾患が違いますが、病棟勤務出来ましたし、そこの病棟、難病指定の方が私を含め3名おりましたが、普通に仕事していましたよ。ハローワークの方からの言葉は力になったと思いますよ。

    コメ欄を私信に使ってしまい、申し訳ございません。

  7. 函館の看護師 より:

    >のだめさんへ

    ありがとうございます。
    正直、痛みの程度によって今でも落ち込むこともあります。

    自分の障害者に対する考え方に対してとても恥ずかしくおもったのも事実です。

    誰しも障害になることは有り。
    病気になることもあり。
    生まれつき・・・

    私は自分が病気になったことでその葛藤を知りました。

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