医学講座

目の脂肪と眼瞼下垂症

 相撲ファンの方には、
 申し訳ございません。
 おすもうさんの目を例にとって、
 目の脂肪と眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)について、
 ご説明いたします。
 イケメンといわれている
 おすもうさんでも…
 おすもうさんの目は横に長い目です。
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 おすもうさんは、
 たくさん食べて、
 稽古(けいこ)をして、
 筋力をつけます。
 力士の体が大きいのは、
 脂肪だけではなく、
 筋肉が大きく影響しています。
 平均的な体重はどのくらいでしょうか?
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 おすもうさんは、
 体重が100㎏を超えています。
 そうすると…
 まぶたにある、
 眼窩脂肪(がんかしぼう)という、
 脂肪が多くなります。
 脂肪が多くなるので、
 腫れぼったい、
 厚い目になります。
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 まぶたが厚い方には、
・眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が厚い方。
・額(ひたい)の骨が出ているので、
 まぶたが厚く見える方。
・脂肪が多いので、
 おすもうさんのように、
 まぶたが厚くなる方。
 さまざまな原因があります。
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 モデルさんや、
 女優さん、
 ミス○○になった、
 美人の女性
 キレイを維持するために…
 日々努力なさっていらっしゃいます。
 どんなにキレイな目の方でも、
 体重が5㎏も増えると…
 二重の形が変わります。
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 身長154㎝
 体重68㎏
 のお嬢様は、
 まず食事療法や運動療法で痩せることです。
 脂肪吸引をしても、
 目の脂肪をとってもダメです。
 100円で痩せる方法
 をおすすめします。
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 ところが…
 身長154㎝
 体重42㎏
 どう見ても細い方で、
 目にだけ脂肪がついている方が、
 いらっしゃいます。
 形成外科の教科書にも、
 美容外科の教科書にも、
 眼科の教科書にも、
 脂肪と眼瞼下垂症については書いていません。
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 眼瞼下垂症を治すには、
 眼瞼挙筋という筋肉を調節します。
 筋肉の働きが悪い時は、
 他の部位から、
 筋膜という‘すじ’を移植して、
 引っぱり上げることも保険で認められています。
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 ところが、
 筋肉の調節だけでは、
 脂肪がじゃまをして…
 まぶたが上がらないことがあります。
 そういう時は、
 余分な脂肪を取ってあげると、
 すっきりとして、
 ものが見やすい
 黒目が大きな目にすることができます。
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 眼瞼下垂症の手術は奥が深く、
 難しい手術だと痛感しています。
 まぶたの脂肪を取っても、
 保険診療の眼瞼下垂症手術でしたら…
 追加料金はいただけません。
 (健康保険の規定です)
 まぶたの脂肪を取らないと
 眼瞼下垂症が治らないことを…
 私に教えて下さった患者さんに、
 感謝しています。
 2回も痛い思いをさせてしまい、
 申し訳ございませんでした。

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