医学講座
英語で発表してみよう②
第128回日本美容外科学会(東京)
特別企画
Hands-on training in English presentation skills
英語で発表してみよう
…の続きです。
慶應義塾大学医学部英語科
Timothy Minton教授の教えです。
とても参考になります。
■ ■
日本語でも、
英語でも、
聴衆を退屈させず、
居眠りさせないように、
上手に講演をするのは大変です。
聴く人を飽きさせないで、
目を輝かせて聴いてもらうには、
努力や工夫が必要です。
■ ■
Minton教授の講演そのものが、
とても魅力的でした。
まず最初に言われた言葉は、
演者はスターです。
聴衆を引きつけ、
こちらを向いて聴いてもらうには、
演者も聴衆を向いて、
しっかり、
聴衆の目を見て話す必要があります。
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Hands-on training in English presentation skills
英語で発表してみようの講演は、
すべて英語で行われました。
Minton教授は、
Eye contact
アイコンタクトと言われました。
聴衆の、
目を見て話す
これはとても重要なことです。
■ ■
日本語の発表でも、
英語の発表でも、
演者は、
下を向いて、
原稿をひたすら読む先生がいます。
私も最初の頃はそうでした。
特に英語の発表は、
ただひたすら原稿の棒読みでした。
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残念なことです。
最初に会場にちょっと目を向けるだけで、
スライドにも、
聴衆にも目を向けない発表者が多いです。
これでは、
魅力的な発表とは言えません。
スライドばかり見て、
聴衆に背を向ける先生もいます。
これもダメです。
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5分の発表を、
原稿を見ないで話すのは大変なことです。
でも、
できれば、
せめて途中で何回かは、
会場の方を向いて、
顔を見せてください。
これが魅力的な発表の第一歩です。
続きは明日書きます。