医学講座
英語で発表してみよう③
第128回日本美容外科学会(東京)
特別企画
Hands-on training in English presentation skills
英語で発表してみよう①
英語で発表してみよう②
…の続きです。
慶應義塾大学医学部英語科
Minton教授の教えは役に立ちます。
■ ■
聴衆にわかりやすく、
自分が発表したいことを伝えるには、
発表の仕方が大切です。
自分は英語の発音が…
昔からダメで…
まったく自信がありません…
それはみんな同じです。
伝えることが大切なのです。
■ ■
Minton教授の教えです。
Speak slowly!
SLOW DOWN!
ゆっくり話してください
日本語の発表でも言えることです。
発表したい内容を、
5分にまとめるのは大変なことです。
■ ■
発表は論文とは違います。
ポスターとも違います。
コンパクトにまとめた内容を、
わかりやすく、
手短に話すのです。
まず、発表内容をまとめることです。
自分が伝えたいことの要点だけを話すのです。
■ ■
Minton教授によると、
英語を母国語とする、
Nativeの人で、
一分間に100 words以下
英語を母国語としない、
私たち日本人は、
もっと一分間の語数を少なくします。
語数はwordの機能で簡単に調べられます。
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発音はへたくそでも、
ゆっくり、
落ち着いて、
しっかり、
話すのです。
自分の原稿を、
声に出して、
録音して聞いてみるのです。
■ ■
録音機能があるスマホもあります。
動画を撮影してもいいです。
自撮りでもいいです。
少しジェスチャーも入れてみましょう。
下を向いて、
原稿ばかり見ていてはダメです。
声に出して、
話す練習をしましょう。
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聴衆の方を向いて、
目線が大切です。
特定の一人だけを見てはいけません。
会場内をZ型に目配りしましょう!
会場の上段から下段まで、
入口付近から最前列までお客さんを見ましょう!
最初からこんな発表は難しいですが、
♡魅力的な発表♡になります。
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自分が発表したいことを、
いかに聴衆にアピールさせるか?
昨日の
英語で発表してみよう②に書いたように、
演者はスターです。
退屈させない、
居眠りさせない、
そんな発表をするには、
Speak slowly!
SLOW DOWN!
ゆっくり話してくださいです。