医学講座
病院の一泊2日は2日分です
私は札幌から東京まで行って、
2010年12月1日に、
聖路加国際病院形成外科で、
大竹尚之先生に手術をしていただきました。
札幌から行ったこともあり、
私の手術は一泊2日でした。
手術当日の朝に病棟に入院し、
担当看護師さんから説明を受け、
手術室に下りました。
■ ■
手術が終わったら病室に戻り、
目を冷やしてじっとしていました。
麻酔が切れてくると、
少し痛みがでてきました。
手術をしていただいたんだなぁ~
…という実感がありました。
痛みは軽度で、
痛み止めの内服で止まりました。
■ ■
手術の日の夜も、
ぐっすり眠りました。
翌日朝に、
主治医の大竹尚之先生の回診がありました。
形成外科のスタッフ全員に診ていただきました。
早朝からの回診に驚きました。
術後の経過は良好で、
その日に退院できました。
■ ■
私は聖路加国際病院の病室に27時間くらい滞在しました。
日本全国どこの病院でも同じです。
一泊2日で入院しても、
入院費は2日分かかります。
国が決めた保険診療のルールです。
ここがホテルと違うところです。
チェックアウト時間も決められていません。
個室の差額料金も2日分かかります。
これも全国共通です。
■ ■
ホテルの感覚からすると、
損したなぁ~
…というお気持ちも理解できます。
午後10時に緊急で入院して、
容態が安定していたので、
翌朝の午前10時に退院した場合でも、
入院費は2日分かかります。
午前0時を基準として、
入院費を算定するからです。
ちょっと損した気分ですが、
それでも病院経営は大変なのです。
ご理解をお願いいたします。