二重・眼瞼下垂
糸がゆるむ
昨日の院長日記、
先生が神様に見える
…で取り上げた、
【泣】ラインが薄くなった【泣】
【泣】食い込みが弱くなった【泣】
【泣】切開したのに戻った【泣】
目の手術は大変です。
繊細なガラス細工です。
丁寧に扱わないと壊れます。
■ ■
下の図は、
一重ひとえの人のまぶたです。
睫毛まつげの根元に、
瞼板けんばんという厚い組織があります。
この瞼板があるので、
まぶたの縁ふちが…
ふにゃふにゃにならず…
しっかりと目をつぶることができます。
■ ■
この瞼板けんばんという厚い組織と、
まぶたの皮膚が、
微妙にくっついて、
♡二重のライン♡ができます。
埋没法にしても、
切開法にしても、
眼瞼下垂症手術にしても、
瞼板けんばんと皮膚をくっつける技術が、
二重を作る決め手です。
■ ■
よく患者さんから、
【怒】糸がゆるんだ【怒】
【泣】ラインが浅くなった【泣】
【泣】食い込みが弱くなった【泣】
…と相談を受けることがあります。
実際に糸がゆるむことはまずありません。
■ ■
なんちゃって美容外科医がした手術ですら、
糸がゆるむことはまれです。
下手な先生ほど、
これでもか、
これでもか、
…というほど糸を何回も結んでいます。
糸がゆるんだのではありません。
瞼板から糸が外れるのです。
■ ■
瞼板という組織は繊細です。
毛細血管が角膜に酸素を供給しているといわれています。
ちょっとゴミが入っても、
すぐにわかるのが目です。
どんなに丈夫な糸を使っても、
瞼板が変形するほど強くは固定できません。
手術をして、
♡二重♡にしても、
目をこするのがよくありません。
■ ■
付け睫毛、
睫毛エクステ、
…もやばいです。
キズを引っ張るのがよくありません。
そっと触れるだけです。
お化粧も【要注意】です。
切開式二重は取れない?
こちらの院長日記も読んでください。