医学講座
ニューヨークからの相談電話
今朝、午前5:20に電話が鳴りました。
『お父さん電話。英語!』
家内が寝ぼけ眼で電話を取りました。
私は寝ていたのですが…
“Hello! Good morning.”
『もしもし、おはようござます。』
と電話に出ました。
■ ■
ちょっと暗い声の女性が英語で話してきます。
こんにちは、ニューヨークからお電話しています。
私はわきのことで悩んでいます。
そちらのウエッブサイト(ホームページ)を見て
お電話を差し上げました。
半分眠っていた私は、
ニューヨークからわきの相談で、
電話が来たことがわかりました。
■ ■
ニューヨークからの電話もよく聞こえます。
相談者の方は、
28歳の女性。
職業は看護師さんです。
ニューヨークでワキガ手術について調べ、
何と!
札幌美容形成外科の英文HPを見つけられて、
相談のお電話をくださいました。
■ ■
いろいろ調べてみると、
わきの手術は日本の方が進んでいることがわかり、
ホームページに書いてあった番号に、
国際電話をかけてくださったそうです。
過去に何度かメールでのご相談はありましたが、
国際電話は今回を含めて3回です。
勤務時間中に職員が電話を取ると、
『先生、電話です。英語です!』
と困った顔で、
私のところへ子機を持って来ました。
■ ■
ニューヨークの相談者の方は、
看護師という職業で、
わきの汗と臭いでほんとうに困っている様子でした。
いつも臭いがするんじゃないかと心配です。
シャワーは毎日、
食事にも気をつけています。
ベジタリアンにもなりましたが、
残念なことに何も変わりません。
周囲の人が私の臭いに気付いているか?と心配です。
■ ■
わきの事で悩むのは、
日本もニューヨークも同じですね。
私は眠いのも忘れて、
わきの手術は簡単ではないし、
看護師さんだったら、
一ヵ月近い休みが必要なこともあります。
手術後の安静を保たなければ、
血腫という術後合併症を起こすこともあります。
などを…
英語で説明しました。
■ ■
さすがに日本に来て手術は無理なので、
ニューヨークでアジア系の形成外科医を探すか、
わきの手術をたくさんしている先生を見つけるように
アドバイスをしました。
家内は、
日本はまだ5:20です。
とどうして言わなかったの?
と早朝の電話にちょっと怒っていました。
私は怒るよりも…
Thank you for listening to me and taking the time out to speak with me today. I really appreaciate it.
お話しを聴いていただきありがとうございました。
というメールが来て、
時差のことも忘れて嬉しく思っていました。
先生 国際的になりましたね。 自分が治療しない方にも親切に対応なさって 本当に本間先生は困っている方の味方ですね。
今日は 伯父さんの葬式でしたが 何十年も会っていない 従兄弟のお兄ちゃんに会いました。兄ちゃんは 左小指から三本 第一関節から 機材が倒れてきた事故で切断し 指をくっつける手術をしたのだそうですが、上手な先生が居なくて、くっつかなくて 短くなったんだよ。でも第一関節からだど障害者認定ならないんだ。と言って、短くなった指を見せてくれました。荻野先生だったら 上手く くっつけてくださっただろうなあ。と思いました。
今日は先生学会 お疲れ様でした。