医学講座
明日は裁判所2016年5月29日
明日から大同生命との裁判のはじまりです。
第1回口頭弁論です。
札幌美容形成外科は通常診療の日です。
患者さんには申し訳ございませんが、
診療を中断して裁判所に行きます。
私は2~3時間はかかる?と思っていました。
弁護士の高橋智先生から、
約10分程度で終わりますと教えていただきました。
■ ■
こんなことも裁判初心者にはわかりません。
はじめて美容外科に行く時と同じです。
どんなところかと思って行ったら?
拍子抜けしたという患者さんがいらっしゃいました。
裁判は、
到底一人では無理です。
信頼できる弁護士さんにお願いして、
はじめて相手と争うことができます。
■ ■
大同生命の主張は、
建物が老朽化しているから退去せよとの一点張りです。
大同生命側弁護士の今井和男さんが書いた本に、
次の事例が載っています
【テナントリスク】
退去交渉は、
建物が老朽化しているから退去せよとの一点張りで、
一方的かつ強硬であったことから、
(店子の)態度は、硬直化していた。
興味い解決策です。
担当者は、改めて丁寧に説明することに加え、
建替え後の物件への入居を認め、
その際の賃料においても優遇し、
また、休業補償をすることなどの提案をすることができた。
■ ■
残念なことに、
今井和男さんが著書に書いた
丁寧な説明は一度もありません。
それどころか、
2016年3月分から、
電気料金とガス料金を、
無断で値上げされました。
店子としては、
説明をしてから料金値上げが正当だと思います。
■ ■
1月分の電気料金とガス料金は、
前の大家さんが計算しました。
電気料(使用量4,223)平成28年1月_金額115,543円_消費税9,243円_合計124,786円(税込)
水道料_平成28年1月_金額8,852円_消費税708円_合計9,560円
ガス料_平成28年1月_金額8,956円_消費税716_合計9,672円
2月分から大同生命が計算しています。
電気料(使用量3,405Kwh)平成28年2月_金額127,106円_消費税10,168円_合計137,274円(税込)
水道料_平成28年2月_金額8,850円_消費税708円_合計9,558円
ガス料_平成28年2月_金額11,165円_消費税893_合計12,058円
■ ■
使用量が4,223から3,405と818Kwhも減っているのに、
料金は124,786円(税込)から、
137,274円(税込)へと12,488円もUPです。
電気料金の単価が、
27.36円から37.33円にUPしています。
何のことわりもなく、
いきなり単価が高い請求書を送ってきました。
■ ■
私には診療を継続すること
従業員の雇用を守ること
…という重要な責任があります。
大同生命札幌ビルの建替えのために、
医療法人札幌美容形成外科をつぶすことはできません。
明日から、
高橋智先生のお力をお借りして、
裁判所で争うことになります。
2016年5月30日(月)は、
12:00~14:00まで診療を中断します。
裁判所内では転送電話も受信できないので、
電話も不通になります。
ご迷惑をおかけしますがご理解をお願いいたします。
“明日は裁判所2016年5月29日”へのコメント
コメントをどうぞ
法律の事はわかりません。
やはり裁判は弁護士さんなしじゃ
やっていけませんよね
頼りになる弁護士さんと本間先生から伺ってます。
明日、良い出だしとなりますように
お祈りしてます。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。弁護士さん選びはお医者さん選び以上に難しいです。高橋智先生はほんとうに信頼できる弁護士さんです。心強い味方です。がんばります。
私は荻野先生の裁判で 初めて裁判所に行き裁判というものを見ました。 テレビで観ていた白熱したやり取りは殆どなく 文書のやり取りと次回の公判日を決めるだけで5分もかからず終わり 何十分もかけて来たのにと拍子抜けしました。 証人喚問の時だけ 耳をすまして聞いていました。 被害者の若い女性も傍聴していた日がありましたが、女性の 事はまったく話題にもならず、被害者はなんと思ったろう、そんなことはどうでもいい!私の脚を治して下さいという心の声が聞こえるようでした。
先生 傍聴には行けませんが、山形から応援しております。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。応援ありがとうございます。この裁判の意味は『建物が老朽化している』ということだけで、6ヶ月前に通告すれば店子を追い出すことができるか?それが正当事由になるか?相手方は私が院長日記で書いたことも問題にしています。裁判所がどう判断するのか楽しみにしています。『老朽化の一点張り』で正当事由になるなら、北海道庁赤レンガも簡単に取り壊すことができることになります。こうしてブログで書いたこと、コメントに返答したこともすべて分厚い証拠としてカラー印刷をして相手方が裁判所に提出しています。裁判官はこのコメント欄も読むことになります。ブログで書いたことを問題にしたので裁判をより難しくしていると(私は)考えています。