医学講座
牛との思い出
今日は2023年10月24日(火)です。
今朝は寒かったです。
本間家でもストーブ許可が出ています。
北海道新聞によると、
晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で、
全道174観測地点のうち69地点で今季最低気温を記録し、
11月上旬から同中旬並みの寒さとなった。
陸別町で-4.1℃
札幌は+4.8℃でした。それでも寒いです。
■ ■
今日の道新、いずみへの投稿です。
<いずみ>牛との思い出
私は酪農家に嫁いで21年目になります。肌寒い日が多くなり、放牧もそろそろ終わりかなと思う頃、その年に起きた牛たちとの出来事を思い返します。
嫁いですぐの頃だったでしょうか。夕方牛舎に牛を戻したら1頭足りません。探しに行くと、足が悪い牛だったので、近くの小川の深みに水を飲もうとしてはまってしまったようです。
牛舎に戻って小型のトラクターと長いロープを携え、けん引しに行こうとすると、向こうから「遅れちゃった!」と言わんばかりに小走りで牛舎に帰ってきました。「なんてかわいいんだろう!」と感動して、その日からその耳標番号899番を「けなげ」と名付けました。
その他にも、実家への帰省や産休明けなど、久しぶりに牛舎に行くと、2301番は耳と顔をピコン!とこちらに向けて「お! 来たな」という表情を見せます。つついても乗っかっても怒らない穏やかな牛でした。
あまり良い思い出ではないのが、放牧地で私を攻撃してきた8105番。目の色が変わり、地面に押し付けられ転がされ、大けがをする危険もありましたがむち打ちで済みました。
いずれも乳牛としての役目を終えて食肉に出荷されましたが、特別な思い出がある牛は耳標の番号もずっと忘れないものです。酪農情勢が厳しい昨今、良いことも大変なことも、たくさんあります。この先もわが家の牛たちとたくさんの思い出をつくろうと思っています。
吉田佐知子(よしだ・さちこ 42歳・酪農業)=留萌管内天塩町
■ ■
私は毎朝、道新を読んで、
いずみへの投稿を楽しみにしています。
私が知らない世界が書いてあります。
酪農業は年中無休で大変なお仕事です。
耳標番号で識別するのは何となく知っていましたが、
耳標番号899番を「けなげ」は知りませんでした。
けなげな乳牛ちゃん、
「遅れちゃった!」と小走りで牛舎に帰ってきました。
かわいいです。
酪農家が安心して仕事を続けられるような、
農業政策を国にお願いしたいです。
“牛との思い出”へのコメント
コメントをどうぞ
酪農家の知人がいますので
耳標番号で識別するのは知っていました。
ですが
耳標番号899番を「けなげ」と
名付けてるなど
知りませんでした。
知人は名前はつけてないと言ってました。
遅れちゃったと可愛いから
名付けたのですね。
酪農業も大変だと思いますが
頑張って頂きたいです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。先日の道新に輸入飼料の値上がり、電気代の値上がり、乳価が上がらず牛乳の消費が伸び悩み、酪農業をやめる人が多いと載っていたので心配していました。私が見ても同じ乳牛にしか見えませんが、牛にも個性があり、かわいいけなげな牛もいるのですね。酪農業の人が安心して続けられるような農業政策を国にお願いしたいです。
朝晩は冷えますね。まだストーブは
付けていませんが、インフルエンザが
流行ってきたので昨日、予防接種をして
きました。
私も今朝いずみを読んで
牛も人間と同じように性格が
あるんだなぁと思いました。
かわいいですね。
しかし危険な時もあって
酪農家の苦労も改めて教えて
いただきました。
北海道のすばらしい酪農が元気に
なるように国にお願いしたいと
思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。21歳の時に酪農家に嫁がれて、21年間、酪農業に従事され素晴らしいと思いました。乳牛としての役目を終えると食肉に出荷され、つらいこともあると思います。飼料や電気代の値上がりで酪農業が大変だと道新で読みました。少しでも酪農家のためになる農業政策をお願いしたいです。
酪農のことはよくわかりませんが、同級生が北海道の北の方の牧場に嫁ぎ、旦那さんが落馬事故で苦労していると聞いて会いたいなと思っています。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
収穫時期でお忙しい中、早朝にコメントをいただきありがとうございます。北海道にお嫁さんに来てくださりありがとうございます。牧場で競走馬を育てていらっしゃるのでしょうか? お時間がありましたらまた北海道にいらしてください。私は今日から米国形成外科学会に行きます。直行便がないので羽田からシアトルに行き、そこからオースチンに行きます。一週間、変な時間に院長日記の更新があると思います。ご容赦ください。