医学講座

平成28年診療報酬改定_腋窩多汗症注射

 平成28年4月1日から、
 重度原発性腋窩多汗症の注射実施料が新設されました
 【注射実施料】
 G017_腋窩多汗症注射(片側につき)200点
 2012年11月に保険適応になってから、
 ずっと
 G000_皮内、皮下及び筋肉内注射(一回につき)18点
 18点だったのが200点になりました。
      ■         ■
 多汗症ボトックス注射料180円で苦労していました。
 わき汗ボトックス注射をはじめてから、
 医療法人札幌美容形成外科は
 赤字決算
 になりました。
 役員報酬引下
 …でようやく黒字決算になりました。
      ■         ■
 両側で180円だったのが、
 両側で4000円になりました。
 それじゃぁ~
 先生4000円も値上げになっちゃうの?

 ご心配はごもっともです。
 4,000円も上がりません。
 薬価というボトックスの価格が、
 87,536円から84,241円に下がりました。
 3,295円クスリ代が安くなりました
      ■         ■
 値上がり分は、
 【注射実施料】
 4,000円-180円=3,820円です。
 値下げ分が、
 【薬価】
 87,536円-84,241円=3,295円
 【実質値上
 3,820円-3,295円=525円です。
 3割負担の方で160円
 1割負担の方で60円です。
      ■         ■ 
 申し訳ございませんが、
 4月からボトックスの注射料金が、
 160円増えています
 世界一高いボトックスの薬価や、
 ジェネリック品が増えると
 もっと安くできると思います。
 私は自己負担が1万円以内だったら、
 患者さんに優しい医療政策だと思います。
 みなさまのご理解をお願いいたします。
ボトックスの作用と仕組み

“平成28年診療報酬改定_腋窩多汗症注射”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    実質値上げはわずかですね。180円では割に合いませんでしたよね。 あと同じ薬局にすると薬代が安くなると聞きましたが、どう安くなるのかわかりません。 私はジェネリックでない薬をなるべくお願いしています。 少しですが効き目が違うようで、貼り薬ははがれやすくて困ります。 話が違いますが、無宗教はいいですね。 昨日の葬儀のあと仏教の父と エホバの息子夫婦が喧嘩になり 大変でした。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。片側2000円で両側だと4000円、これでも医師一人と看護師一人で30分だとギリギリです。薬価を国際水準まで下げてくれて、塗る麻酔も保険適応になるといいです。本間家は罰当たりな無宗教です。お坊さんのお経の代わりに孫のお別れの言葉でした。写真で見る人生もよかったです。私とはよく喧嘩をしていましたが孫4人は一度も叱られたことがなかったと言ってました。いいおじいちゃんだったんですね。葬儀が終わってからもう会えないんだなぁ~って思っています。さくらんぼさんにはいつも感謝していました。ありがとうございました。

  2. なっちゅん より:

    最初、本間先生はこれで赤字を逃れられると
    思いましたが
    患者さんが可哀想だと複雑な気持ちでした。
    でも患者さんにも優しい値上げですね。

    患者さんが沢山増えるといいですね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。160円でも値上げは値上げなんです。私は薬価をもう少し下げて、患者さんの負担が減るといいと思います。注射実施料を決める担当と薬価を決める担当が違うので、こんな結果になるのだと想像します。

  3. ラズベリー より:

    医師が行うのに点数がおかしいと思っていましたのであがって良かったです。薬価はまだまだ高いです。 
    変わったのが、特定機能病院、一般病院等の500床以上の病院受診について紹介状なしに外来初診料5000円、再診料2500円が全国一律にかかるようになりました。地方は病院の数も少なく選ぶ病院がなかったり、クリニックや診療所に行く距離もあり、全国一律にこの値段設定は自由に病院を選ぶ自由というところに抵触しているよう思えます。都心部と地方とでは違うからです。地域偏在、診療科偏在があるのにどうするのか?と思っています。お金持ちしか高度医療は受診したり治療してもらえないということになりかねません。これではいけないと思います。
    診療報酬改定では、7対1入院基本料施設基準か「重症患者割合」が15→25%というハードル設定が出ました。10対1になる病院は多くなると思います。経過措置は9月末まで。オペ件数、オペ内容含。医療区分3:酸素常時、毎分3㍑以上必要とする場合。心不全、肺炎増悪により点滴加療中の場合は3㍑に限らず可能の様ですが、そうでない場合は医療区分2になるようです。
    A項目:救急搬送後二日間、B項目で新たに「危険行動」「診療、療養の指示に応じる」など救急車受け入れや認知症など増加があり、危険行動とは具体的に点滴を抜く、骨折しており、ベッド上安静の指示守れずに歩行とか具体的にわかるように記載が求められるようになるみたいです。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。机上の計算で医療費削減を優先しているようにしか思えません。自分が患者になったらどうするの…?と厚生労働省のお役人に聞いてみたいです。厚生労働省所轄の全国の国立病院は一部を除いて赤字です。自分たち自ら今の診療報酬体系ではやっていけないと証明しているようなものです。

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