昔の記憶
佐野社長と短波放送
インターネットの普及で衰退してしまったのが、
短波放送です。
私は中学校3年間を、
北海道夕張市の山奥、
大夕張という田舎で暮らしました。
今は巨大なダム湖になっています。
■ ■
山奥では、
TVの電波も、
ラジオの電波も、
とても悪くなります。
今でも携帯が届かないところがあります。
山奥で交通事故を起こすと大変です。
■ ■
日本オラクルの佐野力元社長のふるさとは、
北海道夕張郡栗山町です。
ご実家は写真館でした。
英語を勉強するため、
お母さんに頼んで、
修学旅行の積立金で、
買っていただいた短波放送が受信できるラジオ。
高価なラジオでした。
■ ■
北海道で受信する短波放送は、
雑音が多くて、
とても聞けたものではありませんでした。
私もCNNを聞いたことがありますが、
何を言っているのか???
まったく聞き取れませんでした。
株をやっている人がよく短波放送を聞いていました。
■ ■
私が日本語で株の値段を聞いても、
早口で株価を連呼するのと、
雑音が多くて聞き取れませんでした。
そんな悪条件の中で、
佐野少年は必死でCNNを聞き取って、
英語を勉強しました。
すごいことです。
■ ■
英語は聞き取るのが難しいです。
英語を母国語としない人の英語も、
なかなか難しいものがあります。
佐野社長は、
短波放送の雑音で訓練したので、
悪条件で聞き取れるようになれました。
ニューヨークでも、
スイスでも、
北京でも自由に英語を使えます。
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私が佐野社長からお聞きした言葉で、
印象に残っていることがあります。
自分が小樽商大へ行けたのは、
兄のおかげです。
兄は自分は大学へ行かないで写真館を継いで、
私を大学へ行かせてくれました。
北海道が生んだ佐野力社長は、
佐野ファミリーの力でした。
私が尊敬する理由です。
小樽商大HPより引用
“佐野社長と短波放送”へのコメント
コメントをどうぞ
本間先生、佐野社長 さんは留学もしないでラジオで英語を覚え世界の会議でも通用するまでになりました。やはり父のリハビリもそうですが、やる気とか頑張ろうという気持ちがないと上達しないと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。さくらんぼさんのおっしゃる通りです。すごいことです。
頭痛ですので明日書かせて頂きますね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
お大事になさってください。
先生も英語が流暢で羨ましいです。
その影には努力ですね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
流暢ではないです。学会で聴いて質問するくらいはできます。英語は大切です。