院長の休日
あったかコロッケ愛情受け継ぐ
平成22年5月18日、朝日新聞、朝刊、
五線譜の記事です。
五線譜
あったかコロッケ愛情受け継ぐ
高校生がテストで80点以上を取ったら、コロッケを2個おまけしてあげる――。
岐阜県御嵩(みたけ)町で、こんなサービスを続けてきた「ユタカ精肉店」の店主、森島豊さんが昨年8月、81歳で亡くなった。一代限りで閉じるはずだった店を、孫の加藤佳孝さん(25)が継いだ。「味が変わった」と言われないよう、緊張が続く毎日だ。
「早く社会に出たい」と高校1年で中退した。だが18歳で心臓病と分かり、一時は歩けないほど悪化した。薬で進行を抑え、飲食店や建設現場のバイトを転々とした。
がんを患った祖父を支えようと、一昨年末から店を手伝い始めた。「そこら中の人に声をかけちゃう、おじいちゃんの接客の様子に心ひかれた」からだ。金髪だった髪も、黒くした。手順が少しでも違うと「おれの通りにやってくれ」と厳しかったけれど、亡くなる直前まで「店大丈夫か」「やれとるか」と気遣ってもくれた。
名物店主は、服装の乱れや喫煙を見れば「コロッケ、売ってやれん」と厳しかった。でも、学校をさぼってしかられた子が「今日は行ってきたよ」と、また顔を出すような店だった。
今もおまけは続けている。厳しくも温かかった接客術にはまだ及ばない。でも、若者に注いできたその愛情を大事にしたい。
天国のおじいちゃんから80点以上をもらえるように早くなりたい。(高木文子)
(以上、朝日新聞から引用)
■ ■
この記事は、
2008年4月5日の院長日記でご紹介した、
テスト80点でコロッケ2個
2007年度の
日本新聞協会
「読んで幸せになった」
記事1万点から
「ハッピーニュースパーソン」に選ばれた…
森島豊さん(当時79歳)でした。
■ ■
私は、いつか…
岐阜県まで…
このコロッケを食べに行きたいと思っていました。
森島さんが亡くなってしまったのは残念ですが…
お孫さんが継承してくださったとお聞きし…
ほっといたしました。
私たちの世代には…
コロッケはごちそうでした。
■ ■
森島さんのご子息は…
交通事故で若くして他界され…
奥様にも先立たれました。
お一人でコロッケを作って…
高校生に1個40円で売って…
最高20個もおまけして…
笑顔でがんばっていらした…
素敵なおじいちゃんでした。
■ ■
お会いしたことはありませんでしたが、
いつかコロッケを食べたいと…
思っていました。
森島豊さん(79)
平成20年4月4日朝日新聞より引用
ありし日を偲び
心からご冥福をお祈りいたします
“あったかコロッケ愛情受け継ぐ”へのコメント
コメントをどうぞ
すごくいい話しですね。孫さんは おじいちゃんの姿をずっと見てきたから がんばれるのですね。私もコロッケ食べたくなりました。 私もこつこつ みなさんに喜ばれるようにがんばります。
森島さんから愛情あるコロッケを頂き食べた若者達は、やさしい気持ちになれた事でしょうね。
笑顔がとても素敵ですね。
どうも、はじめまして。
ゆたかのころっけを作っています
じいちゃんの孫です。
今でもコロッケサービスしていますよ。
ちょっと遠いですが機会があったら
是非きてくださいね(^-^)/
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございました。いつかきっと行きたいと思っています。がんばってください。