医学講座
ラベンダーの効果
平成20年7月8日、北海道新聞朝刊の記事です。
防虫効果に注目
中欧でラベンダー人気
高血圧対策にも
道内でまもなく見ごろを迎えるラベンダーが
オーストリアなど中欧でも人気を集めている。
自然志向の生活スタイルが広まり、
人工的な薬品を使った芳香剤が敬遠される一方、
ハーブ(香草)が持つ防虫効果や
鎮静作用が見直されている。
■ ■
中欧では11世紀ごろから、
ラベンダーを防虫剤や
入浴剤として使ってきた。
1970年代以降、
化学薬品を使った
防虫・芳香剤が増えたが、
気分が悪くなるといった声が
少なくなかった。
■ ■
近年、ラベンダー茶には
血圧を下げるとともに、
熟睡作用もあるとの評判が高まり、
「夏の伝統的ハーブ」である
ラベンダーを買い求める人が増えた。
ウィーン周辺では
6月中旬から出荷が始まった。
■ ■
クッチュケル市場の花屋で働く
グーセンさん(16)は
「客は3年で倍増し、
毎日20鉢は売れる。
観賞し終わったら
タンスの虫よけに使うのが一番」
と話していた。
(ウィーン・石井群也、写真も)
乾燥ラベンダーを詰めた
オーストリア伝統の
防虫剤や入浴剤を手に、
効用をPRするグーセンさん
(以上、北海道新聞より引用)
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北海道新聞の記事に書かれているように、
ラベンダーには、
精神安定、防虫、殺菌の作用があるそうです。
アロマセラピーのHPには、
次のように書かれています。
ラベンダーは、
怒りを和らげ、
疲労を回復し、
精神的なことや
人間関係の改善化にも役立ってくれる。
また、ラベンダーは、
中枢神経系のバランスをとる作用があるため、
躁うつ症的な症状にも効果を発揮します。
■ ■
確かに…
怒りんぼの私に
ラベンダーはよく効きます。
毎朝、
ラベンダーオイルを、
院内の芳香器(香りを出す器械)
に入れていると幸せな気分になれます。
昨年までは自分で育てていました。
ラベンダーを花を刈る時だけではなく、
雑草を取る時でも、
ラベンダーの木や茎に触れると、
良い香りがしていい気分になれます。
■ ■
睡眠薬や抗うつ剤には、
副作用がありますが、
ラベンダーでしたら、
副作用の心配もないと思います。
世の中、
辛いことがたくさんあります。
ラベンダーで心を癒してもらいます。