医学講座

金曜日の夕方に手術

 今日は2018年7月27日金曜日です。
 札幌では道新・UHB花火大会が開催されます。
 関東以南では、
 台風の影響で花火大会開催が危ぶまれています。
 今日の札幌は晴れです。
      ■         ■
 患者さんからのお問い合わせです。
 土日祝日が休みです。
 金曜日夕方に手術を受けたいと思っています。
 可能でしょうか?

 申し訳ございません。
 手術は原則として午前中からはじめます。
 夕方の手術は行っておりません。
      ■         ■
 どんな手術でも、
 手術後に出血したり、
 痛みが出ることがあります。
 金曜日の夕方に手術をして、
 夜間に出血や痛みがあっても困ります。
 手術は午前中から行って、
 手術後に休んでいただき、
 痛み
 出血
 腫れ

 …が無いことを確認してから帰宅していただきます
      ■         ■
 昔、大手美容外科では、
 21:00まで手術をしていたところもありました。
 大繁盛していた美容外科では、
 深夜まで手術をしていたところもありました。
 事故が起きても対処困難です。
 今は大手美容外科でも、
 夕方から夜にかけての手術はしていないと思います。
 手術が心配な人こそ、
 朝からの手術をおすすめします

“金曜日の夕方に手術”へのコメントを見る

医学講座

親子2代で受診してくださる患者さん

 札幌美容形成外科で多い手術や治療です。
 目、わき、乳首の保険診療です
 美容外科は高い
 こわい
 うさんくさい
 私が開業する時に考えたことです。
 保険で治せるものは保険で治します。
      ■         ■
 開業して丸14年が過ぎようとしています。
 私も49歳から63歳になりました。
 クリニックの移転という試練もありましたが
 最近はようやく元のペースに戻りつつあります。
 最近多いのは目の手術です。
 眼瞼下垂がんけんかすい
 …という難しい名前も有名になりました。
 松尾清先生のおかげです
      ■         ■
 医学は進歩します。
 医療機器も進歩します。
 毎年学会に出席して、
 新しい知識を取り入れています。
 最近は、
 昔手術をした患者さんの、
 子供さんが受診してくださることがあります。
 自分の子供のようにかわいいです。
      ■         ■
 親子2代で受診してくださった患者さんには、
 特別な思いがあります。
 自分の家族と同じです。
 一番いい治療をして差し上げたいと思います。
 63歳で、
 同期生が亡くなってめげていますが
 患者さんから元気をいただいて、
 働くはげみにしています。
 ありがたいことです。
 申し訳ございません。
 親子3代のご家庭もありました。

“親子2代で受診してくださる患者さん”へのコメントを見る

昔の記憶

藤田幹典先生ご逝去

 札幌西高校の同期、
 真栄フジタ歯科診療所
 藤田幹典先生
がご逝去されました。
 謹んでご冥福をお祈りいたします。
 藤田幹典先生は3年8組でした。
 私は3年7組でお隣のクラスでした。
 国立理系というクラス分けだったので、
 7組と8組は数学がいっしょでした。
      ■         ■
 数学の先生は8組の担任平田先生でした。
 高校時代は特別仲良しではありませんでしたが、
 私が開業してから、
 たくさんのことを藤田幹典先生から教えていただきました。
 開業医の先輩として、
 実に頼りになる友人でした。
 いつも笑顔で優しい人でした。
      ■         ■
 私が従業員が辞めて困っていると、
 『本間、みんな辞めるんだ』
 『気にするな』
 『気持ちよく辞めてもらうんだ』
 藤田幹典先生に教えていただいてから、
 辞める時に小さなお花を差し上げるようになりました。
 不思議と辞める人が少なくなった気がします。
      ■         ■
 3年7組のクラス会をした時に
 『本間、おれ8組だけど行っていいかな?』
 …と3年7組のクラス会に来てくれました。
 ほんとうに残念です。
 64歳は若すぎます。
 心からご冥福をお祈りしています。
 たくさんのことを教えてくれた、
 開業医の先輩
 藤田幹典先生に感謝しています。
 ほんとうにありがとうございました。

“藤田幹典先生ご逝去”へのコメントを見る

院長の休日

虹が咲く丘、中富良野に夏 ラベンダー盛り

 平成30年7月23日、北海道新聞朝刊の記事です。
 虹が咲く丘、中富良野に夏 ラベンダー盛り
 【中富良野】富良野地方の夏を象徴するラベンダーが花盛りを迎え、上川管内中富良野町の観光農園「ファーム富田」では、ラベンダーの鮮やかな紫色が一面に広がった。赤や白のポピー、ピンクのコマチソウなどが彩りを添え、国内外から訪れた観光客を楽しませている。
 園内は9ヘクタールの畑が広がり、このうち5ヘクタールがラベンダー。今年は6月の日照不足と今月上旬の長雨の影響でポピーなどの一年草を中心に成育が遅れたものの、ラベンダーの多くは例年以上に順調に育ち、花弁が大きく、しっかりと濃い紫色になった。
 観光客はラベンダー畑や、色とりどりの花が帯状に植えられた「彩りの畑」などを背景に記念撮影。福岡県から訪れた野崎志帆さん(28)は「色が変わっているのがきれいで、心が洗われます」と笑顔を見せた。ラベンダーの見ごろは8月下旬まで。(古市優伍)

紫色のラベンダー畑と、赤、白、黄色などの花が帯状に。観光客でにぎわうファーム富田の「彩りの畑」=7月23日午前11時15分、中富良野町(本社ヘリから、打田達也撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 私が毎年楽しみにしている、
 ファーム富田のラベンダーです。
 北海道新聞の記事も楽しみにしています。
 鮮やか花の帯 中富良野・ファーム富田
 平成28年は7月17日でした。
 例年7月中旬に掲載されます。
 今年は6月の低温で遅れたようです。
      ■         ■
 日本列島は猛暑を通り越して酷暑。
 生命の危険を感じる暑さです。
 申し訳ございません。
 北海道は涼しいです。
 新千歳空港に到着すると、
 空港の外はエアコンが効いているようです。
 札幌も涼しいです。
 猛暑を避けて涼しい北海道にいらしてください。  

“虹が咲く丘、中富良野に夏 ラベンダー盛り”へのコメントを見る

二重・眼瞼下垂

眼瞼下垂症手術、低矯正の問題

 昨日の院長日記、
 手術後にまぶたが閉じない
 …の続きです。
 過矯正かきょうせいにすると、
 まぶたが閉じないことがあります。
 意図的に、
 過矯正かきょうせいにすることがあります。
 下垂の程度が強い方や、
 左右差が強い方です。
      ■         ■
 私が眼瞼下垂症手術をしても、
 手術直後には、
 目が閉じないことがあります。
 企業秘密を公開します。
 ぎょうざの皮の院長日記を読んでください。
 目頭側の二重幅が広い2018
 目頭側の二重幅が広い
 …に書いてあります。
      ■         ■
 私たちが眼瞼下垂症手術をする時に、
 操作するのが挙筋腱膜という薄い組織です。
 ギョウザの皮のように白くて、
 餃子の皮より薄い組織です。
 この薄い組織を、
 どの程度調節するか?
 どこをどうやって調節するか?
 …で目が丸くなるか三角になるか決まります。
      ■         ■
 丸い目をつくる
 かわいい目をつくるのは難しいです。
 患者さんからのクレームが多い、
 眼瞼下垂症手術を受けたのに
 【怒_二重幅が広い_怒】
 【怒_眠そうな目のままだ_怒】
 …という訴えは、
 低矯正が原因のことがあります。
 手術後に目が少し閉じなくても、
 患者さんが満足
 …なのは失敗ではないと(私は)思います。

“眼瞼下垂症手術、低矯正の問題”へのコメントを見る

二重・眼瞼下垂

手術後にまぶたが閉じない

 昨日の院長日記、
 眼瞼下垂症手術は形成外科で
 …にあっきーさんからコメントをいただきました
 親戚のおばさんが眼瞼下垂症の手術をしたら
 瞼が完全に閉じることが出来なくなったそうです。
 私はそんな手術なら受けたくないけど…
 友人が言うところによると、
 そのおばさんは、手術を受けて良かったと話しているようです。
 そのような事例はあるのでしょうか?
 また、それは、失敗ではないのでしょうか?

      ■         ■
 私が手術をする時に、
 『手術から3ヵ月程度は目が閉じにくくなります
 …と説明して手術をすることがあります。
 下垂の程度が強い人は過矯正かきょうせいと言って、
 手術直後は閉じなくなる程度に調節することがあります。
 そうしないとまたすぐに下がってしまうからです

 左右差が強い方や、
 下垂の程度が強い方です。
      ■         ■
 この過矯正を、
 【怒_失敗_怒】と見るか?
 上手な手術と見るか?
 …は難しいところです。
 過矯正で一番困るのが、
 角膜が損傷されることです。
 目が閉じないと角膜にキズがつきます。
      ■         ■
 私は手術後に目が閉じなくて問題になりそうな患者さんは、
 手術前に私が信頼する眼科専門医
 道庁前眼科の吉田篤先生に診ていただいています
 手術方法を再検討することもあります。
 他の先生が手術をして、
 一部だけ閉じなくなった患者さんも治したことがあります。
 まぶたの手術は難しいです。
      ■         ■
 手術後に一時的にまぶたが閉じないのは、
 一概に【怒_失敗_怒】ではないと(私は)考えます。
 手術前によく検討して、
 患者さんにしっかり説明をして、
 手術後にもしっかり診察をして、
 患者さんが、
 手術を受けて良かった
 …と思っているのは、
 いい手術だと(私は)思います。

“手術後にまぶたが閉じない”へのコメントを見る

二重・眼瞼下垂

眼瞼下垂症手術は形成外科で

 南舘ビルに引越して4ヵ月が過ぎました。
 残っていた小さな工事もほぼ終わりました。
 最近は手術件数も増えています。
 ありがたいことです。
 札幌美容形成外科で一番多い手術は、
 眼瞼下垂症手術です
 この難しい名前の手術も市民権を得たと思います。
      ■         ■
 患者さんの中には、
 他院で手術を受けた方も来院してくださいます。
 私が手術をしても再手術になることがあるのが、
 眼瞼下垂症手術です。
 簡単な手術ではありません。
 開業して間もないころは、
 大手美容外科で何回も埋没法を受けた方もいらっしゃいました。
 最近は糸が片目に10本というような患者さんは減りました
 増えているのが、
 他院で眼瞼下垂症手術を受けた患者さんです。
      ■         ■
 形成外科以外で受けた患者さんが来院されます。
 保険適用で受けた眼瞼下垂症手術です。
 今の健康保険法では、
 保険医であれば、
 内科の先生が手術をしても違法ではありません。
 問題は手術結果です。
 お気の毒だなぁ~
 …という患者さんが来院されます。
      ■         ■
 共通しているのが、
 両目で1時間もかからなかった
 …という手術時間です。
 私が手術をしたら、
 2時間以上かかる手術です。
 再手術は大変です。
 両目で1時間もかからなかった
 …のが、
 再手術は3時間以上かかります
 しかも手術料金は同じです。
      ■         ■
 眼瞼下垂症手術を保険適応で受けると、
 日本全国どこでも同じ料金です。
 でも、
 どこでも同じ結果ではありません。
 最初からいい先生に手術をしていただくと、
 快適になれます。
 自由診療で高ければいいということはありません
 ホームページなどで先生のやり方や症例をよく見て、
 どこで手術を受けるか決めてください。

“眼瞼下垂症手術は形成外科で”へのコメントを見る

医学講座

運転中のねむけ

 昨日の院長日記、
 10年前とまるで別人
 …にさくらんぼさんから、
 コメントをいただきました
 最近運転していて眠くなったり、、、
 私は昔から運転中に眠くなることがあります。
      ■         ■
 若い時からありました。
 眠くなったら、
 必ず車を停車させて眠っていました。
 北海道には、
 チェーン装着用に、
 広いパーキングがある道路が多いです。
 そこに停車して眠っていました。
 ちょっとでも眠ると復活しました。
      ■         ■
 交通事故でケガをした患者さんを手術することがありました。
 脳に異常はないのに、
 運転中に眠くなって、
 気付いたら事故を起こしていた

 …という患者さんもいらっしゃいました。
 運転中のねむけは危険です。
 どうしたら眠気を防ぐことができるか?
 ネットで調べてみました。
      ■         ■
 JAFのホームページに、
 居眠り運転を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
 …というページがありました。
ガムや昆布を噛むことで眠気を防止する。
•眠気を覚えたら思い切って仮眠を取る。
•仮眠のあとは体もしっかり目覚めさせる

 …この3つだそうです。
      ■         ■
 さらに読んでみると、
 昼食後
 午後1時~3時の間は眠気が強くなる

 …とも書いてありました。
 自分でも経験があります。
 食事をした後は長距離を運転しないようにしています。
 目的地に着いてから食べるようにしています。
 それでも眠くなることがあります。
      ■         ■
 そんな時は、
 奥さんに運転を交代してもらいます。
 ちょっとでも休むと、
 眠気から解放されます。
 運転中の眠気は事故につながります。
 JAFのホームページ
 …や他のサイトを読んでも、
 運転を中止するのが一番のようです。
 眠くなったら休んでください。
 休む場所を決めておいて、
 チョコレートをかじるのもいいそうです。

“運転中のねむけ”へのコメントを見る

二重・眼瞼下垂

10年前とまるで別人

 猛暑お見舞い申し上げます。
 山形など本州では猛暑で大変と報道されています。
 お見舞い申し上げます。
 北海道は少し暑い程度です。
 夏は北海道に住んでいてよかったと思います。
 うちの奥さんが、
 おばの供養登山の私の写真を見て、
 10年前とまるで別人
 …と言います。
      ■         ■
 下の写真は2003年8月に撮った写真です。
 15年前とくらべても、
 今の顔と違います。
 昔は気づきませんでしたが、
 眼瞼下垂症です。
 一番最初に私を眼瞼下垂症と診断してくださったのが、
 松尾清先生でした。
      ■         ■
 自覚症状で一番変わったのが、
 車の運転です
 眼瞼下垂症手術を受ける前は、
 旭岳まで運転は不可能でした。
 途中で奥さんに交代してもらいました。
 今は旭岳まで運転できます。
 肩もこらなくなりました。
 私は55歳で手術をしていただきましたが、
 48歳の写真を見ても手術適応があります。
 札幌美容形成外科で一番多い手術が、
 眼瞼下垂症手術です。
 ご予約をお待ちしております。

2003年 48

2018年 63

“10年前とまるで別人”へのコメントを見る

医学講座

クマ仁王立ち 札幌の国道脇

 平成30年7月18日、北海道新聞朝刊の記事です。
 クマ仁王立ち 札幌の国道脇 異例の明るい時間帯
 札幌市南区豊滝の国道230号の道路脇で7月17日夕、本紙のカメラマンがヒグマの雌1頭の写真を撮影した。クマは上体を起こし、国道の北側を流れる豊平川方面から道路を渡ろうと左右を見るそぶりをしたが、すぐにやぶに戻り、姿を消した。
 現場は開発局豊滝除雪ステーションから札幌中心部方向に約500メートルの地点。交通量が多く、直後には歩道をジョギングする人や自転車で通り過ぎる子供もいた。近くで果樹園アルシェフェルム(豊滝1)を営む小仲(こなか)美智子さん(71)は「クマ対策の電気柵を昨年から使っているが、こんな明るい時間に出るとはびっくり」と驚く。

国道230号沿いに姿を見せ、横断するそぶりを見せたヒグマ
=7月17日午後4時40分ごろ、札幌市南区豊滝(西野正史撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 今朝、道新の朝刊を見て驚きました。
 札幌の国道230号線は私もよく通ります。
 札幌から定山渓に行く途中です。
 まさか、
 国道の横に熊が仁王立ちとは、
 ほんとうに驚きました。
 札幌市も本格的にクマ対策をしないと事故が起きます。
      ■         ■
 北海道新聞社の西野正史さんは、
 よくお名前を見かけます。
 プロの報道カメラマンだから、
 一瞬のシャッターチャンスを逃さず、
 みごとに撮影できたのだと思います。
 私だったら、
 あっクマだ
 …とあわてている間にクマが見えなくなりそうです。
      ■         ■
 うちの奥さんにプロポーズした後で、
 北海道は熊が出るからダメ
 …と亡くなった義父から言われたそうです。
 (私に直接ではなく娘の家内にです)
 その時は、
 僕は今まで熊に道であったことはない。
 大夕張で熊が出て集団下校はあったけど、
 道で熊に襲われた人はいない。

 …と説明しました。
      ■         ■
 ところが、
 結婚して30年後の2011年に、
 札幌に熊が出ました
 熊はこわいです。
 私たち形成外科医は、
 熊による顔面外傷を診ることがあります
 熊による外傷は大変です
 札幌市は被害が出ないうちに熊対策を強化すべきです。

“クマ仁王立ち 札幌の国道脇”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ