院長の休日
携帯の料金2014
昨日の院長日記、
シムフリーiPhoneに、
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
日本の携帯会社は新規顧客を獲得することばかりに力を入れ
従来の利用者をもっと大事にしてほしいと思います。
まったく同意見です。
どこの販売店に行っても、
優遇されているのは、
MNPばかりです。
(Mobile Number Portability:他社からの移動)。
■ ■
携帯電話会社は、
たくさんのお客さんに、
長く自分のところの電波を使って欲しいです。
端末を販売する時に、
一括ゼロ円や、
現金キャッシュバックをして、
とにかくお客さんを集めようとしています。
消費税UP前の、
今年の春がひどかったと報道されています。
■ ■
高いお金をかけて集めたお客さんを、
なんとか逃がさないようにしようと、
解約すると、
端末代金の未払い分も含めて、
高額の違約金が請求されることがあります。
契約者本人が亡くなって、
解約しようとしたら、
違約金が発生すると言われた人を知っています。
■ ■
2014年春に、
多額の現金をばらまいて、
顧客獲得をする商法がひどかったので、
その後、国が対策を講じました。
2015年には、
日本で販売される携帯やスマホは、
シムフリー(sim free)にするように、
国の方針が出されています。
■ ■
2015年からは、
現在の料金体系が変わると私は予測しています。
実際にはどうなるかわかりませんが、
私は同じ端末を、
長く使う人が増えるように思います。
現在の日本のやり方が、
全部悪いとは言いません。
iPhoneの普及にも貢献したと思います。
■ ■
私が腹立たしいのは、
実質ゼロ円とか書かれていて、
毎月ぜろ円でiPhoneが持てるのかと喜んだら、
今までより高額の、
無料通話料金が必ずついてきて、
情報料が2G(にぎが)までの安いプランで契約したら、
あっという間に2Gを使い切ってしまい、
低速になった…
そんなことになりそうな料金体系です。
■ ■
これじゃ、
9800円の二重埋没法と同じです。
美容整形の、
いんちきキャンペーン料金と同じです。
携帯電話会社や、
携帯電話の販売店で働く人には、
iPhoneの使い方を教えてあげたり、
設定を手伝ってあげたりという仕事があります。
■ ■
私は、
適正な料金を、
わかりやすく表示することが必要だと思います。
若い人が、
iPhoneやスマホを使うことは、
いいことだと思います。
わかりやすく
使いやすい料金体系にしていただきたいです。
一括0円で購入したのに、
毎月1万円近い支払いは大変です。
若い人なら5G(ごぎが)はすぐに使ってしまいます。
きっと問題になります。
なんとかしてほしいです。
院長の休日
シムフリーiPhone
昨日の院長日記、
iPhone6を見てきましたに、
なっちゅんさんからコメントをいただきました。
シムフリーと言われ始めたのがわかりません
新しい言葉が次々と登場します。
東京や大阪のアップルストアで、
中国人が買っているのが、
sim free iPhone(しむ_ふりー_あいほん)です。
■ ■
私はdocomoがiPhoneを発売する前、
カナダのシムフリーアイホンを使っていました。
ネットで調べて購入し、
docomoのシムカードを入れました。
ドコモの電波で、
カナダから来たiPhoneを使っていました。
快適に使っていましたが、
いつまでたっても正式に発売されないので、
とうとうauのiPhoneにしてしまいました。
理由はdocomoの維持費が高かったからです。
■ ■
2014年9月現在、
中国本土では、
まだiPhone6を販売していません。
日本でsim freeの本体を買って、
中国に持って行って、
中国の通信会社のsimカードを入れます。
こうすると中国でiPhoen6が使えます。
円安効果もあって、
日本で買うと割安なのだそうです。
■ ■
sim(しむ)というのは、
シムカードのことです。
携帯電話の電池の奥に入っている、
金色に光った小さなチップです。
Subscriber Identity Module Cardの略です。
携帯電話の番号などの情報が入っています。
このカードがなければ、
携帯もスマホも使えません。
■ ■
シムフリーiPhoneはアップルストアで売っています。
シムフリーだったら、
日本でも、
海外でも、
カードさえ交換すると使えるはずです。
日本でもこれからは、
simフリーが普及すると思います。
2015年からは国の方針で、
シムフリー化が進むようです。
院長の休日
iPhone6を見てきました
2014年9月19日金曜日に発売になった、
iPhone6を見てきました。
iPhone5が発売になったのが、
2012年9月でした。
月日の経つのは早いものです。
不景気な北海道でも、
売り場は混んでいました。
■ ■
2年前にはなかった、
docomoのiPhone6が売っていました。
docomo
au
softbank
携帯3社のiPhone競争です。
ヨドバシカメラ札幌を見る限り、
softbankが一番人が多く、
一番人が少なかったのがdocomoでした。
■ ■
私は18年近くドコモユーザーです。
今でも非常用のガラケーはdocomoです。
でも、
iPhoneはauです。
私は新しいものが好きですが、
iPhone6は買いません。
理由は通信料が高すぎるからです。
■ ■
けちながんこおやじに言わせると、
何を今さら、
どこへかけても通話料無料ですか?
スマホになってから、
無料通話分がなくなりました。
LINEという便利なアプリができて、
じじいでも通話はLINEです。
ただでよく聞こえます。
■ ■
腹立たしいことに、
携帯各社とも通話無料の基本料金は2,916円と同額。
使う情報量によって、
2G(にぎが)とか
5G(ごぎが)とか
8G(はちぎが)とか
料金がUPする仕組みです。
通話が無料でも、
情報量が高すぎです。
■ ■
私みたいに、
自宅でも職場でもwifi(わいふぁい)の人は、
情報量は2G(にぎが)もあれば十分です。
若い人で、
自宅にwifi(わいふぁい)がない人は、
8G(はちぎが)でも足りないと思います。
auは7Gまで使えて、
無料通話がないプランも使えるようですが、
docomoにはありません。
■ ■
いくら、
家族でドコモに帰ってきてぇ~
戻ってきてぇ~
…とドコモが叫んでみても、
そう簡単には戻れません。
来年からは、
国の方針でsim free(しむふりー)になります。
どこの端末でも、
simカードさえ換えれば
同じ端末が使えるようになります。
そうすると…
通信料金がまた変わると思います。
当分は様子を見ることにします。
院長の休日
院内のラベンダー2014
札幌美容形成外科の院内に飾ってある、
ラベンダーを新しくしました。
開院以来、
何度か交換しています。
最初は、
自分で育てたラベンダーでした。
残念なことに、
今はマンション暮らしなので、
今年のラベンダーは購入しました。
■ ■
今年のラベンダーは、
中富良野の彩香の里、
佐々木さんから購入しました。
乾燥したラベンダーを買い、
私の86歳の母が、
葉を落として、
束ねてラップに入れて、
リボンをつけてくれました。
■ ■
ばあちゃんに感謝です。
売っているのと遜色がないくらい、
きれいにできています。
86歳なのに、
すごいと思います。
ラベンダーは、
よい香りがします。
いやされます。
札幌美容形成外科を受診したら、
ばあちゃんのラベンダーを見てください。

医学講座
テープのかゆみ
傷に貼るテープに、
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
傷に貼っていましたが、
痒くて我慢できず、
1ヶ月も貼りませんでした。
きずに貼るテープによって、
接触性皮膚炎になる方がいらっしゃいます。
■ ■
テープによるかゆみもさまざまです。
テープの周囲まで、
真っ赤になってしまう人もいれば、
ちょっと痒い程度の人もいます。
テープの糊が原因のこともありますし、
素材が原因のこともあります。
■ ■
貼り方が間違っていることもあります。
きずを寄せるようにと説明されたので、
ぎゅーっと
引っ張るように貼る
…のはよくありません。
昔、私自身が間違っていました。
そうすると、
テープによって水ほうができます。
■ ■
水疱ができるほど強く貼ると、
テープによって表皮がはがれます。
表皮剥離(ひょうひはくり)と言います。
これはテープによって、
皮膚が機械的にはがされてしまい、
その結果として水疱ができたものです。
貼り方を、
ひっぱらないようにするだけで
かゆみが改善することがあります。
■ ■
かゆくなりにくいテープもあります。
紙のテープではなく、
キズパワーパッドのような製品もあります。
難点は、
紙のテープの何倍もすることです。
エアウォールUVは薄くて目立たないですが、
キズの緊張を取るために使うには、
薄すぎて向かないと思います。
かゆくて貼れない人は、
先生に相談してみてください。
医学講座
きずはぬらしても大丈夫です
古くから、
手術をした傷は消毒をする。
傷をぬらしてはいけない。
ばい菌が入って化膿する。
…という考えがあります。
滅菌や消毒という概念がなかった時代、
手術後は感染との戦いでした。
■ ■
昔は、
手術用手袋というのがなく、
手をブラシでごしごし洗って、
手術をしたそうです。
清潔と不潔
消毒と滅菌
…という2007年の院長日記に書いてあるので、
興味がある方は読んでください。
■ ■
医学が進歩した現在でも、
感染は外科医の脅威です。
レーシック手術でトラブルを起こした、
銀座眼科(現在は閉院)も、
滅菌が不十分だったため、
感染を起こしたのが原因でした。
■ ■
それじゃぁ~
やっぱ、
先生、きずわぁ~
ぬらしたらだめなの?
…という疑問があると思います。
形成外科の先生が、
ていねいに縫合したきずは、
シャワーで洗ってぬらした程度では、
感染することはまずありません。
■ ■
きずがくっつくには時間がかかります。
手術直後は腫れが出ます。
赤くなって痛いです。
炎症(えんしょう)のためです。
でも…
痛い時期が過ぎて、
炎症もなければ、
きずをぬらして洗っても大丈夫です。
■ ■
手術創からは血が出ることもありますし、
滲出液(しんしゅつえき)が出ることもあります。
きずを治すための反応です。
血液や滲出液を洗い流して、
きれいにしてあげると、
きずはきれいに治ります。
私は軟膏を塗っていただいています。
■ ■
やってはいけないことは、
きずをひっぱることです。
くっついていないきずに、
力をかけて引っ張ると、
せっかくくっついた部位が離れてしまいます。
洗う時はそっとやさしくです。
■ ■
手術後のメイク
手術後の付けまつ毛
…という2011年5月の院長日記を読んでください。
抜糸しても、
キズは完全にくっついてません。
完全にくっつくには…
3~6ヵ月もかかります。
その間に無理な力を加えると…
キズが目立ちます。
濡らしても構いませんが、
そっと優しく洗ってください。
医学講座
傷に貼るテープ
昔、形成外科研修医だった頃、
最初に先輩から教わったことです。
抜糸をしたら、
傷にテープを貼る。
最低3ヵ月は貼る。
傷をきれいに治すため。
患者さんにもそう説明していました。
■ ■
3M(すりーえむ)という会社の、
マイクロポアというテープを使います。
何種類かありますが、
茶色の、
ロールになったテープが一般的です。
保険外なので、
大きな病院では、
売店で販売してもらっています。
■ ■
美容外科では、
この茶色のテープを貼ることが少ないです。
理由は、
目立つから、
テープを貼る必要が少ない部位を切るからです。
形成外科でも、
眼瞼下垂症手術の後には、
この茶色のテープはめったに貼りません。
■ ■
眼瞼下垂症で切開する部位は、
二重のラインに沿って切るので、
傷が目立ちにくいからです。
美容外科で切開をする部位、
隆鼻術なら鼻の中を切ります。
鼻の中にテープは貼れませんし、
貼る必要もないです。
■ ■
美容外科でも、
見える場所に傷ができることがあります。
目頭切開や、
目頭切開修正術の後です。
特に修正手術後には、
一時的に傷が目立つことがあります。
その部位に、
傷が安定するまでテープを貼ります。
■ ■
テープが目立つからといって、
先生の指示に反して
テープをはがさないでください
せっかく修正手術をしたのに、
また傷が目立つことがあります。
線状痕の手術
…という2008年8月17日の院長日記に書いてあります。
時代が変わっても、
キズを治すのが難しいのは変わりません。
一つひとつ、
手作業で丁寧にキズを治すのが
形成外科医の仕事です。
地味で根気がいる仕事です。
医学講座
税込価格です
2014年4月に消費税が8%に上がりました。
これだけでも大変なのに、
北海道では電気料金が上がる可能性があります。
灯油価格も、
ガソリン価格も、
円安のためもあって、
みんな値上がりしています。
■ ■
以前は、
税込表示が義務付けられていました。
消費税増税前に、
税抜き表示が認められました。
困るのが、
買物の時です。
税込みでいくらになるのか?
簡単に計算できません。
■ ■
私の学生時代、
本間家は貧乏でした。
スーパーのレジで、
お金が足りるだろうか?
病院の受付で、
お金が足りなかったらどうしよう…?
よく思っていました。
■ ■
北海道は不景気です。
電気料金と、
灯油が値上がりしたら、
この冬は壊滅的になると…
私は予測しています。
札幌美容形成外科の経営も楽ではありません。
私の役員報酬は大幅に下がったままです。
他のお医者さんは雇えません。
■ ■
札幌美容形成外科の自由診療の価格は、
税込み価格です。
女性のレーザーフェイシャルは9,600円です。
まつげ育毛剤のルミガンは5,000円です。
女性用パントガール1箱90錠9,500円
90錠6箱:54,000円
(6箱で1箱9,000円)
男性用プロペシアは1箱28錠7,800円、
28錠6箱:45,000円
(6箱で1箱7,500円)です。
8%になって変わったものは、
もともと外税表示だった料金です。
HIV検査料は1,050から1,080円になりました。
生命保険の診断書料も、
一通5,250から5,400円となりました。
■ ■
正直に申し上げて、
税込7800円のプロペシアは、
本体価格が
7222円です。
6箱買うと税込7500円です。
本体価格は、
6945円です。
経営的にはかなり厳しいものがあります。
なんとかこの価格を維持したいと、
がんばっています。
院長の休日
敬老の日2014
今日は敬老の日です。
休診日なので、
朝からTVを見ていました。
若い人が、
娘さんがお父さんと、
息子さんがお母さんと、
LINEをしているのを見ました。
■ ■
うちは、
私たち夫婦も、
86歳の私の母も、
80歳の家内の母も、
LINEを使っています。
画像も送れるし、
通話料無料ですし、
便利です。
■ ■
敬老の日、
今年も特別なことはしません。
LINEでメッセージを送りました。
電話もちょっとしてみました。
気がついたら自分は還暦。
65歳以上を高齢者というそうなので、
なんと!
あと5年で高齢者です。
■ ■
60歳になっても、
仕事ができることに感謝し、
無理のない範囲で、
自分の身の丈に合った仕事をします。
朝日新聞、元記者、
高橋賢司さんの、
がんと生きる、
⑤後悔の念
…に書かれていました。
■ ■
大腸がんと分かった後だったが、
ベテラン看護師から次のような話を聞いた。
「40代になったら内視鏡検診を受ける。
大腸がんは進行が遅いから異常がなければ次は3年後」
言葉が、ずしりと響いた。
過去に一度も内視鏡検診をしていなかった。
告知を受けて以来、後悔の日々だ。
自分も内視鏡検査を受けようかと考えました。
新聞はためになります。
60歳になった敬老の日の思いです。
医学講座
がんと生きる◇高橋賢司さんのコラム
私が必ず読んでいる、
朝日新聞北海道版のコラムです。
元朝日新聞記者の高橋賢司さんが書いていらっしゃいます。
患者さんとして、
とても良い治療を、
良い先生に、
良い方法で受けていらっしゃいます。
医師としても参考になります。
■ ■
ネットでも読めます。
初回のコラムをご紹介いたします。
①青天のへきれき
■「まだ進行段階」に光明
まさに「青天のへきれき」だった。今年6月、思いもよらず「大腸がん」が見つかり、がん患者になった。64歳と8カ月だった。
それまで自分の健康を自負して仕事を続けてきた。そろそろ体にがたが来る頃かなと思っていたところに、医師から「がんの疑い」を告げられた。衝撃だった。がんと向き合う人生の始まりだった。
告知は、JA北海道厚生連の札幌厚生病院で受けた。診断名は「直腸がん、同時性多発肝転移」。詳しくは、こうだ。
大腸の肛門(こうもん)近くの直腸の内壁にぐるっとがんが巣くって腸管が細くなり、このままだと便が詰まって腸閉塞(へいそく)を起こしかねない。速やかに切除手術した方が良い。がんは直腸から肝臓へも遠隔転移している。こちらも切除しなければならない――。
がんの進行度を示す病期は最も進んだ「ステージ4」。「継続的に化学療法ができた場合、2年生存率50%」だった。
■ ■
家族同席で説明を受けた。転移がショックだった。しばらくは「そんなにひどいのか」という落胆と「どうしてこんなことになったのか」という後悔の念が交錯した。
がんは命を脅かす病気で、日本人の死因のトップだ。「不治の病」や「死」という言葉を意識してしまう。今では切除手術や術後の治療で完治する人もいるから「不治の病」は当たらないが、転移しているので、どうしても「命の限り」が気になる。
「ステージ4だと末期がんかなあ」と当初は勝手に思い、病室では「この先をどう生きるか、覚悟を決めなければいかんか」と内心は穏やかでなかった。
しかし、医師から「まだ進行がんの段階だ」と聞かされて光明が見えた。直腸がん切除後に肝がんの完全切除と抗がん剤による化学療法を続ければ、「術後5年以上生存33%の仲間入りも可能だ」と励まされた。
テレビのキャスターなどで活躍している鳥越俊太郎さんが、大腸がんと肝転移・肺転移の手術を重ねて今も健在なことを家族が買ってきた彼の著作「がん患者」を読んで改めて知った。これまでの検査で肺転移は見つかっていないが、肝転移までは鳥越さんと似たようなものだ。テレビで見る鳥越さんの元気な姿が、「生きる力」を与えてくれた。
鳥越さんに倣い、「がんを抑え込みながら共存する生き方」を目指すことにした。
■ ■
がんが見つかって1カ月余りが過ぎた7月初め、直腸がんの手術をし、肛門から10センチほど奥に巣くったがんを切除した。幸い、肛門は残り、手術後の傷の癒着もない。へそから下腹部へ縦に約20センチを開腹したが、手術から11日目に退院し、仕事に復帰できた。
退院から約4カ月の今も頻便などで排便のコントロールに難儀するが、時間の経過とともに元に戻りつつあり、普段の日常生活が送れるようになってきた。
気になるのは転移肝がんの今後だ。今のところ、肝臓以外に明らかな転移は見つかっておらず、切除可能な場所に肝転移の病変があるため、11月下旬に切除手術をすることになった。
■ ■
高橋賢司(たかはし・けんじ) 1946年、岩見沢市生まれ。65年に朝日新聞社入社。札幌で通算4回、このほか、千歳、釧路、八戸(青森県)で勤務し、2005年10月から岩見沢支局長。2006年10月の定年後も記者を続けている。
■ ■
■私の体験、考える素材に
日本人の2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで亡くなっています。
私も大腸がんが見つかり、手術を受けました。今は転移した肝がんの切除に向けて、抗がん剤による化学療法を続けています。
ずっと「がんは怖い」と思っていました。しかし、患者となり、日々進歩する治療を知ってから、がんに支配されず向き合うことが大事だと気づきました。
がんは早期発見がカギです。私は検診が遅かったので、完治は難しそうですが、早期に治療すれば治るがんが増えています。大腸がんもそうです。
私の体験を伝えることで、がんの早期発見や考える素材になればと考え、紙面に書くことになりました。まずは、がんの発見から手術の後までです。
(以上、朝日新聞デジタルより引用)
■ ■
はじめてコラムを読んだ時、
私とほぼ同年代。
岩見沢生まれ。
真面目そうなおじさん。
でも、
ステージⅣ
肝転移
厳しいなぁ~
…というのが実感でした。
■ ■
毎日連載されるのではないため、
コラムを見つけるたびに、
お元気だったんだ
…と安心して、
興味深く内容を読んでいました。
主治医の転勤に合わせて、
北海道内の病院を受診される姿に、
思わず、
先生を信じてがんばってください。
…と応援していました。
■ ■
新聞記者は、
字を書くのが商売
字にするのが商売
無駄のない文章で、
的確に病状を表現していらっしゃいます。
長万部町にある秘湯「二股らぢうむ温泉」
…の話しを読んだ時には、
自分も病気になったら行ってみようと思いました。
■ ■
高橋賢司さんも、
今回の朝日新聞の事件は、
とても残念に思っていると想像します。
信頼を取り戻すために、
朝日新聞社にはがんばっていただきたいです。
新聞社ががんばらなければ、
日本は大変なことになってしまいます。
政治家など、
朝日が嫌いな人もいると思います。
私は朝日新聞社を応援しています。
がんばっていただきたいです。

高橋賢司さん
(朝日新聞デジタルより引用)